海外に訪れて、飛行機から降りたって、入国審査が終わり、
誰しもある程度、ホッとすると思う。
入国審査の係員は、仏頂面な人、威圧的な人、面倒そうな人、職務に忠実でたくさん質問してくる人など
いろんなパタンがあるけども、
入国審査の様な場面は、日常生活であまりなく、そして何度やっても
いつも、若干、緊張する。
でも、海外旅行を楽しむために来ている私たちは、そうそう怪しまれることはない。
そのあとの、税関申告、CUSTOMS、カスタムのエリアの方がよっぽど大事で、難しいことがある。
食品の持込みがうるさい国
アジアだとあまり言われない気がするが、
アメリカ、オーストラリア、チリなどは、
食品、食べ物の持込みが厳しい。
農業大国であり、害虫、病原菌の持込みを阻止するためなど、
正当な理由がある訳ですが、
アメリカでは機内食のサンドイッチやオレンジ、リンゴ一つでもみつかると、
別室に連れていかれる。
正直、私自身は、別室に連れられたことがないけども、
参加者が連れていかれてしまい、
そこには、入ることはできないので、
乗り継ぎ時間がないのに、とても焦ったりしたことは多々ある。
別室送りにされないように、
「食品の持込みが厳しい!」ので気を付けて、
犬が来たりしてみつけられるからと、印象に残るよう説明しているつもりだけども、
持っていることを忘れてしまうケースが過去にあり、
食品、食べ物の持込みを気にしている国があるということを、
一度でも経験していれば、わかりやすいのですが、
そうでないと、さらっと聞き流してしまう方も多いので要注意です。
特に厳しい国 オーストラリア
オーストラリアは特に厳しい。
出入国の際の持込みについての案内がとても細かい。
食品だけでなく、薬、その他、様々なものに規定がある。
植物で出来ている製品の持込みも禁止。
プライベートで行ったシドニーで、
留学中の友人に頼まれた扇子の竹が引っかかって、
没収されそうになったが、
ごめん忘れていたと伝えたら、通してもらえた。
係官次第で、通ったり通らなかったりすることもよくある。
荷物検査は、非常に嫌がる方が多い。
スーツケースを開けさせられるだけで、嫌なのに、
中身をいちいち、ひっくり返して見られるので、
非常に嫌悪感が強くて、二度とオーストラリアに行かない、ニュージーランドに行かない、
という声も何度か聞いた。
アメリカも同じく、南米に行く際にどうしても経由することが多いが、
アメリカ経由はイヤだと言われる方は本当に多い。
100ml以上の液体物の持込みが禁止、というルールは、だいぶ浸透してきました。
それと同じように、食品の持込みが厳しい国があることも、覚えておいて損はありません。
そして、持ち込んでいいかわからない時は、先に見せるといいです。
虚偽の申告をすることで、思いのほか大きなトラブルになることもあります。
到着してすぐのトラブルは、旅の印象を大きく変えますので、
ルールは確認していくといいですよ。
国によってルールは異なります。
それをどこで確認するかというと、
外務省海外安全ホームページです。
どこを読むのかというと、安全対策基礎データです。
参考例としてタンザニアの情報のリンクをはります。
読むと、行きたくなくなるという人もいるかもしれませんが、
日本と違う海外、読むだけ読んで、
知識は持って出発することをおすすめします。