西アフリカに一度は行ってみたいと思っていたが、そんなチャンスが急にやってきた。しかも最初に考えた時は2025年今年のつもりだったが、話を詰めていたら10月が観察によいとわかり、私の体が空いていたので提案し、急遽行くことに決め動いたので、かなりバタバタなことにはなったが、結果的にこのタイミングで動いたのがよかった。
詳細は順序立てて書くと長くなるので全て省くが、初めての国、初めての手配会社に、特殊な手配を依頼(ウマヅラコウモリの観察)するのはかなりチャレンジで正直なところ旅がスタートするまでずっと心配でたまらなかったが、行ってみたらガイドとは心通じ合えなかったけど、ほかは120%いやそれ以上にうまくいき、依頼者の長年の夢を叶えることがお手伝いできた。観察地でコウモリの鳴き声が大音量で響く中、興奮と感動のお二人の会話が背後から聞こえてきて、本当にこの状況を強く長年思い描いていらしたことを感じ、そんな場にご案内できたことや、最高にハッピーなお2人とその時に一緒にいられたことに大きな喜びを感じた旅でした。2024年最もチャレンジングな旅になりました。
旅の記録は、どんな風にブログ内で残すのが面白いのか考えていて、色々やり方変えて試しています。今回は、あと2週間後に次の旅の出発前にいくつかの旅を全てアップしたいという理由もあって、写真を先にキャプション無しに出し、その後に、私的感想多めの(裏の)行動・観察記録をアップしてみる。
1日目 2024年10月16日 成田出発
1930集合時間
1830過ぎにカウンターに来たらもうチェックインは開始していた。早いエミレーツ。成田空港はあんまり混んでない。外国人ばかり目につく。早めについて何か腹ごしらえしようと思って珍しくうろうろしていたら「銀だこ」を見つけ、大好物なので食べた。お店で食べると油臭い匂いが自分についてイヤなのでテイクアウトして、ベンチで食べる。いつからあったのか?
早めに合流でき、チェックインへ。手荷物は計測されなかったけど、計測OK済みのタグがもらえた。とてもスムーズ
2020 66搭乗ゲートに到着、遠い。人もいない。
2142 エミレーツ航空EK319離陸
寒い、空調ききすぎ
ファンタスティックビースト見る。久しぶりに見たいと思った映画があった
2348夕食
昔はまったズーマーのゲームを久々にみつけて真剣にする
鳥図鑑みる
あと3時間のところで朝食が出て食べてから寝る
食事のメニューが配られたのは久々、機内販売もあり、クラッシックなサービスのエミレーツ。以前にも乗ったがこんなだったか?
機内食は、まあまあ口にあい、珍しく結構食べた
制服が変わってた
日本人アテンダントで楽ちん
毛布1時間前に回収→寒いのに
ヘッドセットも回収
〇〇ありますか? と日本語で日本人に聞いてるのに、「もちろんです!」の返事が気持ち悪いが、sureを訳して答える定型文なのは、会社の決まりなのか?
2日目 10月17日 ドバイ→ガーナ→シャイヒルズ
0440ドバイ着陸 時差マイナス5時間
セキュリティ受けた後、電光掲示板を見て移動。トランジットの表示はわかりやすいが、エスカレーターで上がり歩いて、巨大エレベーターに乗って上がり、歩いてまた巨大エレベーターで下がるみたいな移動をさせられる。同じ中東のドーハの空港のが動線に無駄がないし、お店もこなれている。元より成金なドバイ空港の雰囲気を感じてはいたけど、わかりやすいお金持ちのイメージを具現化した空港なのかと改めて思った
0510にはアクラ行きの便のゲートB20に到着。ドーハの空港はアナウンスしないと事前に機内で知ったが、ボーディングタイム前に「アクラー!」と声かけがあり行くと下のフロアへ移動を誘導され、さらにそこで待つ。そこは既に西アフリカな空気感で、じろじろ見られる。久々の見せ物感、でも以前ほど気にならない。むしろ見られたら、自分もじろじろ見返してしまう。タンザニアや南アフリカと違う黒人。女性だけが特に大きい、伝統服着てる人多い。男性は小柄な人が多い、私の知ってるアフリカ人とだいぶ違う、西アフリカに向かう臨場感が高まる。待合場所は、広く、イスも多く、かつ広いトイレも時間もあったから、歯磨きして顔洗ってスッキリしてから搭乗でき大変気持ちよかった。
最終的にゾーンごとに呼ばれて搭乗。元々は、ドバイでの乗り継ぎ時間が1時間半と短くて、乗り継ぎができなかったらイヤだなと心配していたが、楽々だった。早着と遅延を見込んでのスケジューリングかもしれないが、トラブルなくてラッキー
0657ドバイ離陸 EK787
0743朝食
時差マイナス4時間
1100アクラ着 定刻ジャスト曇り
降りる時にボーディングパスチェックされる アビジャン(コートジボワールの首都と後からGoogleMAPみててわかる)にこの後いくフライトだったからか?
乗る時はボーディングパスしか見なかったし、適当なセキュリティだったからか?
ガーナの空港、きれい、通路にアートも飾られてた。トイレもきれい。8月に行ったボルネオ島のコタキナバルよりずっと整っている。意外だった。アビジャンに行く人が多かったせいか、他のフライトがない時間帯だったのか、人が少なく入国までの手続きに時間かからずとても楽だったし、感じも良かった。南アフリカでは直接的に嫌がらせを空港係員からされたこともあったけど、アフリカに来たと思えない緊張感のなさで、拍子抜けした。入国カードも廃止されていた。最初にイエローカード見せて通過、その後、入国審査ブースへ並ぶ。指紋両手全ての指(4+1)をとられ、顔写真撮られる(出国時は右手のみだった)。電話番号を聞かれて、寝不足すぎて英語でどうしても言えなくて書いた。
その後、ターンテーブルへ。荷物が自分のだけなかなか出なかったけど無事出てほっとした。角が1箇所凹んでいたけど、MUJIの角に補強のない小型スーツケースだから仕方ない。割れてないから問題なし
外に出て、ガイドとすぐに合流。会社名の書かれたTシャツを着ていたので、すぐわかる。まずは、別の建物に両替に行った。レシートくれない 係員の態度は良くないが、封筒は置いてあった
100ドル→15,700セディ
1156空港出る
今回、メインガイドのほかに、コートジボワール人が研修中でサブガイドにつくと説明がある。後から知ったが25歳! 若い。そしてコートジボアールは、フランス語が母語。コートジボアールは、「コ(ッ)ジボァ」全然わからなかった
車はハイエースのような、バンタイプ 少人数だから楽々だけど移動が長いから、窮屈だったら大変
車は古いし、窓も古いせいで外がクリアに見えないけど、ツアー中ドライバーはよく窓を拭いてくれ、最も見える状態にはしてくれていた。欧米人のバーダーがよくきているから慣れているのだろう。でも何も言わなくても毎日きれいに清掃してくれることに感謝
ホテルまで1時間半位と言われたが、もっとかかる。渋滞次第なのはアフリカだけではないけど、ダルエスサラームの雰囲気を思い出す
ガイドは鳥、哺乳類、蝶のガイドが出来ると自己紹介。自分の英語力の問題も大いにあるが、発音に癖があって、かつ話が長くわかりにくい。自分に自信満々な40代男性で、伝えても自分の考えていることと違うと修正に時間がかかる。でも、無理強いはしないから助かったけど最後まで今回のガイドとは噛み合わず残念。互いに信頼できなかったからかな、いい勉強になった。
空港からの道路は普通に舗装路で全く問題ないし、車もたまにとても古いのが走ってはいたけど、比較的きれいなのが走ってる。想像していたよりしっかりした国かもしれない?と思う
ただ、物売りの人が道路まで来て、売りに来る。荷物は頭に乗せ、渋滞する地点で待っていて売りに来るがしつこくない。断れ慣れていて、イヤな感じがしないのがいい。路上の物売りで何を売っていたかというと、ピーナッツとコーン、洗剤、甘いもの・お菓子、飲み物、ペットボトルを再利用した何かの飲み物、ズボン、布、雑巾(車の汚れ取りだった。買って即使った人がいて判明)
トサカゲリ 群れで遠くに飛ぶ
渋滞が、かなりひどいが、いつもそうだと言われる。接触しそうな位、突っ込んでくるが、みんな上手いからぶつからない。この状態を見ていると、日本で運転するのが簡単に思えてくる。雨ふっていたら道も車もより荒れそうな雰囲気
路上の物売りが多くて目についた
1327バブーンが道路に出てる
1333右折したら道が急に穴ボコだらけの未舗装路になり、穴避けて蛇行しながら走る。私道なのか今までの道との落差がかなり激しい。一気にマダガスカルの悪路みたいになる
ワライバト 尾羽脇白い
1347到着 ストーンロッジ
結局、1時間51分かかる 誤差の範囲かもしれないが、この渋滞は空港から東側に行くといつもとのこと
宿のレセプションで、予約がないと、チェックインにやたら時間がかかる。結局あったけど、会社名で予約してあって、名前での予約でなかったからと説明はあったけど、いったい何年この仕事をしてるの2人ともと思う。
その間、鳥見て時間を過ごすが、あいにく天気の問題で条件が悪く、光がなく色が見えない。かつ、あまり寝てないから目の焦点も合わない
ハゴロモシチホウ(ブロンズマナキン)
1430やっと部屋に行けた
自分だけ小腹が減ったと言ったら、食べていいよと言われたので、注文してから部屋へ移動。部屋へのルームサービスは料金1.5倍と言われ、自分で払うわけじゃないけど外のが気持ち良いのでオープンレストランで食べることにする。40分かかると言われたけど、15時ごろにもう出来たよと部屋に呼びにきてくれた、優しい
15-16 1人で思いの外美味しかった手作りハンバーガーを食べて少し散歩。思いがけず美味しいと、より美味しく感じる
ホンセイインコ
部屋に戻り、お湯が出るのを確認してからシャワー浴びる。水量も悪くない、部屋はシンプルだけど、必要なものはしっかりあるし、水もビックサイズのペッドボトルが置いてあり、ガイドも水をせっせとくれるので、ガーナに来たばかりなのに、すでに水がたまる。でもアフリカでは、水がたくさんあるだけで嬉しい。その後2時間寝る
1830夕食 ローカルフードに挑戦。量が多く、食堂が暗くて、よく見えないので説明はされたが知らないものは食べにくい。タロイモが沢山出されたが、一つしか食べられなかった。ガーナは、量がすごく多いのかもしれない(実際に多めだが、ここは特に多かった)
食後、近くでアフリカコノハズクが鳴いてるからライト持ってすぐチェックしにきたら、近くにガイドがいて、すぐ見つけてくれた。いい感じの夜
その後、夫妻とコウモリ散策へ敷地内を歩く。初日の夜は2種のコウモリに出会った
yellow wingeg badキバラアラコウモリ
2番目にご夫妻が見たかったコウモリ。北部にしかいないと車中でガイドに言われたばっかりだったが、お二人が見つけて、幸運にもしばらく観察、撮影もできた。独特な生態をもつコウモリと教わり、なぜそんなに見たいのか少しわかった気がした。しかもビジュアルもいい。可愛いし、色も独特でかっこいい。
ガイドもコウモリを全ての公園で探しつくしてはいないだろうと推測される。
フルーツバッド中型(種名不明)
2頭。緑の実を食べていた。オオコウモリ系の中型サイズ。大きくないオオコウモリは初めて見た気がする、小さいのはみんな超音波系のコウモリかと思っていた。コウモリのこと、海外の図鑑は買ったことなかったし、ほとんどよく知らない、俄然興味がわいてくる
2150観察終了
ヤモリ 部屋で見つけて撮影。もっとヤモリが部屋に出てくる国かと思ったが、今回はこの個体だけだった