ガーナ自然の旅 ウマヅラコウモリを求めて No.2

写真の後に行動記録が続きます。詳しくはNo.1からご覧ください。

3日目 2024年10月18日 シャイヒルズ保護区→カクム国立公園

0222毛布がなく、薄い布一枚のカバーだったので、うすら寒くて目が覚めるが、睡眠不足だったからもう一回眠れた。暑い国あるある? そんなに暑くないよな?と思ってご夫妻に聞いたら、2人の部屋には毛布があったと。忘れられただけらしい。ちゃんとチェックしよう私

0420目がしっかり覚め、起きる

0450アフリカコノハズク鳴いてる

0510アカショウビンの様な尻下がりな鳴き声(セネガルショウビンの鳴き声とあとで確認)

0520外は真っ暗。ドア開けたらすぐに荷物を取りに来てくれた

0527出発 鍵はドアに差したままでOKというラフさ 。南アフリカのBB風

0553-1048シャイヒルズ保護区 5h滞在

エントランス付近

ネズミガシラハネナガインコ 飛んでいく 数が多い

ニシキタイヨウチョウ 多い チッチチッチ鳴いてる

シロズキンツグミヒタキイ きれいな声で鳴いてて近寄ったけど姿見えず シャイな鳥

0635朝食(公園内の売店で用意させた風だった。ロッジは8時からしかできないというので早めに公園に来て探鳥してる間に)コーヒー、焼いたパン、焼いた玉ねぎの入った卵焼き、完熟パイン、バナナの素朴だけど、豪華な食事。

食べていたら、ローカルガイドが出勤してきて、目的地へ通ずる道の状態を確認。ぬかるんで四駆で行っても昨日大変だったというので、行けるとこまで行って、あとは歩いて洞窟へ入ると説明される

0654 車に乗って移動開始

タンタロスモンキー Tantalus Manky(ベルベットモンキーグループ ガイドはグリーンモンキーと言ってた)

フタツケヅメシャコ86 数回出る

セネガルバンケン若

0710道路にカメ Hinchi Back Turtul メス

0718道路にカメ テラピン

ハイイロコサイチョウ

ハイイロエボシドリ

コープ 茶色の四つ足

ハイイロエボシドリ グループ 雄もいた

0740ムラサキエボシドリ

0748ダルマワシ

コープ グループ メスと子供

ホロホロチョウ 群れで飛ぶ

ムナフヒタキ264

キムネツメナガタヒバリ218メス

アオハラニシブッボウソウ182

0817 道が悪いのでクルマを降りる

0825歩き始める

0828フタツハバシゴシキドリ196

Sayu cave サユは民族トライブの名前 奴隷狩りから逃れて住んでいた 穴の中に隠れ、岩を切り、人が来たら大きな岩を落として殺し逃れていたという

洞窟への道に入り

キバラヤブチメドリ290 声のみ

ゴマダラアオゲラ204声のみ

メガネヒタキ268ガイドのみ

0856

mountain tomb bat エジプトツームコウモリ

人工物の壁が好き、墓地が好きなサシオコウモリ科のコウモリで、移動能力高い。細くて長い翼をもち移動能力が高い。森の中、狭い場所を飛ぶのは無理だけど上空の開けている場所を飛んで大きめの虫を捕る コウモリは口を開けてヨタカみたいには虫を食べない。被膜で虫をキャッチしてから食べている。お尻の方の膜で包んで、頭突っ込んで丸まって食べる。または、翼の方で包みこんでから、食べる

低い超音波は遠くまで届くのでサシオコウモリ系は低いのを使う。解像度がひくい(小さい虫はわからない)けど空気中の抵抗を減らせるので、遠くまで超音波を届けられる。ゾウの低い声が遠くまで届くのと一緒の原理と教えていただく

洞窟のてっぺんの隙間に20.30匹いるのか?

コウモリだけどカニみたいな動きに見える、キクガシラコウモリの仲間の特徴 腕立て伏せみたいな体勢をしてる

昼間に照らされて嫌なら昼間でも外に出てしまう個体もいる。それで、捕食者にやられることもある

だからご夫妻はコウモリをディスターブなるべくしないように配慮して常に観察しているというが、海外でガイドがいるとその限りでないと心を痛めていた。海外だと繁殖期の情報も定かではないので、子を抱っこしている時期は日本では観察を避けているが、そういうことができなくて不本意な結果になることもあると。配慮したいのに情報が不足しているとそれも難しいことを知る

帰り道に、一頭がわかりやすく近い場所の岩に張り付いていた

岩でできた洞窟から出て外に戻る

アオガシラタイヨウチョウ278

キンイロオオムシクイ256

クロオウチュウ294

0928 洞窟入り口の看板前にに戻る

ニシキタイヨウチョウ282

エリフセッカ

0940チョウ5種 全部スワローテイル 道路で給水している

Papilio chrapskowskoides nurettini

Papilio sosia

ガイドの持っていた冊子の蝶図鑑で種名のわかった2種

クチブエセッカ252

0950車にもどる

0958アオハラニシブッボウソウ。お腹が本当に青い。飛んだらきれいだった

キムネツメナガタヒバリ雄遠く

1000モニターリザード水たまりに。この後3匹いたがどれもすぐ隠れる、無茶苦茶速かった

1017バブン

1026保護区入り口に戻る

子供達の大型バス2台来て、走って私たちに寄ってくる子がいて先生がとめにきた。私達は彼らにとって変わった生きものだったよう

ニシキタイヨウチョウ

アフリカヒヨドリ

1048 ランチのフライドライスとチキンもって保護区を出発

1245-1315ガソリンスタンドでトイレ休憩とランチとショップ立ち寄り

炭酸ジュース買う35セディ コインが戻ってきた 1と2セディコイン

1533-1541 フルーツ屋で休憩。近くの木にオスのアガマがいた

Mankessim マンケシム(大きい町の意味)の町通過。西アフリカで大事な場所

3人の人物がやって来て、ここから別れて西アフリカを作ったとの言い伝えがある。ゾウとワシとクジラの像があって、陸空海のトップを表している。

1709到着宿

1830鳥合わせ

1900夕食

2000出発

2020予定の場所に来たものの、道路が掘り返されて通行ができず、行こうと思っていた場所に行かれないので、急遽、近くの森を散策

ポトー

アフリカヒナフクロウ160 African wood owl

アクンワシミミズク鳴いてたけど、すぐに行かけずにいたら静かになってしまいその後はみつけられず

2121車に乗って

2132宿にもどる

シャイ・ヒルズ資源保護区(公園の看板の案内抜粋)

ガーナで最も小さい保護区。1962年に46.7㎢の面積で森林保護区に指定され、1971年5月に資源保護区となった。保護区は1973年に51㎢に拡張された。西アフリカ沿岸の熱帯雨林帯が分断され、サバンナが広がる降雨量の少ない地域である。丘陵地帯は、最高峰が標高290mにそびえる一連のインゼルベルグ(大部分が摩耗した山)で、周囲を標高約60mのサバンナに覆われた平原が囲んでいる。

歴史的に、この保護区はAD1000年から1892年の間、ダンメ・シャイ族(Dangme-Shai)の先祖代々の故郷であった。

シャイ族はナイジェリアから徒歩で移動し、各地に定住した後、シャイ・ヒルズ資源保護区に定住した。 保護区の様々な丘には4つの部族が住んでいた。 すなわち、サヨ、マニャ・ヨ、アドウク、ヒウェヨである。 これらの部族は互いに独立していたが、互いに共通する非常によく似た文化を持っていた。彼らは資源を土地に依存し、侵略してくる敵から身を守るために丘陵地帯を利用した。彼らは狩猟採集民であり、その生活様式を自分たちの住む独特の環境に適応させていた。シャイ族は先祖代々の家で陶器やビーズを作るのが得意だった。

もともとシャイ族は「セー」と呼ばれていたが、イギリス人の発音が難しかったため、シャイと呼ばれるようになった。 彼らは1892年にイギリス軍によって様々な理由で丘から追放されるまで、自分たちのライフスタイルを維持することができた。

– 中央政府(イギリス)に税金を払わなかったこと

– 部族間の戦争への関与

– 物々交換のために保護区内の小道を利用していた人々を侵略し、罠にかけたこと。

追放され近くの町に移転したが、追放の際、シャイ族は神々を保護区から持ち出すことができなかった。 シャイ族の最も重要な神社の多くは、保護区内にある。各一族は年に一度、先祖に敬意を表するためにこの公園を訪れる。

普段は、公園の説明等を写真を撮っても帰国後に翻訳してまで読んだりしないが、この地は黒人奴隷の隠れ家的な場所でもあり、ガイドからはガーナ人の奴隷狩りの人から逃れるために洞窟に住んでいた。人狩りから身を守るために洞窟内の上から岩を投げて殺したという話を聞いた。奴隷狩りの歴史について、史実もほとんど知らないし書籍を手に取ってみたくなった。実際に訪れると感じることは沢山あって、知りたくなることは多数出てくるが、すぐに調べるまでに至らないことが多い

メッセージ

世界のフィールドを歩き生きてきた私は、移動して自分の知らない世界とつながり、自然や生きもののエネルギーでパワーチャージをしています。クリアな自然の中に身をおき、動植物を感じようとすることは、自分のコアな部分につながり、瞑想しているような落ち着いた時間を過ごすことができます。私とそんな時間を共有してみませんか。

この記事を書いた人

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橋場みき子

生きものと世界の大自然、旅や愛爬ヒョウモントカゲモドキ、ときどき娘のことなど書いています。動植物大好き、自然の旅案内人として、知人・友人に案内しています。2020年3月まで世界の動植物に会いに行く旅を手配・案内する生活をつづけて20年以上、1年に地球5周を移動するような生活でしたが激変。2021年9月私は生きものとのつなぎ人と自覚し復活。鎮まりながら多動し、今日も生きています。

イベント情報

イベント情報

ただいま、オンラインで、zoomを使ってイベント開催中です。リアルなイベントは、様子をみながら再開を検討します。

国内で観察撮影した写真を見ていただき、その時の様子をお伝えしています。

みなさん、ぜひ一度お気軽にいらしてください。

生きものや自然、旅の話でおしゃべりしましょう。

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