ボツワナのオカバンゴ川沿い、パンハンドル(フライパンの柄のように細長いエリア)で今年はハサミアジサシを多数観察しました。
2年前にはいなかったはず。
今年は水位がかなり下がり、例年より砂洲がたくさんできて、ここでも繁殖できるから多数きているのではないかと推測。
そして、前回来た時の船頭さん(兼、ローカルガイド)より、はるかに船の操縦がうまくて、観察も撮影もしやすい。
生き物を見る時の乗り物の運転技術は、見れるか見れないかを大きく左右する。
ちょっとした、タイミングや気遣いが大きく満足度を変える。
こちらが何も言わなくても、全てを理解して察して動いてくれる人だった。
下手な時は、指示を出すこともあるが、伝えてもできないことのが多い。
生き物観察・撮影は瞬間的なことも多いので、その一瞬が見えなかったら楽しめない。
みな違う位置に座っていて、船に乗っている場合は川の流れがあるので、車の様に止められず、その調整が各段に難しい。
船に乗っている全員が対象物が見えているかどうかを見渡して、エンジンを入れたり切ったりを繰り返し、船の操縦をするというのは、かなりの技術を要する。
素晴らしい技術の持ち主だった。
お陰で、いいものを撮影した。
アジサシのお腹の下にヒナがいた。
こっちを見てる。
撮れたことは現場確認して船上で気づいたけど、撮影している最中は気づいていない。
そこまでよく見えてなかった。
かわいい。
船の上は、動くので、ピントがあいにくい。
カメラのお陰、レンズのお陰で撮らせてもらっている。
そして、現地ローカルガイドのお陰でこの一瞬を切り取れた。
みんなに感謝。
昔、SHINRAという大好きな雑誌があって、『今月の超かわいい!』という好きなコーナーがあった。何度も見ていた。
1回ツアーに行くと、かなりの枚数を撮影するが、『私の今回の超かわいい!』は、これだ。