自分の行く海外は、先進国ではない。
でも、どこでも通信できるよう、繋がれるようになることを少しずつ覚えることをいま目標にしている。
カッコよく言うと、世界のどこにいても、仕事が出来るようにしたい、不自由でない状況を作りたい。
本田直之さん、四角大輔さんの『モバイルボヘミアン』を読んだ時に、女性版でこうなりたいとふと思った。
そして、今まで避けてきたITについて、積極的にトライしていこうと思った。
四角さんが利用している、モバイルルーターのレンタルサービスを初めて借りて、ペルーアマゾンに行ってみた。
しかし、ほとんど繋がらず、使えなかった。
行く前に繋がらない可能性がありますと言われたが、まぁ大丈夫だろうと思っていたが、ホントに使えなかった。
宿のフリーWi-Fiが細ーく繋がったので、そちらを利用した。
そして、今回ナミビア&ボツワナに行く時に、ほかのよく名前をきく会社でレンタルを依頼した。
そうしたら、「繋がらない可能性が高いです。」と連絡があり、「キャンセル料なしでキャンセルを承ります。」と言われた。
2万円近い金額で、試す気にはなれず、アドバイスされた通り、キャンセルした。
こういうことって、ひとつひとつ試してみないとわからないと思った。
私がしたいと思っていることは、そんなに簡単なことでないということもわかってきた。
目的地の問題なんだと思うが。
よく一緒に旅をする、一年の3分の2は世界のあちこちに行く信頼おけるガイドに相談した。
そうしたら、「モバイルルーターを使う意味がわからない。」と。
「SIMカード使えばいいでしょ。」と。
「ただ、SIMカードは外国人だと買えない国、登録が難しい国とかあるけどね。」と。
海外の今の宿では、free wi-fiは、ほぼ普通にある。
アマゾン川沿いでもある。
オカバンゴ川沿いでも使えた。
辺鄙な国、場所こそ使える。
でないと隔絶された世界になるから、より必要なんだと思う。
レセプション付近やある場所だけでしか使えない宿も多いが、部屋でも使えるところもある。
ただ、電気が来てなくて使えなかったり、電気は来てるけど使えない、繋がらないということもある。
タンザニアで電気がまだ使えない時間帯に「ネットが繋がらないんだけど、どうしてかなぁ?」と言ったら、
「電気がまだないからね~。」と言われ、あぁそうよねと気づいた。
電気がいつも使えないことには慣れているが、そんな時はネットも使えないということに頭が直結していなかった。
あたりまえなんですが。
こんなことも私は1個ずつ失敗して覚えています。
海外では、メールのやり取りと、Facebook利用、ブログのアップと3つのことしか今のところ使っていない。
2段階認証をしてブロックを強くし、ブログはhttps化したので、とりあえずは大丈夫そうと。
いろんな国でそれぞれ覚えていくのは、道は遠そう。
でも、すでに、去年の私と全然違う!
新しことを習得するのって楽しい。
と最近は思う。
新しいことにトライするのが大嫌いだったのは、
オーバーフローしてて、新しいことを許容する余裕がなかっただけだと気づく。
「旅するように働き、生きる」
「旅するように働き」は実現していたが、生きてはいなかった。
むしろ、死んでいた。
これから自分の形をさぐって作っていきたい。
すごくワクワクする。