アイスランド、ニューファンドランド島で見られるパフィンは、ニシツノメドリ

アイスランドのパフィン

海外の鳥で、日本人によく知られているものはそう多くありませんが、和名より英名のが通りがいい鳥の筆頭に、コスタリカのケツアールと並んで、パフィンがいます。

和名はニシツノメドリというのですが、鳥好きな方でなくても、わりとよく知られている鳥です。

私も、この鳥、可愛くて好きです。

アイスランド、カナダのニューファンドランド島、ラップランド(ノルウェー)で見たことがあります。

鳥との距離が近いのは、アイスランド。崖下を覗き込むようにして、ほんとに手の届く距離、すぐそばで見たこともあります。でもかなり怖かった。

写真のパフィンも比較的近くて、のびのびしているところを見せてくれました。

数が多いのは、東部カナダのニューファンドランド島。

大繁殖地で、空一面飛んでいるのがパフィンという場所。パフィン好きなら一度は訪れる価値があります。

数が多いので、間近に飛ぶところ、泳ぐもの、けんか、求愛、そしてオオセグロカモメにヤラレテしまったシーンなどを見たこともあります。数が多いと、いろんなシーンを見るチャンスがあります。

ラップランドは、春分の頃にしか行ってないので、まだニシツノメドリは、海上遠くに、顔の白くない時期で、あれが冬のパフィンかと確認。

そう、この鳥、写真やテレビなどで見かける時は、顔が白いですが、冬場は白っぽくなく、グレーなので、かなり地味にも見えます。白い時は、繁殖時だけなんですね。

そして、ニシツノメドリのほかに、ツノメドリという鳥もいて、どちらもパフィンとつくのですが、ヨーロッパにいる方はニシツノメドリ(Atlantic Puffin)、アラスカや太平洋側にいるのがツノメドリ(Horned Puffin)
です。

嘴の部分が黒いところが有るか無いか、が大きな違いですが、まぁ、普通にみたら同じように見えると思います。ちなみに黒いところが有るのがニシツノメドリ。

☆今日は一日暑かったので、涼しくなる写真のセレクト。アイスランドのニシツノメドリでした。オレンジの嘴の根元が蛇腹になってて、たくさん魚が挟めるようになっています。

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橋場みき子

生きものに出会うために自然の旅に出かけてその環境の動植物を観察してメンバーと気づきを共有し楽しむのがライフワークです。自然の旅はリクエストに応じてご案内もしますし、自分が行きたい場所、出会いたい生き物の情報がが入ってくれば、声をかけて二人でも、いなければ一人でも出かけます。今年は新しい情報、人との出会いが多く違う世界が見えてきました。同じような感性の方と出会いたい。そのためにはどうしたらいいのか?を最近よく考えています。

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