撮影国:タンザニア
撮影地:タランギーレ国立公園
撮影時:2018年2月1日
メモ:エボシドリというアフリカの固有の鳥の仲間の一種。
英語の名前でTURACO(トゥラコ、トラコ)とGO-AWAY-BIRD(ゴーアウェイバード)
の2タイプに大きく分かれる。
TURACOは緑や紫をベースにした美しい鳥。
GO-AWAY-BIRDは、灰色を基調にした地味目な鳥。
でも、頭に冠があるし、大きくて見やすいので、比較的人気。
私はこれを見るとウルトラマンセブン、ウルトラマンエースを思い出してしまう。
このGO-AWAY-BIRD、GO-AWAYは、あっちに行け!の意味だが、
なんでそんな変な名前が付いたかと思えば、
「ゴーアウェイと鳴くからだ。」と聞いてから、ずっとその鳴声を聞いてみたいと思っていた。
アフリカには比較的多い鳥で、出会うチャンスはあるが、
声を聴くチャンスはなかなか回ってなかった。
しかし、去年しっかり聞いて、
それもかなり、面白い声だった。
ものすごく強烈な印象。
その名前を付けたくなる気持ちもよくわかった。
北部タンザニアでは、2種見るチャンスがあり、
クロガオハイイロエボシドリ(Bare-faced Go-away-bird )と、
シロハラハイイロエボシドリ(White-bellied Go-away-bird )
独特な風貌で、一回見たら覚えられるような鳥。
近くで出会ったら、耳を澄ませてください。
もしかしたら、「ゴーアウェイ!」と鳴く声が聞こえるかもしれません。
尾が長くて全長50㎝ほどの大きな鳥、
しかも樹のトップにとまることが多いので、
気を付けていれば、見付けやすい、いい鳥です。