撮影国:タンザニア
撮影地:ンゴロンゴロ自然保護区
撮影時:2018年1月28日
メモ:わかりやすいワシタカで、ずんぐりとしたフォルムや、カラーリングから人気なのか、
好きな方の多い猛禽。
自分がよく上野動物園に通っていた頃、おばあちゃんで目の悪い個体がいたような記憶がある。
当時、よもや本物を目にするようになるとは夢にも思っていなかったが。
この鳥の英名、Bateleurは、
バチュラーと読む。
フランス語由来で、読みにくい。
フランス語の道化師、長い棒を持って、綱渡りをする人の意味からきています。
飛んでいるときの姿が、フラフラとやじろべいみたいに安定しない感じです。
この飛び方が、かなり、特徴的で、
わかるようになると、
かなり遠くても、その独特な飛び具合にダルマワシとわかります。
猛禽の飛翔時に識別する気になれないレベルの自分でも、
この種は比較的よくわかります。
おとなになった成鳥は、顔も嘴も真っ赤ですが、
足も赤いです。
この写真ではわかりにくいですが、
オレンジ色というより、しっかり赤いので、足の色からも識別できる種です。
頭を突っ込んで羽繕いしていて、全体はよく見えないけど、黒い猛禽。
うーん??と思ってたら、
足の色が見えて、ダルマワシ!
と判明するわけです。
飛んでいても赤い足は目立ちます。
今年は、ペアでいるダルマワシを見る機会が数回ありました。
すでに繁殖シーズンが始まっている感じで、
お互いに羽繕いし、ラブラブしているように見えました。
仲がよさそうというよりは、
ラブラブしているという感じです。
ラブラブしているペアの鳥や哺乳類を見るのは好きです。
いつみても、どの種でも、愛を感じて、やさしい気持になれます。