イベント開催のご案内 10月25日(水)

サファリに行きたい方、お金・時間・持ち物、などなどを、10年連続でツアーを企画、同行した経験から裏舞台も含めて、あなたの疑問にお答えするイベント。

今回は、今年行ってきたペルーと秋のアラスカの旅のお話も写真と共にお伝えします。

  • 開催日時: 10月25日(水)18:30~20:30(18時15分開場)
  • 定員8名
  • 参加費1,000円

詳細・参加お申し込みはこちら

埼玉県立自然の博物館 パレオパラドキシアと秩父地域の岩石に魅せられる

埼玉県立自然の博物館 パレオパラドキシアと秩父地域の岩石に魅せられる

秩父鉄道の上長瀞(かみながとろ)駅から徒歩5分の場所にある、博物館です。

長瀞が、地学的に大事な場所だというのは、娘が学校のネイチャープログラムで訪れていたので、うすうす感じていました。

でも、岩石のこと、地質のことは、難しくてよくわかないし、と流していました。

実は、地形や地質について、あまりに基礎知識が足りていなくて、世界各地のそういうジオサイトに行ったときに、いつも困っていました。

知りたい気持ちは、あるのですが、適切な書籍がないのと、英語で聞くとわかったような、わからないような、否、すっきりわからないのです。

表面的なことは理解できても、もう少し突っ込むと???という感じでした。

タンザニアの大地溝帯、アイスランドの二つのプレートの入り込む場所、カナダ・ニューファンドランド島のグリーンポイント(カンブリア紀とオルドビス紀の境目や化石が出ている場所)やマントルが地表に出ている世界で4箇所しかない稀な場所の一つ、チリ・パタゴニアのパイネ国立公園の山、トーレスデルパイネの岩峰についてなど、自分がもっとよくわかれば、楽しく説明ができるのになぁと、いつも力不足を感じました。

かなり書籍も読みましたが、どうにも自力でクリアできそうもないと感じていました。

そんなこんなで10年ぐらい悶々とすごし、今にいたっているわけですが、今回、地質学・博物館学の専門家の本間岳史さんから、そしてほかの先生にも、フィールドで地質学を学べる機会がありました。

本間先生には、フィールドに出る前に、この博物館で、展示物を見ながらご説明いただき、予習をしました。

一緒に博物館に来ていなければ、ほとんど理解しないままだったでしょう。

秩父で見つかった海棲哺乳類化石群と古秩父湾堆積層は、二つセットで平成28年3月1日に天然記念物に指定されています。

パレオパラドキシアの復元見本

海棲哺乳類の一種が、パレオパラドキシアです。

見た目はカバみたいな感じで、復元モデルは可愛いです。

全部の骨格が出ているのは日本だけらしく、すごいことなんだそうです。

パレオパラドキシア骨格標本

それと、秩父では、たくさんの鉱物、しかも多種な鉱物を含んだ岩石がでているのです。

マグマの、熱の影響を強く受け、その結果、金属鉱物がよくでるのだそうです。

秩父が日本の地質学発祥の地とは知りませんでした。

日本の地質学は、狭いのに相当複雑だそうで、日本がわかれば、世界も理解しやすいはずと他の先生にも教わりました。

一度、説明を聞いたくらいでわかった気にはなりませんが、それでも地質学へのアプローチの方法が以前より見えてきました。

博物館に行くと、動物のとろこばかり目がいってしまう自分ですが、説明を受けながらだと、岩石でも素通りしないで、観察することができます。

そもそも、岩について観察する時間が足りていませんでした。

知識もまったく足りていませんでした。

帰ってから、娘に聞いたら、彼女の方が、詳しかった。

受験勉強で覚えたことを、教えてもらいました。

これで、やっとスタート地点に立てたような、岩との付き合いです。

本間先生が、川の作用(浸食、運搬、堆積)と地質を考えると地形が見えてくる、というようなことを言われていましたが、それが見えてくるのはいつだろう。

気長に勉強を続けていきたいと思います。

今回の出会いに感謝しています。