水道水が飲める国は少ないから持っていく
水質が日本の軟質と違うから、お腹の調子が悪なるかもしれないからという理由では無い。
衛生的に飲まないほうがいい国が多いからだ。
と言うと、どんなに汚いの?
と思われたかもしれない。
いや違う。
世界で蛇口をひねって飲める水の「水道水」が、安心して飲める国の方が圧倒的に少ない。
日本が極めてまれなだけで、日本人はそのありがたさを理解していない人が多いだろう。
水道水が飲めるのは、世界で15ヵ国
世界には200弱国があるということになっている。
数字に歯切れがわるいのは、日本政府が国として認めている認定国数は196ヶ国。でも、他にもあって、定義によるらしい。
国の数なのに断定出来ない、不思議な感じではありますが。
そのうちたった、15ヶ国らしい、水道水が飲めるのは。
『経済は地理から学べ』宮路秀作著 に書いてありました。
話は脱線しますが、この本は、面白い。経済をただいま勉強中の私には、かなり読みやすくかつわかりやすい内容で頭に入ってくる。
それもそのはず、代々木ゼミナールの名物講師が書かれた本だそうで、私も学生時代にこういう先生に会いたかった。
500ccのペットボトルの水を1本は持って行くのはなぜか?
私の行く国が先進国でないというのもあります。
水道水が飲めない国で、水を入手出来ない、買えないとかなり困るからというのが第一の理由。
到着が深夜で、宿に入って直後、部屋にあるはずミネラルウォーターが無い。
という目に遭ったりします。電話しても、今ないといわれたりする。
そんな時でも、一本あれば、とりあえず朝までもつ。
第2の理由
10日以上のツアーになると、若干疲れてくる。
およそ目安は5日~7日目位ですが、胃も疲れてきて、食欲が落ちる。
そんな時、日本から持ってきたミネラルウォーターを飲むととても美味しく感じる。
軟水だからというのもありますが、やさしい甘い味がする、気がする。
普段、日本では水を飲んでどうこう考えませんし、ペットボトルの水はとても必要でない限り買いません。
しかし、海外に行くときは、自分の体のリフレッシュのために1~2本は常備します。
また、日本茶はあまり好きでない自分ですが、お茶も一本持ってく時もあります。
初めての国とか、お腹壊しそうなときとか、カテキンって消毒作用あるしと。
最近、カフェインを取らないようにしてるので、ハーブティばっかり飲んでいると、時々常温の日本茶が欲しくなる時があります。
で、ツアー中元気だったらお水は持ち帰ります。
先進国に行くときも保険で持っていく
第2の理由のため、先進国に行くときでも持っていきます。
保険、お守り、精神安定剤に近いです。
水が無くて大変な思いをしたことがあるからです。
注意1
乾燥した国、エリアに行くようなときは、必ず水は十分に用意してから行きましょう!
本当に死んでしまうから。
脱水症状がでると急速に具合が悪くなりますので、ご注意ください。
注意2
今まで漏れたことはありませんが、万が一でもペットボトルが割れて水が漏れたら困るので、ダイビング用のウォータプルーフ(防水)の袋にいれて持って行っています。
あと、海外に持っていくときだけは、あまり薄くないペットボトルの製品を選んでいます。
飲み終わった後に、水筒替わりにすることもできて便利なペットボトルです。