アフリカヤツガシラ 頭の羽が扇のようにひらく人気の鳥 思い出の鳥

アフリカヤツガシラ

日本のヤツガシラとは別種のアフリカヤツガシラですが、ぱっと見た感じではたいして変わりません。

写真の状態では、頭の羽、冠羽(かんう)はたたまれていて、キャップを後ろ被りしたようになっています。

冠羽は、緊張感が走ったり、地上に降りた時の一瞬などで、頭の羽を扇のようにひらくので、それは派手で美しくとても人気です。

図鑑には冠羽を広げた時が描かれているので見たいと思うのは当然のことでしょう。

ボツワナの宿のお庭に多数いて、せっせと餌をとっていました。

ヤツガシラをこんなにたくさん見たのは久しぶりです。

いつもいるわけではないのかもしれませんが、二日間の滞在中は、よく出てきてくれて、飛翔シーンもよく見かけました。

この鳥、まだ私が鳥に興味をもって間もないころ、ヨーロッパの古い絵に描かれているのをみつけ、すごくびっくりしました。

イギリスの自然史博物館で見た絵です。

初めての海外旅行は、イギリスでした。

しかも、「1人で行くのは怖いから一緒に行かない?」と私を誘った友人が突然行けなくなってしまい、私は途方にくれました。

まさか、こんな仕事をするとは夢にも思っていない頃です。

結局、1人で行ったのですが、大英博物館、自然史博物館、ロンドン動物園など、好きな生き物に関係がありそうなところを歩いて回りました。

博物館、美術館どちらも、日本に比べて暗いし、広くて、人が少ない部屋だったりすると、心細いのも手伝って、怖かったのをよく覚えています。

そして、ヤツガシラが描かれている絵が、暗い部屋に飾ってあって、ライトで照らされていたので、驚いたのです。

相当古い絵で、正しくないかもしれませんが西暦1400年とかそういう古さの時代が説明書きされていて、その時代にもうこんな美しい絵が描かれてたことにびっくりしたのです。

絶滅することなく、見ることが出来てうれしいと。

20代初めのころ、そんなことを思ったことを書いてみました。

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世界のフィールドを歩き生きてきた私は、移動して自分の知らない世界とつながり、自然や生きもののエネルギーでパワーチャージをしています。クリアな自然の中に身をおき、動植物を感じようとすることは、自分のコアな部分につながり、瞑想しているような落ち着いた時間を過ごすことができます。私とそんな時間を共有してみませんか。

この記事を書いた人

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橋場みき子

生きものと世界の大自然、旅や愛爬ヒョウモントカゲモドキ、ときどき娘のことなど書いています。動植物大好き、自然の旅案内人として、知人・友人に案内しています。2020年3月まで世界の動植物に会いに行く旅を手配・案内する生活をつづけて20年以上、1年に地球5周を移動するような生活でしたが激変。2021年9月私は生きものとのつなぎ人と自覚し復活。鎮まりながら多動し、今日も生きています。

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