一般的にトカゲは空を飛んだりしませんが、このトカゲは、名前の通り飛びます。
およそ15m位の距離を目の前で、留まっていた木から次の木へと飛んで移動するのを、今回初めて見ることができました。
一瞬で飛んでいってしまうので(音もなく)、木に留まっているのを見ていた個体が飛ばない限り、実際に飛ぶ姿をみるのは難しいだろうと、今回実際に見て思いました。。
羽のような部分は肋骨が変化したもので、羽は飛ぶ時だけパット広げ、普段は脇腹のあたりに、じゃばらに折り畳まれています。
写真で脇腹をよく見ると、余っているように見える皮が、羽の部分です。
飛んだとき、ちょっと落下傘みたいな感じで、パッと丸い円盤状の羽を広げます。
また、このトカゲは羽以外にもオスは、喉まで膨らませます。
このトビトカゲ、南東アジアの爬虫類の図鑑を見ると15種類、ボルネオ島に限れば8種類、いるようです。識別しようと図鑑を見てみましたが、自分には、すぐわかりそうもないことがわかりました。
爬虫類を表現する英語が、鳥や哺乳類とも違って難しいことがわかりました。