撮影国:タンザニア
撮影地:ンゴロンゴロ自然保護区 クレーター内
撮影時:2018年1月28日
メモ:タンザニア北部のサファリで、ライオンに出会うことは難しくない。
ただし、距離や何をしているかは、運次第。
ンゴロンゴロのクレーター内のレライの森で、母と子でくつろぐライオン家族に遭遇した。
その場についた時、子ライオンがじっとこちらを見つめていた。
子ライオンだが、去年生まれだから、少し大きめの子。
すぐに陰に入ってしまうかと思ったが、静かに見ていたら、子供三頭でじゃれだした。
そのうち、母親が歩いてきて、ゴロンと真ん中に入り、今度は母と子三頭でじゃれていた。
母も交えてじゃれるのは見たことがない。
親もかなりリラックスしてるのだろう。
ハンティングの後で、お腹いっぱいなのかもしれない。
子供三頭が皆で母のうえに乗り、母親は太い手で時々あしらっているが、優しい感じ。
母親の顔は見えないが、子供の顔がちらちら見えてとてもかわいい。
いい時間だなぁと。
しばらく遊んでいたら、突然母が起き上がった。
何かを察したような雰囲気。
顔つきもちがう。
子供も母の変化に気づいたのか、その何かに気づいたのか、じゃれるのを止め、母が見る方向に顔を向ける。
しばらく、そちらを皆でじっと見つめていたが、何事もなかったように、またくつろぎ始めた。
何を察したのだろうか?
知るすべはなかったが、変わり身のはやさに、野生の動物を感じた。