昨日、渋谷に行くならお願いしたいと娘に言われ、
蔦屋6階に雑誌を買いに行きました。
女子アイドルグループの欅坂46(けやきざかフォーティシックス)
娘の推しの(「推し」とは応援してる、好きな人という意味)
渡辺梨加さんが表紙の雑誌を買って来てほしいと。
渋谷蔦屋で買うと特別にポスターがつくから、お願い!と。
いいよと気安く請け負った。
でも、しつこく、
もらったポスターは、お願いだから、大事に持って来てね!
と何度も何度も言われ、ちょっとうんざりした。
私はアイドルをそんな風に好きになったことがなく、
雑誌にポスターがついてるから買うということはなかった。
娘は私と全然違い、女の子のアイドルが好きで、可愛い子が大好き。
最近、よく話を聞いているので、どのくらい好きだかもわかる。
雑誌には、3種のポスターが付録として、普通に買ってもそれは付いている。
そのうちの一枚が、TUTAYA渋谷店で買うと丸めた状態でランダムに渡される。
娘は、この折れていないポスターがファンには大事なのだと私に力説した。
折れてるのと比較して見せてくれ、
「ほら、顔のところが折れてると嫌でしょ。」と。
確かに、言っていることは理解できる。
大好きだったら、渋谷まで雑誌を買いに行くだろうというのは容易に想像がつく。
売る方もいろんなことやるなぁと、どういうデータを取りたいのだろう?
というのが、単純な感想。
そして、ファンの気持ちってすごいなぁと。
それから、最近CDも買っていたのだが、
その販売のされ方が私には不思議で理解するまで聞き返した。
4種類あると言う。
同じCDなんだけど、
3曲入っているうち、1曲が全部違う。
ジャケットも違う。
だから推しのアイドルのものを買うと言う。
ABCDと4種類のうち
どうしても2種類欲しいけど、と悩んでいた。
大人は全部買えるからいいなぁとボヤいていた。
さらに、驚きなのがCDを買うと生写真を1枚もらえる。
それが推しの子がでるまで、大人のファンなら買う人もいるけど私は買えない!
と買う前、かなりぶつぶつ嘆いていた。
しかし、一枚買って、推しのぺーちゃんの写真をゲットした娘は感動していた。
よかったね。
40種類以上あるというのに、よく当たったもんだ。
そのCDの中には握手会の申込み券みたいなものも入っているそうで、
買わずにはいられないようなシステムが出来ている。
すごいと思う。
自分の時代とは全然違う、物の、CDの、販売方法だと思う。
あの手のこの手で売っているその方法を娘から聞き、
本当にいろいろ考えるなぁと感心する。
と共に、買ってもらいたいからこその
アイデアだよなぁと。
女の子が商品になっているといういうことに違和感を感じつつも
その、あの手この手ぶりは、ファンを作るということも
自動的にやっている。
娘から聞かなかったら、全く知らない世界だったけど
いろいろ勉強になります。
そして親子の会話も弾みます。
ニコニコしながら話す娘を見ているのはうれしい。
娘はママが覚えてくれて最近いろいろ話せるのが、楽しいという。
そんなに毎日言われていたら、普通覚えるでしょうと思いますが。
知らない世界も面白いかもと思える心の余裕が持てるようになりました。