節分と恵方巻きと私

昨日、恵方巻きを家族で初めて食べた。

自分の子供の頃は、そんな習慣はなかった。

豆まき位だ。

娘が保育園の時に恵方巻きのことを知った。

食べ方のルール、方角が毎年変わる、黙って食べる、長いまま食べることなど、全部娘から教わった。

その時期、いつも日本に居なかった。

タンザニアにいた。

それで、帰ってから話だけ聞いていた。

楽しそうだなぁと。

ちょっと羨ましかった。

恵方巻きの予約チラシなどを見かけては、胸がチクリとしていた。

夫いわく、君がいない間(娘が)寂しくなっちゃう時があるから、なるべく楽しく過ごすようにしてるよと、あるとき聞かされた。

そうだよね、ありがとう。

今年は、2日に帰国。

夜になって「恵方巻き買ってきてよ。」と娘が夫に言っていた。

夫は夜にテニスに行き、その後スーパーによく行く。

娘も私もすでに夕食は食べていたけど、

恵方巻き、節分の豆、そしてシュークリームを一緒に食べた。

食べにくいと切って先に食べていた夫に、

「これじゃ恵方巻きじゃないよー。」と娘。

と言いながらも、3人で楽しく食べた。

こんなことが、なんだかとてもいい。

ささやかな幸せ。

恵方巻きが大量にゴミとして廃棄されるロス問題のFacebook投稿を見て、

学生時代、コンビニバイトが長かったので、よく理解できるが、

日本に恵方巻きがなくなる前に、3人で食べられてよかった。

なんてことを思った節分の日の深夜でした。

メッセージ

世界のフィールドを歩き生きてきた私は、移動して自分の知らない世界とつながり、自然や生きもののエネルギーでパワーチャージをしています。クリアな自然の中に身をおき、動植物を感じようとすることは、自分のコアな部分につながり、瞑想しているような落ち着いた時間を過ごすことができます。私とそんな時間を共有してみませんか。

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橋場みき子

生きものと世界の大自然、旅や愛爬ヒョウモントカゲモドキ、ときどき娘のことなど書いています。動植物大好き、自然の旅案内人として、知人・友人に案内しています。2020年3月まで世界の動植物に会いに行く旅を手配・案内する生活をつづけて20年以上、1年に地球5周を移動するような生活でしたが激変。2021年9月私は生きものとのつなぎ人と自覚し復活。鎮まりながら多動し、今日も生きています。

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