このブログは、前回の投稿、
『非先進国で、楽しく旅をするため気を付けること 1電気編』のスピンオフ版で書いています。
デジタルカメラの機種によって、
電池がどの程度もつのか、
条件が全く違うので一概にはいえませんが、
それでも、あえて書きます。
非先進国での撮影に慣れている方はやらない過ちですが、
「電池が切れて撮影できない」ということが、
サファリ中によく起こります。
なぜか?
1 予備電池がない。
2 予備電池はあったけど、それも切れた。
1 予備電池がない
これにも2パタンあります。
➀そもそも予備電池は持っていない
今までこんなに写真を撮ったことが無くて、電池が一日持たないというのが信じられない。
というパタン。
1日中サファリをし、見ているものを撮影しだすと、電池も記録メディアもあっという間になくなります。
これも、その人がどれだけ撮影するかによるので、まったく答えはないのですが、
サファリに行く前は、特に、ご旅行前には予備電池を一つ買われた方が無難です。
自分の好きな動物が目の前にいるのに、電池が切れて撮れないということもあるし。
もう、残量が少ないから、とっておきに取っておこうと、
電池を節約しながら撮影をするのは大変です。
そして、嘘見たいですが、本当に撮りたい時に撮れないということは頻発しています。
➁電池を充電したまま置いてきた
充電器に置いてある電池を取り忘れてしまうことは、ありがちです。
特に急いで出て来たりすると、忘れがちです。
忘れないためにもすぐに充電して、充電が終わったら早めにカメラにセットする、
またはカバンに入れるのが置き忘れが起こりにくくなるでしょう。
私が時にやってしまうミスは、
昼間のサファリが終わって、
夜にまた夜間観察があるようなとき。
次の時間まで充電しておこうと、充電器につけた電池を
出がけに入れ忘れるという事は、時々やります。
カバンの予備電池で事なきを得ますが。
2 予備電池はあったけど、それも切れた
これは、いつもよりたくさん撮るから起こる事でもあるのですが、
前回のブログに書いたように
完全に充電できていなかったのではないか?
という疑惑説も急浮上。
「こんなにすぐ切れるのはおかしい!」と言われたら、
残念ながら、間違いなく充電できてなかったと推測。
事前に、
「充電できているか必ず確認してくださいね。」
とお伝えはしますが、
一般的な日本人にその習慣はあるはずもなく、
撮影できなくなって
初めて次は確認されることになるでしょう。
そして、当然ですが、
停電中も充電されません。
タンザニアの宿では、24時間電気が使えるところは限られています。
お湯の出る時間と共に、
電気が使える時間というのが決まっていることがあります。
決まっている場合は、それに合わせて、事前に充電を終わらせることはできます。
しかし、問題なのは、
突発的な停電の場合。
どうしようもありえません。
日本ではありえないことですが、
日本の常識は、世界の常識ではなく、
そして日本ほど快適な場所はありません。
私のツアー中の仕事の一つに、起こりうるトラブルを先回りしてお伝えし、
回避してもらうということもあります。
でも、伝えたからと言って、
トラブル回避は、なかなか難しくて、
全部言えるわけでもありません。
どうして言ってくれなかったの?と
お叱りを受けることもありますが、
よくある事例でとても困るものに絞ってお知らせしているにすぎません。
そして、時に私もびっくりするようなことが起こることもあります。
最後に
自分の持っているカメラの電池がどの程度もつのかを理解してから
海外旅行に行きましょう!
本当に撮らないのなら、予備電池なんていらない人もいるでしょう。
でも、実際にゾウやキリンや、シマウマなどを目の前にして
どの程度撮りたくなるかは、実際の状況にならないとご本人にもわかりません。
一生に一度かもしれないサファリの旅で、
好きな動物や景色が思う存分撮影できなかったという後悔をしたくないのでしたら、
予備電池や、予備の記録メディアは、
お持ちになることをおすすめします。
現地では、ほぼ手に入りません。
ちなみに、私はオリンパスのOMD EM1 MARKⅡを使用し、
電池は2個で、やりくりしていましたが、
先日、新しい国ジャマイカを訪問する際に、
充電が不安になったので
予備電池をもう一つ増やし、3つとしました。
行く場所や、やることによっても違うので、
何個がいいとは言えませんが、参考になれば幸いです。