サハラ砂漠より南のアフリカに、ハゲワシの仲間は9種生息していますが、その中でも最大種のミミヒダハゲワシです。
顔に毛がなく、皮膚がそのまま出ているので、気持ち悪いと言われる方も多い鳥です。私は好きですが。
タンザニアでは、通常、4~5種ほどのハゲワシの種類を見ますが、その中でも大きく、迫力ある鳥です。肉食動物の食べ残しに群がるハゲワシですが、このミミヒダハゲワシがあとから到着すると、コシジロハゲワシやマダラハゲワシなどの体の小さい種は黙っていてもどけています。
今回は岩の上でつがい(ペア)でいるのを見ました。一羽でよりもペアで観察することの多い種です。