国際線の飛行機の乗継ぎの極意 周囲を観察&係員に従う

タランギーレ国立公園の夜明け

海外での飛行機の乗り継ぎは、不安がつきものです。特にアメリカ方面、北米、南米に行く場合は必ずアメリカの入国が必要なので、ちょっと厄介です。

なぜなら、入国審査方法が頻繁に変わるし、セキュリティチェック(荷物・身体検査)の方法も微妙に空港によって違い、またその時のセキュリティレベルによっても厳しさが異なるからです。通常レベルから、事件が起これば高くなるし、でもそれは一般に知らされません。

2011年の9.11以来、アメリカは入国審査やセキュリティチェックが厳しくなりました。当然のことですが、アメリカでは靴も脱がされますし、結構念入りに荷物検査もされます。それらが嫌な方が多く、アメリカに行きたくない、アメリカ経由の国(中南米)に行きたいという方が多いです。気持ちはわからなくはありません。

そして2017年1月20日就任したトランプ大統領が、新しい入国審査制度を導入したことで、混乱が発生し、さらに行きたくないという気持ちが増長されたのもよくわかります。

しかし昨年、イラン、イラク、リビア、ソマリア、スーダン、シリア、イエメンの中東・アフリカ7カ国に入国したことのある日本人も、電子ビザESTA(エスタ)ではなく、アメリカ大使館に出向き面接を受けてのビザ申請が入国時に必要と規則が変わりました。

ちなみに、初めてアメリカに行く場合、日本国籍の方で(国籍によってルールが異なるビザ申請です)、犯罪など犯していなければ(他にもルールがあります)、ネットで、14ドル(2017年3月1日現在)で自分でESTA(エスタ)の申請・取得できます。

前置きが長くなりましたが、海外国際線での乗り継ぎ時の、極意です。

1 周囲をよく観察し、流れを学ぶ→流れに乗りましょう。前の人を見ていれば、慌てることも少ないです。
2 自分の目の前の係員に素直に従いましょう。人によって言うことが違っても、割り切りましょう。自分の前の係員のいうことがすべてなのです。あれこれ言っても仕方ありません。パスポートを取り上げられたり等の、いじわるされないためにも。

以前の知っていたルールが通用しなくても、落ち着いて、行きましょう。

私は英語がわからない!と自分からアピールするのはやめましょう。聞かれたことがわからなければ、わかったふりをする必要な無いのですが(アメリカの出入国審査では通訳が呼ばれます)、無駄に「私は英語が全然わからない!」というようなことをチェックイン時にまくしたて、他の方とは別のルートにまわされたり、別室で追加のセキュリティチェックを受けたりする羽目になったケースも経験上、本当にあります。特に南米(アルゼンチン・ブラジル)で、そういうことがありました。
南米は、人間性はとても適当な割に、チェックイン時の対応は非常に丁寧というか、規則通りでしっかりしています。なんでなんだろう??

去年はアラスカに帰国後3日後にとんぼ返りした経験がありますが、ダラス空港で、その短い間にも変更がありました。

初めて行く空港での乗り継ぎは、なんだか不安になって、私もネットで調べたり、周囲の人に行ったことありませんかと?と、聞いてしまいます。でも、たいしてそんな情報は役に立たないので、うえの極意を胸に落ち着いて、アメリカ方面、そして乗り継ぎが必要な国にはお出かけください。

結局は、どこの国でも、微妙な違いはあるものの、やることは同じで、そして悪いことをしていなければ、何も怖いことは起こりません。

メッセージ

世界のフィールドを歩き生きてきた私は、移動して自分の知らない世界とつながり、自然や生きもののエネルギーでパワーチャージをしています。クリアな自然の中に身をおき、動植物を感じようとすることは、自分のコアな部分につながり、瞑想しているような落ち着いた時間を過ごすことができます。私とそんな時間を共有してみませんか。

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橋場みき子

生きものと世界の大自然、旅や愛爬ヒョウモントカゲモドキ、ときどき娘のことなど書いています。動植物大好き、自然の旅案内人として、知人・友人に案内しています。2020年3月まで世界の動植物に会いに行く旅を手配・案内する生活をつづけて20年以上、1年に地球5周を移動するような生活でしたが激変。2021年9月私は生きものとのつなぎ人と自覚し復活。鎮まりながら多動し、今日も生きています。

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国内で観察撮影した写真を見ていただき、その時の様子をお伝えしています。

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