マダガスカルとメールのやり取りをしていたら、
昨日、マダガスカルの大統領が決まりましたと教えてくれた。
2018年11月にマダガスカルを訪れていた際、
ちょうど、大統領選挙の日にあたり、
トラブルがあるかもしれないと、
二人で心配した。
幸いにも、問題はなくて心底ほっとした。
選挙日は、休日になったおかげで、
交通渋滞が起こらず、
かえってラッキーなくらいだった。
移動しながら通る町では、
選挙の際に無料で配られた今回決まった大統領の顔写真の入ったTシャツを着ている人をあちこちの町で見かけた。
この選ばれた大統領のカラーは、オレンジで、一番目立っていた。
10年位前にも一度、大統領になっていて、
顔に見覚えがあった。
大統領の顔写真が大きな看板でよく張られているし、
大統領を乗せた車両が通るからという理由で、
突如、車両通行止めにされたりとか、
この国に来たら、一般の旅行者でも、
大統領に何かしらの接点をもつことになるでしょう。
この大統領の時は、病院ができたり、道が新しくなったりと、
いいことがあったので、皆好きだという。
最近までの大統領は私腹を肥やして何もしなかった、変わらなかったと糾弾され、
国外に出たと聞いた。
なかなか大変。
自業自得ともいえるけど。
信じにくいが、この国では、権力や地位のある人が、
あからさまに悪いことをするのが一般的で、
一度、権力を握ったら、したい放題をする人もいると聞いた。
すさまじい。
どうして、それが許される法律になっているのかわからないけど、
そんな人が大統領になるから、国はちっとも良くならないとも聞いた。
以前活躍した若いアンドリー・ラジョエリナ氏が、再び大統領に決まったことは、喜ばしいことかと。
この国が、すこしでもいい方向にすすんで、
これ以上、環境や自然を壊さないですむようになることを祈っています。
偉そうに聞こえるかもしれませんが、
ストリートチルドレンや、
食べるのに困る人が増えないよう、
若い大統領が、活躍することを、日本から祈ります。