パナマ共和国 コスタリカと共に安心して旅行できる中米7カ国のうちのひとつ

日本ではなじみの少ない中南米。

旅行先として選ぶ人もそう多くない。

遠いし時間もお金もかかるし、

イメージがわかない人が多いでしょう。

中央アメリカは7つの国

中南米と、ひとくくりにされることが多いですが、

中央アメリカ(中米)と南アメリカ(南米)に分けられ、

中央アメリカは、

北アメリカと南アメリカをつなぐエリアの7つの国、

上から連なる順にいうと、

グアテマラ、ベリーズ、エルサルバドル、ホンジュラス、ニカラグア、コスタリカ、パナマからなる地域です。

7か国の総面積 日本の約1.4倍

7か国の総面積は52.4万平方キロメートルで、

日本の約1.4倍。

7か国合わせての面積だから、

それほど広くはない。

コスタリカとパナマにしかまだ行ったことがないですが、

どちらもコンパクトな国です。

行きたいところに行きやすい。

自然観察を中心にものを言うと

小さな国は、

移動時間、距離が短くても

環境を変えやすく、

様々な種類の動植物をみやすいというメリットがある国と言えます。

パナマはどうだったか?

今回、訪れたパナマは

かなり限られたエリアしか行っていませんが、

自然のあるエリアがすごく近い。

ホテルから20分も行けば、

もう熱帯雨林の森に入れる。

しかも、そのホテルは

オートロックの先進国レベル並みの部屋で、

水回りの不便もなく、

空調もあり、

快適に過ごせた。

これは、かなり特筆すべき珍しいこと。

世界の自然観察の旅は、

自然の豊かな場所に宿があり、

部屋に昆虫(最も多いのはアリ)、カエル、ヤモリなど生き物が入って来たり、

エアコンはなく、ファンや扇風機のみ、

そして多いのは、

お湯が出ない、排水が悪い、トイレの水が流れないなどの水回りのトラブルがある

ということが、わりに普通です。

決して全部の部屋がというわけではないのですが。

私は水洗トイレのしくみは、

海外でのトラブルで覚えました(笑)

話がそれましたが、

宿泊先のトラブルがほぼ無く、

日本と同等のレベルの宿から

熱帯雨林の森へ簡単に

車で20分でアクセスできるところは、

私は他に知りません。

動植物の生活圏が、

直ぐ近くなのが本当にびっくりです。

宿泊先の重要さ

旅行において、

泊るところは重要で、

それがどこでも、自分の中で折り合いが付けられないと、

日々の疲れが取れないし、

ストレスが溜まります。

旅慣れた方なら知らず知らずにやっているのですが、

普段との違いにカルチャーショックを受け、

パニックに、

様々なことが受け入れられず、

すべてを拒絶、

その結果、

まったく旅行が楽しめないという事もあります。

そのせいで体調が悪くなることもあります。

そういう意味で、

パナマは、中南米の自然観察が初めての方でも、

安心して過ごせる宿があるので、

いいなぁと思いました。

パナマの人たち

顔の感じは、日本になじみやすい、

アジア系とは言わないけど、

どこか通じるものを感じ、

怖くない。

先住民と欧州人の混血の人たち(メスティーソ)の割合が多い。

体も身長はそれほど高くないが、

男女共にお腹が出てる、むっちりしている人が多い。

日本人とは全く違う体型、

骨格もがっちり、肉付きがいい、

そして太り気味傾向の人がほとんど。

女性は、大きな胸とお尻の人が多く、

そしてピタッとした服を着ている。

ほぼ、みんなそんな感じで、

一度、町のカフェでランチを取った時は、

目が泳いでしまった。

なかなか衝撃的。

カフェでは、

欧州系の血が濃そうな、

ヨーロッパ人的な顔の人も見かけた。

ビジネスウーマンのようだったのでお化粧のせいかもしれないけど。

中華レストランに入った時は、

中国人もいました。

中国人はどの国でも会いますが、

珍しく、親切で嫌な気持ちにさせられない人達でした。

笑いながら、その店サービスのお茶を飲んでみろとくれたので、

お腹を壊さない? どうしよう、本当に飲む? とひとり逡巡しながらも、

レストランで飲んでいる人も多いので大丈夫だろうと、

一口飲んでみたら意外に美味しく、

パッションフルーツがたくさん入った甘い紅茶でした。

帰国後、娘からそれが「貢茶(ごんちゃ)」だとおそわり、

日本で流行っていると、初めて知りました。

話がそれましたが、

ホテルの人、

カフェの人、

レストランの人、

サービス業の人達は、

にこっとして、ほぼみな親切でした。

経済的に裕福なパナマ、コスタリカ

中米で安全に観光出来る国は、パナマとコスタリカ。

と言ったら、ほかの国の観光局に怒られそうだけど、

鳥を見にいったり、

自然豊かな場所に行くのは、

安全第一で行かないと楽しめない。

山賊や海賊なんて、

この時代いないと思っている人、

絵本の世界だけだと考えている人が普通だと思うけど、

実際にはまだいて、

世界中でいろんな話は聞く。

ナショナルジオグラフィック2019年3月号でエルサルバドルの特集があったが、

それを読んでかなり驚いた。

生きていくことが、大変な国だった。

パナマはパナマ運河のお陰で、豊かになり、安全になった国だと聞いた。

経済的に成り立って、

初めて安全な国になりえるのだろうか。

パナマが安全と言っても、

車に見えるように決して荷物は残していかないようにしたし、

コロンの町でスーパーに買い出しに行った時には、

安全のため、ガイドと私の二人だけで行った。

それなりに、ピリッとするところもある。

最後に、ここだけ

2019年4月に訪れた時は、

海外からの観光客も多く、

安全に過ごせる国だと思いました。

でも、中南米の国の旅行は、難易度が高いです。

スペイン語だし。

一般人が多い場所では、気を付けて、

リラックスできる場所、ものは見極めて、

楽しい旅を過ごしてくださいね。

メッセージ

世界のフィールドを歩き生きてきた私は、移動して自分の知らない世界とつながり、自然や生きもののエネルギーでパワーチャージをしています。クリアな自然の中に身をおき、動植物を感じようとすることは、自分のコアな部分につながり、瞑想しているような落ち着いた時間を過ごすことができます。私とそんな時間を共有してみませんか。

この記事を書いた人

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橋場みき子

生きものと世界の大自然、旅や愛爬ヒョウモントカゲモドキ、ときどき娘のことなど書いています。動植物大好き、自然の旅案内人として、知人・友人に案内しています。2020年3月まで世界の動植物に会いに行く旅を手配・案内する生活をつづけて20年以上、1年に地球5周を移動するような生活でしたが激変。2021年9月私は生きものとのつなぎ人と自覚し復活。鎮まりながら多動し、今日も生きています。

イベント情報

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ただいま、オンラインで、zoomを使ってイベント開催中です。リアルなイベントは、様子をみながら再開を検討します。

国内で観察撮影した写真を見ていただき、その時の様子をお伝えしています。

みなさん、ぜひ一度お気軽にいらしてください。

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