アメリカの写真の歴史 偉大なキュレーター JOHN SZARKOWSKI ジョン・シャコ―フスキー

写真のセミナーに2年くらい通っていますが、

開催が不定期なセミナーなので、参加回数は多くありません。

それでも、

初めて聞くことばかりなので、

ブログを書くまでに到達しない。

ノートを読み返して、宿題をこなす、

つらつらと考え続けるぐらい。

でも今回は、

話を聞いて、

すごい人だなぁ~、会ってみたいなぁと思った。

私が、人にすごく魅かれるのは珍しい。

もう亡くなられていると聞いたけど、

久しぶりにすっごく興味をそそられた。

セミナーは、

ShinyaBさんのこのセミナーです。

カメラを触らない写真セミナーで、

写真の歴史について今回はお話を聞きました。

以前にも、写真の歴史について話を聞きましたが、

今回はまた、新しいお話しで、ワクワクした。

写真がアートになり、写真のキュレーターが生まれる

19世紀に生まれた写真は、100年位たって、

アートと言われるようになり、

それまでは図書館にしか保存されていなかった写真が、

1950年代からお金持ちが絵を買うように写真を買うようになり、

1950年代末から写真の展覧会が開催されるようになり、

美術館に収められるように変わりました。

写真の展覧会を開催するにあたり、

その、写真を選ぶ人、キュレーター(学芸員)が必用となり、

MOMA(ニューヨーク近代美術館)で、初めて写真のキュレーターとして活躍した人が、

ジョン・シャコーフスキー。

元々、写真家だったそうですが、

キュレーターとして、たくさんの偉大な写真家を発掘していった人、文字通り第一人者となりました。

Photographer’s Eye

3回目の写真展が、このお題目で開催。

この後、ものすごい写真展を次々に開催し、

この写真展はあまり取り上げられることが無いそうですが、

このとき彼の書いた5つの視点の説明を聞いてすばらしいと思った。

The thing itself(写しているものそのもの)

 
目に見えるようには、写真は写らない。

The detail(詳細)

写真にはストーリーは写らない。

写真は一部を勝手に切り取って撮っているから、そこにはストーリーはない。

人は、写真から話を作ってしまいがちだけど。

The frame(わく・構図)

何を選んだか、何を切り取ったか。

何を残して、何を省いたのか。

Time(時間)

写真は、瞬間を写しているのではなく、

とある時間の説明だ。

何かしらの時間の長さが写っている。

短いが長いかで瞬間ではない。

全ての写真は、いつもその時。

Vantage point(バンテージポイント 見晴らしがいい)

神の目線。

焦点。

写真集

5つの点、

写真集と合わせてみるとよくわかった。

写真について、

彼の言語化された説明(英語)を

日本語でshinyaさんから聞いて、

腑に落ちた気がした。

気づき

1ヵ月前くらいに、

私は、写真を見えているように写したいと思っているけど、

決してそうは写らないと。

気づいた。

今さらだけど、

気づいた。

この話を聞く前に。

だから、修正、加工などのレタッチするのか、

と初めて納得した。

ちょうど、この気づきの後に聞いたから

妙に刺さったのかもしれない。

メッセージ

世界のフィールドを歩き生きてきた私は、移動して自分の知らない世界とつながり、自然や生きもののエネルギーでパワーチャージをしています。クリアな自然の中に身をおき、動植物を感じようとすることは、自分のコアな部分につながり、瞑想しているような落ち着いた時間を過ごすことができます。私とそんな時間を共有してみませんか。

この記事を書いた人

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橋場みき子

生きものと世界の大自然、旅や愛爬ヒョウモントカゲモドキ、ときどき娘のことなど書いています。動植物大好き、自然の旅案内人として、知人・友人に案内しています。2020年3月まで世界の動植物に会いに行く旅を手配・案内する生活をつづけて20年以上、1年に地球5周を移動するような生活でしたが激変。2021年9月私は生きものとのつなぎ人と自覚し復活。鎮まりながら多動し、今日も生きています。

イベント情報

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ただいま、オンラインで、zoomを使ってイベント開催中です。リアルなイベントは、様子をみながら再開を検討します。

国内で観察撮影した写真を見ていただき、その時の様子をお伝えしています。

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