「子供とタンザニアに行くのに、出生証明書はいりませんか?」
と質問され、
初めて聞く質問だったので、
私が逆に質問。
「以前どこかで必用なことがありましたか?」と。
「南アフリカに行った友人にアフリカ諸国はbirth certificate(出生証明書)が要るからねっと言われたので。」と。
初めて聞いたので、調べてみたら、
わかったことがあったので書きました。
南アフリカは特別
「18歳未満の子供が南アフリカへ渡航する際には、同伴する大人(子供の単独渡航の場合はその両親)との関係を証明する為に、必要書類の携行が義務づけられています。」
と南アフリカ観光局のサイトに、
詳しく記載がありました。
しかも、両親が同伴する場合、
片親が同伴する場合、
両親以外の第3者が同伴する場合、
18歳未満の子供が単独で渡航する場合、
と4パタンに分けて、
説明されています。
少なくとも、
南アフリカに行く際に、
18歳未満の子どもを同行する際は、
パスポートだけでは足りないということです。
南アフリカ観光局サイト
この情報の載っていたサイトは、
観光局の公式サイトです。
信じていいサイトです。
そして、話はそれますが、
旅をするのに必要な基本情報だけでなく
南アフリカの情報満載です。
「南アフリカの魅力」
から見にいくと、
たくさんの場所の説明があり、
興味のあるものだけを見るだけでも行った気分が楽しめるサイトです。
出生証明等がなぜ必要なのか?
子供の誘拐が、相変わらず多いのだろうか?と推測。
もう、約20年前になりますが、
ケープタウンから北上して2週間程度のツアーにでました。
その時に、
テレビCMや町のポスター、ビルの上の大きな看板まで
「私の子供を返して!」という内容のものを見かけて、
ぞっとしました。
今回、初めて18歳未満の子どもの入国の際に
出生証明が必用と知って、
いまだに誘拐が多いのだろうと思い出しました。
自分の子どもかどうかの証明が必要な理由がほかに思い浮かびません。
理由が違っていたらいいのですが、
それについての説明はもちろんありません。
カナダも渡航同意書が必要な場合が
気になったので、
ざっと見てみたら、
カナダでも両親が同行する場合以外の旅行、
片親同行の際には、
同行しない片方の親の「渡航同意書」ほか、
出生証明書などの書類が必用とのこと。
18歳未満の未成年者の安全確保のためということです。
昨今、国際結婚・離婚が増え、
それに伴い「子供の連れ去り」が問題になっています。
それを防ぐハーグ条約の締結が求められ、
2014年4月1日に日本も発効されました。
2012年1月に、娘を連れて、
シロフクロウを個人でバンクーバーに見に行ったことがあるのですが、
そんなこと何も調べずにいきました。
ギリギリセーフだったのか、
旅の目的を聞かれて、
「シロフクロウ(snowy owl)を見に来た」と伝えたら、
スキー場と勘違いされて、
鳥の図鑑を見せた覚えはありますが。
スムーズに入国出来てよかったなぁと。
最後にここだけ
18歳未満の子供ずれで海外旅行に行く際は、
何か必要な書類があるかもしれないと思って、
確認した方がいい。
ビザが無い国だと、
そもそもチェックが甘くなりがちですが、
その国の大使館のホームページや
観光局の公式サイトの情報をチェックしたほうが、
行ったときに、困らないでしょう。
準備して、楽しく安全な旅を!