娘にホールのクリスマスケーキを食べたいと少し前から言われていて、
24日の午後に合流して買うことに。
17歳の娘、今年は夏のアメリカ研修旅行がなくなり、
今月ちょうど今頃予定通りだったらあった、代わりの沖縄への旅行も直前で中止になった。
ケーキなんてクリスマスに食べなくてもいいといつも思ってたけど、
今回は好きなだけ食べさせたいと思った。
今年、私は娘にとても甘くなった。
一緒にいる時間が、極端に長くなって、
子供の頃に思っていたことを
ポロポロっとたくさん聞かされて、
それが、なんだか泣けてくる話ばかりで、
最初は、罪悪感を感じていたけども、
あまりにいろいろあるので、
それを素直に言ってくる娘が、
愛おしくなってきて、
いまできる最大限のことをしてあげたいと思うようになり、
あまあまのお母さんになってしまった。
大きなケーキ食べたい!
肉食べたい!
かわいい服欲しい!
とかそんな風にねだられるのも、
そうは長くない気がしてきて、
求められると今年はおよそ叶えてあげている。
でも、かなえてあげるのは、娘のためではなく、
自分のためにしてるなぁと、ケーキを買う時に再認識。
喜ぶ顔、かわいい顔を自分が見たいからだ。
ヒョウモントカゲモドキのレンの寝顔を日に何度も見て、
気持ちが優しくなれるなぁ、いいなぁと毎日感じていたら、
娘の笑顔を、
見ていると幸せだなぁと思うようになった。
いまさらだけど。
落ち着いて眺められるようになったからな気もする。
今まで多分たくさん見逃してきたよなぁとも気づく。
17歳、青春まっさかりで、自分とは似つかないキャラの彼女は、
時に想像不能な突拍子もないことをし、
えっ?と思う大胆さで行動し、
キラキラして見える。
これが若さなのか?と考えたり、
隣の芝生は青いだけかもしれないとも思ったり。
自分の親子関係とまったく違って、
次々に感情を言語化してくる彼女に戸惑いつつ、
すごいなぁとも感じ、
いろいろ気づかされている。
彼女の世界から見ると、
私は相当に鈍く、
経験不足、
コミュ症(コミュミュニケーションが下手な人)で、
赤ちゃんみたいで、かわいいらしい。
そんな風に見える母親っていったい、、、。
はっきり言われるので、
落ち込むことが多々ありますが、
「大事にされてると今年やっとわかった! 捨てられないと自信ができた。」
みたいなことを最近いわれ、
今年の初めて長くすごした結果がこれなんだなぁと。
娘との関係性にずっとひとり悩んでいたつもりだったけど、
彼女もある時から悩んでたんだなぁと。
クリスマスは、長いこと気の重い行事の一つでしたが、
「大きなケーキをいっしょに買いに行った2020年クリスマス」
のことは、クリスマスの重い思い出をぬりかえることになりそうです。
基本、やることが増える行事が嫌いなママ向きでない私にもこんな日が来るとはです。
写真のケーキが購入したケーキですが、
こんな大きなものは最初で最後だなぁと買った時には思ったのですが、
最終的に、
4分の3は娘のお腹に入ったので、
来年ももう一度ねだられるのかもなぁと思いました。