コンパクトデジタルカメラ、ソニーのサイバーショットで、植物を撮影しはじめたのが2006年。
その後、オリンパスのデジタル一眼レフカメラで、マクロとズーム望遠レンズで植物と鳥を撮影しはじめる。
その後、より軽量な、マイクロフォーサーズへ移行。
ボディを変えるとカメラの腕が上がった気がして、カメラの技術の進歩の恩恵を一身に受け撮影をつづける。
写真を撮ることで、あとから時間をかけての鳥の識別が可能になり、鳥への興味が急激に上がる。
動植物とも、撮ってあとから見直すことでフィールドでは気づかなかった細部を見ることができ、かつ調べられるようになり楽しくなる。
鳥を動物をもっと美しく撮りたいの気持ちが徐々に強くなり、独立を気に単焦点300mm望遠レンズへ。
2017年頃から風景写真はiPhoneで撮るようになり、主に水中カメラとして使っていたコンパクトデジカメともさよならする。
iPhoneを使うようになってから、動画も撮るようになり、OMDで動画を撮ることも増えました。
2019年8月、フルサイズのカメラに望遠レンズをつけて撮影する女性を目の当たりにし、
ときおり検討しては自分には無理だと長年諦めていたフルサイズカメラへの挑戦をボルネオ滞在中に決心。
バードガイドに機種の相談を現地でし、帰国後、そこからもまた悩み使っている人に相談。
結局、予定どおり、ソニーα9と200-600mmを手に入れる。が、約4kgの手持ち撮影は、やはり自分には重く機動力が格段に落ち、
旅の終了後に差し上げる写真に差し障りがあると判明。でもサファリカーなど車からの撮影ならば問題はないので、
オリンパスOMD EM1 MARKⅡと併用することに。望遠2台もちにしたので、マクロレンズはほぼ封印。
2020年4月以降は、α9は眠ったままで、もっと活用できそうな人のもとへ2021年4月に旅立たせることを決心。
愛機のオリンパスは、2020年に新しくはまった爬虫・両生類を300mmの単焦点で無理やり撮っていたが、
やっぱりどうにも撮りにくいので12−100mmを新たに入手し、格段に撮りやすく、適正なレンズがやはり重要と学ぶ。
2017年以降、360度カメラのTHETA(シータ)や、アクティブな動画撮影ができるGoPro(ゴープロ)やDJIのドローンなどいろいろ試しもしたけど、
それらはうまく活用できなかったのもあるけど、あまり楽しめなくて、すでに手元にはない。
シンプルに、観察記録として写真を残したいのが、2022年5月いまの気持ち。
このブログ中の写真は、そんなカメラ遍歴の中、私が撮影したものです。
というわけで、2022年5月現在は、オリンパス一台と、300mm単焦点、12-100mmのレンズ2本で撮影中。
写真のことは、2017年以降、単発的に学んできましたが、アプリ使っての編集とかが楽しめなくて、相変わらず難しい加工編集はできません。
そういうのは恥ずかしいから覚えようと思った時期もあったけど、今は私の中で、写真は自分の好みで切り取った観察記録。
だから、無理して何かしなくてもいいやと思えるようになりました。ここに来るまで時間がかかった。
前ほど撮影することにパッションが無くなってしまったから? と思った時もあるけども、それだけではなくて、
今は新しく爬虫類・両生類の世界の入り口に立ち、それと共に鳥も植物もまた新たに気になり再度見はじめたら、
動植物を探したり、観察することがとっても楽しくて、自分はその見ているものが好きだったんだよなと。
リアルに観察することは、その場所に一緒にいる人としかその楽しみは共有できないけど、
撮影できたら人に見せることができ、共有できたらその場にいない人と後から一緒に楽しめる、自分でも後からまた楽しめる、
そのためのものが写真だよねと、そんな風に今は考えています。
楽しんで観察して、これからもどんどん撮影していこう!
そして、今まで撮ってきた世界中の動植物の写真も、そこにうつる動植物のために、見たい人に届けられるよう、出していこうと考えています。
<2022年5月17日 加筆修正>