西表島を楽しむために おすすめの書籍

旅の前後に本を読みたい人へ、私がおすすめした西表島に関する書籍や冊子のご紹介です。

アイキャッチの写真がいま手元にあるもので、Kindleで持っている本は別途ご紹介します。

西表島エコツーリズム協会発行書籍と雑誌

アイキャッチの写真の右上とその左2冊がそうです。

西表島エコツーリズム・ガイドブック 
1994年発行と古いけど、情報満載の本。これを大学生の時に手に入れ、いつか行きたいと大事に持っていた本。 

生きものから文化まで、オールラウンドな書籍。付録のガイドマップや島暦を見るだけでも必見の価値あり。

浦内川の魚
西表島にある浦内川は、沖縄県で最も長い川で、日本でいちばん魚の種類が多い(407種)という特殊な川。

魚に、まだ興味が強くもてない私が気になって去年手にした冊子です。魚だけでなく川の勉強にもなりました。

しまのともだち
島の生きものと人の暮らし・文化のことを合わせて紹介している冊子。文化人類学にも興味のあるには特におすすめ。

生きものにそれほど興味が強くない人も、こっちからアプローチしたら楽しくなるのではないか?と思ったりする。

西表島の人々が生きものと近い生活をされていたことが読んでいると感じられる。

いずれも、こちらの西表島エコツーリズム協会から通販でも買えます。

が、西表島に来島予定なら現地で購入できるので、それでもいいかもしれません。

イリオモテヤマネコBOOK

西表野生生物保護センターで販売されている冊子で、売上金がイリオモテヤマネコの保護活動に役立つ。

展示内容をまとめてあるのでゆっくり読め、子猫の飼育日記が私は興味深かった。

現在、展示改修工事のため休館中で、2022年6月下旬頃にリニューアルオープン予定、待ち遠しい!

西表島の自然図鑑

アイキャッチにはない書籍ですが、最も新しい西表島の自然図鑑でおすすめ!

Kindle unlimitedの会員の方は、無料で読めますので、ぜひ。

前半「西表島自然観察ポイント」は、写真と共に読んでいるだけでワクワクするし、後半「西表島の自然図鑑」は動植物すべてが網羅されている。

ただ、これらの動植物を自力で見るのは難しいし、観察地は個人で行くには難しい場所も多いので現地でガイドを依頼することを強くおすすめします。

著者の堀井さんには、西表島ナイトツアー専門店 Asanteをしていますので、夜のみだけど、案内していただけます。

堀井さんのナイトツアーは良いのでオススメ、ぜひ行って夜間観察を体験してほしい。

安間繁樹さんの書籍

西表島歴が今年で57年になる安間先生とは親しくさせていただいて、たくさんのお話しを直接うかがっています。

哺乳類生態学者で、現地に詳しい先生だからこそ出てくる情報をもとにボルネオの特殊な場所の旅の企画をしてご一緒したり、

西表島では、夏だけでなく、無謀にもイリオモテヤマネコを探してみよう! という企画も数年がかりで立て、ついに一緒に行け、そして本当に見られたときは感動でした。

すべてフィールドからの実体験から書かれていて、気さくな人柄がにじみでて、どれも読みやすく書かれています。

ネイチャーツアー西表島
今回ご紹介する中で、どれか一冊を選ぶならば、これをおすすめします。西表島のすべて、自然・文化・歴史の情報が得られます。

ただし、この書籍は写真が少ないので、本を読むことが苦にならない方、文字から情報が得るのが得意な方におすすめします。

または、一つ前の堀井さんの『西表島の自然図鑑』と共に読まれたら最高にわかりやすく頭に入り楽しめます。

イリオモテヤマネコの狩りの行動学

イリオモテヤマネコのことを知りたいという方には勿論おすすめですが、猫やネコ科動物が好きな方には面白いはずなので、ぜひおすすめ。

第1章の島の概要がコンパクトにまとまっているのもいい。第2章はイリオモテヤマネコを直接観察するに至るまで、

第3、4章はイリオモテヤマネコの採食行動と食性について細かに書かれていて、興味あるところだけ読んでも面白い。

読むことで、どうやって調査したのかを垣間も見ることができるのもいい。

西表島探検 
南島探検

この2冊は、先生のライフワークでもある、西表島の道なき道を歩いて記録を書かれた探検ものです。

西表島のすべての沢を先生は歩こうとされているのを私は知っているが、それがどんな状況なのかを聞き、どれだけ険しいかが少しは想像がつく様になって、毎回話を聞くだけで、怖くなった。

読めば、西表島の自然の深さというか、凄さが実感できる。行く前に読むと想像しにくいかもしれないが、読んでから来島し、森を前にした時に感じる何かがあるかもしれない。

横塚眞己人さんの書籍

西表島フィールド図鑑
アイキャッチの写真は、私の古い版の本で、リンクを貼ったヤマネコの表紙が新しいもの。

サイズがコンパクトで、持ち運びしやすく、フィールド図鑑として最適。これを持って島に行ってましたし、よく読んでいました。

西表島の全般の自然についての説明もあり、写真多数の図鑑らしい図鑑。カバーがビニールになっていて、野外に持ち出して使用することを前提として作られています。

たくさんのふしぎ ウミショウブの花
ウミショウブという海の草と書く、海草の仲間の植物の花を紹介した写真絵本です。

ウミショウブの花、受精について、こんなにわかりやすく説明しているものはなくおすすめですが、現在中古でしか入手できません。

福音館の紹介サイトはこちら

ほかのおすすめ

西表島の巨大なマメと不思議な歌 
モダマから西表島でよく見かける様々な豆が気になって手にした書籍。著者の盛口満さんの挿絵が素敵。

西表島自然観 ぎょぶる特別編集 
西表島が大好きなオタクな人々が書いた西表島の楽しい雑誌。絵も写真も多いし、動植物に興味があるならば読んでいて楽しいはず。

好きなジャンルの人が書いたページはきっと心躍るはず。

一つ前の書籍の著者、盛口満さんの絵がこの雑誌の表紙の他に中にもあり、それを見つけた時は嬉しかった。
販売サイトはこちら

さいごに 私と西表島

西表島は、2006年からプライベートで子連れで行き始め、その後、仕事でもよく行くようになりました。

日本で最も複数回行っている島であり、滞在時間が長い場所です。

「沖縄はふるさと」と「ふるさと」の意味がまだよくわからないだろう保育園時代に娘が突然つぶやいたように、毎夏通って濃い時間を過ごした時があり、

家族と来つつ、仕事でも長らく続けて来島していたので、私にとってとても大事な場所で心落ち着く場所の一つです。

島に行くたびにもっと島のこと知りたいと思い、書籍を手にとり、知りたいことを得たり、思いがけないことを知ったりと色々でした。

そして、仕事で西表島の人と長期間にわたって関わることが続き、西表島在住の方や、

島に詳しい通い詰めている島外の人々とも複数知り合えたのはとても幸運でした。

西表島は日本らしくない場所ですが、日本であることが誇らしい島です。

この記事を書いた人

橋場みき子

生きものと世界の大自然、旅や愛爬ヒョウモントカゲモドキ、ときどき娘のことなど書いています。動植物大好き、自然の旅案内人として、知人・友人に案内しています。2020年3月まで世界の動植物に会いに行く旅を手配・案内する生活をつづけて20年以上、1年に地球5周を移動するような生活でしたが激変。2021年9月私は生きものとのつなぎ人と自覚し復活。鎮まりながら多動し、今日も生きています。

イベント情報

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ただいま、オンラインで、zoomを使ってイベント開催中です。リアルなイベントは、様子をみながら再開を検討します。

国内で観察撮影した写真を見ていただき、その時の様子をお伝えしています。

みなさん、ぜひ一度お気軽にいらしてください。

生きものや自然、旅の話でおしゃべりしましょう。

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