ツミのヒナ 東京都の公園で観察 Japanese Sparrowhawk

5月におそわったツミの子が生まれてしばらく経つので行ってきました。

巣のある木は道のすぐ横で、地元の人は皆さん知っているのか、道を通りながら真下から見上げている人が多数いました。

私は前回行ったときに教わった、巣からこちらが直接見えないような、少し離れた木の隙間ごしに双眼鏡でのぞいたら、すぐに白いモフモフが見えました。

だいぶもうしっかりしてて、まだ伸びていない羽をパタパタする動作もしていました。

突然ムッと暑くなった日でいつもと違ったのかはわかりませんが、鳥を見るにはだいぶ遅いお昼近い頃に現地には到着したにもかかわらず、ヒナは起きてよく動いていました。

「餌をもらう時しか見えないよ」と聞いていたので、ダメもとで行ったのですが、出会えてラッキー、姿を見せてくれて感謝です。

1人で見ていたら、この情報をおしえてくれた友人が公園にわざわざ来てくれて、

最近、親がよくとまる木を教えてくれ、今はいないねと確認してその場で少し話していたら、

甲高い鳴き声がして、飛んできたのがわかりました。狩りに成功したオスが獲物を持っているのを双眼鏡で見ていたら、

メスが飛んできて、一瞬のうちに2羽が交差して、獲物が渡され、そのあとメスはピョウピョウと高い声で鳴きながら羽をむしっていました。

ヒナのところにすぐに飛んでいくのかと思ったら、意外にもその場でよく食べていて、食べる姿をよく観察できました。

その後、メスは巣に移動し、ヒナにあげるところは確認できませんでしたが、数分メスが動かず巣に滞在しているのを見ました。

公園内の2カ所で一時間弱の観察でしたが、その間、前回は追われていたカラスが来ることもなく、

ヒナは順調に育っているように見えました。元気に巣立ってほしいものです。

観察日:2022年6月20日

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橋場みき子

生きものに出会うために自然の旅に出かけてその環境の動植物を観察してメンバーと気づきを共有し楽しむのがライフワークです。自然の旅はリクエストに応じてご案内もしますし、自分が行きたい場所、出会いたい生き物の情報がが入ってくれば、声をかけて二人でも、いなければ一人でも出かけます。今年は新しい情報、人との出会いが多く違う世界が見えてきました。同じような感性の方と出会いたい。そのためにはどうしたらいいのか?を最近よく考えています。

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