西表島の夜間観察で、出会ったカエル。
昨年の10月ぶりの再会となったオオハナサキガエル。
5月に膝を怪我して俊敏に動けなくて、すぐにでもそばに行きたかったけどいけず、そうこうしているうちに、穴に入ってしまった。
でも、やっとたどり着いた時、穴からこっちを眺めていた。
穴に入ったら奥に入ってしまい、お尻だけが少しだけ見えるみたいなことはよくあるけど、
そうじゃなくて、絵本の1ページのように顔を出してた。
西表島には8種のカエルがいるが、大型で森の渓流沿いに棲むカエル。
10月に集団産卵するのを見たいと思ってるけど、今年は行かれないので、来年以降。
生きもの観察は、活動時期等を合わせたとしても、ご縁がないと出会えない。
まして、産卵のタイミングに合うかどうかなんて、運も良くないと。
近場でなければ、1年に1チャンスしかないことがほとんど。
でも、そんな素敵なかけに一緒にのって、いろんなものをこれまで、たくさんの方と見てきたなぁと。
見れたに越したことないけど、見れない時も、違うものを見てきた。負け惜しみに聞こえるかもだけど、そうじゃない。
なんでも映像で見られる時代になったけど、リアルに行ったら見れるもの感じることは沢山ある。
でも、いつか自分も行きたいところに自由に行けなくなる時が来るだろうから、今まで見てきた生きものたち、せめてこのブログ内かどこかで記録に残そうと改めて思った。
何度もそう思うけど、なかなか進まないのは何故?
オオハナサキガエルにそう聞かれてる気がしてきた。
撮影場所:西表島
撮影日:2022年6月30日