あっという間に3月も半ばすぎて、最近、ブログを書いていないので、そろそろまた生存確認されそうな気がしたので、備忘録として日記記事を書くことに。
2月から周りが一気に動き出し、3年ものんびりしていた自分がそのスピードに対応できなくて、Facebookにも長いこと投稿しなかったら、「元気ですか?」と2月下旬に生存確認されたのですが、その頃から、自分も高速で動き出してました。
きっかけはたまたまだったのですが、毎日動いている方が、体調もメンタルもいいと気づき、
いつも体に力入ってるし、思考が先走って無駄なこと考えがちなんで、
「肉体を使いすぎると具合悪くなる」と思ってたというか、実際、よく具合悪くなる手のかかる肉体だから養生して生きてきたんですけど、
先日、高尾山にご案内していた方から「それ思い込みなんじゃない?」と言われて、「いやいやそんなことないし」と即その時は思ったのですが、一晩寝て確かにそうかもしれなぁと。
少し前から自分には無理、まだ早い、できないみたいな、ストッパーを意識してはずしてるのですが、それがいい感じな気がしてて、ただの危ない人かもしれませんが、誰もそんなこと気にしていないしと。
3月に入ってから初めてしたことに、
①1人で植物の観察地と両生類の観察地の2箇所を1日かけてハシゴしてみる。
→結果1日で15キロ歩いた。1人だと気づきの共有が出来ないから可能なら観察には人と行きたいと思ってそうしてきたけど、シングルだとサッと行けるし、それよりもずっぽり自然の中に溶けいる感じになれると気づく。あっちの世界にはいる感じ。
1人で、ひたすら見える世界の中で、何かを探してる。かすかな音や動き、匂いを頼りに。
土や草、溜まった水の匂い、鳥の動く気配と草の動く音。結果、突然視界に入ってくる植物や鳥が集まってるとこに自分がいたり。
1人だと全然違う。全然違ってどっちも好き。ただ昼間でも森の中で人に突然会うと1人の時はすごくどきっとして怖い。
②12本アイゼンつけてピッケル持って、雪山、伯耆大山(ほうきだいせん)に登る。
→姉にガイドしてもらい、雪山初挑戦。全ての条件に恵まれたからだけど、死なないで帰ってこれたし登頂もできました。
いまは雪山を見ただけで満足ですけど、行ってみたらまた別の世界が広がって、
先月の久住に引き続き雪山に登って私の最近動き出した何かがとても喜んでいた。
高いところが苦手で高度感は怖かったけど、帰ってきてしばらくしたらあの稜線の先にも行ってみたいと思うようになって、そんな変わりばえに驚いてます。
そして、この雪山行きを前日の夕方突然決めたのも少し前の自分ならありえない。
人との約束もあったけど、今の私がどうしても行きたいからその気持ちに素直に従って動いてみたら、案外スムーズに動けた。日本の新幹線早いし正確だし、日本はそんなに広くないから高速移動できる。
15キロも昼間歩いてすぐにでも寝たい眠い夜に、とりあえず、スーツケースに必要そうな荷物を全部つめてなんていう今までしたことのない適当な荷造りをして、翌朝始発で新幹線に乗り山口にむかった。
今の私を雪山に連れていってくれる機会をくれる人は姉以外にいないし、これを逃したら雪山に行けるのは来年だしと思ったら、以前だったら人との約束は絶対に守らないといけないと思ってたけど、ごめんなさいして突っ走ってしまった。関係者の方には申し訳なかったけど、どうしても譲れなかった。
③初めて、地元じゃない美容院(原宿、しかもラインで予約!)に行って、若い女性にカットしてもらう
→個人的にすごい頑張った
娘が行って可愛くなってきたので、自分も行ってみようかなぁと思ったのがきっかけですけど、本当に行くとは私も娘も思ってなく、でも突然決心して行ってきました。
そして思いがけず、ベリーショートに。自信満々に「短い方が絶対にいいですよ!」と気持ちよく言い切られ、それにのってみました。とても気に入ってます、まんまるなフォルムで、娘と友人には好評。ますます年齢不詳、性別不明気味ですが(笑)
④リップが届く
→ 久々のメイク!
1月に友人のメイクアップアーティストの方に私に似合うリップの色を探して(診断して)いただいた。なんとピンク色だった。買い方がよく分からず、娘にお願いして、結局、それは3月になって通販でやってきた(笑)
私の娘は私と全然違っておしゃれ、メイクが大好き、それをこの数年見ていて初めてメイクに興味はわいてたけど、人ごとでした。どうしていいかわからない。
でも、リップだけなら塗れるし、リップだけでも顔色がすごく変わる! なんか、そんなことも楽しい。気恥ずかしさのが先にたってたけど、慣れてきました。
④レンジャクとオオタカ(2つとも鳥の名前です)が見たくて、観察地に通う
→ 主体的なバードウォッチングにも目覚める。
「何かを見たい!」という鳥の見方を実はほとんどしてこなかった。この数年はプライベートで鳥や爬虫類・両生類をみるために旅していて、その気持ちがやっと芽生えてきたのかも。
仕事だと、お客さん、参加者が見たい鳥が見れたらいいと思ってるから、外国人バードガイドに「あなたは何が見たい?」と聞かれても、そういえば答えられなかったなーとふと思い出す。
ずっと他人軸で生きてきた。仕事だし、普通のことだと思ってたけど、忘れてた。
snsで知ったレンジャクがきている公園に急遽探しに行った。気持ちも腰も軽くなったので、突然思い立って出かけるのが全く苦でなくなった、以前と大違い。
でも日曜日の公園はひどく混んでいて人に疲れヒレンジャク見て満足して帰ってきたけど、しばらくしてやっぱりキレンジャクも探したくなり、翌週再チャレンジしたらあっさり出会えた。
1羽でいるからそうかなぁーと思ったら、そうだった。最近、そんなカンが当たるのも嬉しい。
オオタカも鳴き声で存在に気づいてから、4回目に300mmのレンズで写真が撮れるくらいの出会いに。
もってる図鑑をいろいろ読んで、ネットでも調べたり、知りたいことが増えたし、鳥のこと調べてて苦しくない感じ、好きでやってる。
⑤山と渓谷の雑誌、自分で初めて買ってみた→ 植物写真家の木原浩さんのインタビューページが読めた。
職場に15年ぐらいは常にあった雑誌で、でもその頃は仕方なく見てたのですが(広告を出していたから)久々に本屋で見かけて、即読みたいと思って手に取った。読みたいと思った自分に驚いたし、値段(1,320円!)にも驚いた。
以前と違って小さい広告はあんまり入ってない、漫画はまだ同じ人描いてるんだ~、前より読みやすい、など以前と比較して見ていたけど、懐かしさよりもワクワクして見てた。ひとえに山への興味のせいですが。
そうしたら、以前一緒にお仕事させて頂いてた木原さんの特集というか、インタビューページを見つけて、あーこれ読めてよかったなーと。
木原さんのこの笑顔いいんだよなー、書いてるのは若菜さんなんだとか、しみじみ隅々数回読みました。
関係者の方はぜひ読んでね。若い時の木原さんの写真も一見の価値あり! 初めて見たけど、想像どおりイケメンでした(笑)
まだあるけど、また書き出してから、時間が経ってしまったからこの辺でやめときます。
相変わらず落ち着いてませんが、元気にはしてます。たくさん動いてるので、メンタルは悪くないです。
というわけで、数年後に自分でこれを読んで、そんな時もあったねと笑えるといいな。