タンザニア自然の旅 写真紀行 2024年2月No.3 アフリカゾウと鳥いっぱい

アルーシャ国立公園でのサファリを終えて、アルーシャの街で食事をしてからタランギーレ国立公園へ。サファリカーの屋根を上げて、スタートした時は17時を過ぎていましたが、動物たちがよく動くことを考えれば観察するのにいい時間です。

タランギーレ国立公園のゲートにある施設も新しくなっていました。以前の鳥が沢山いた場所はすぐ近くなので時間があれば行けそうです、残念ながら今回は確認できませんでした

ではサファリに出発!

アフリカツミ 若鳥 猛禽の若鳥識別は自信がないですが、喉が白いしサイズ的にもこれでいいかと Merlinアプリが助けてくれるので、識別できる鳥が増えました
ヤモンヤブチメドリ 矢の紋があるチメドリ類というわかりやすい名前
モズ類の若鳥 ここまで特徴がないとMerlinアプリで写真検索しても「一致する鳥はありません」と言われてしまう
ルリガシラセイキチョウ 体長13cmの青い鳥 このエリアに青い鳥が図鑑では3種いることになっているが、一種は見たことがなく、Merlinアプリで分布域を確認したら外れていた。図鑑のデータは古いことが多い。東アフリカの図鑑は新しくなりそうにないので、これを活用した方が情報は新しい。
同じような鳥で、ほっぺの赤いセイキチョウという鳥もいる。自分は縁がなくて今回も写真が撮れなかったが、フナシセイキチョウは今回、野外でも多数見かけた。
アオエリネズミドリ この鳥も青い羽を持つ鳥。青い(部分がある)鳥は人気。ネズミドリがこの場所では2種いるが、珍しい方から出てくるとは思ってなくて、すごく驚いた。しかも群れで、びゅっと近距離のブッシュの中に入った。いつも遠くにいるのをやっと見つける感じだったから慌てた。そういうわけで写真も多い。後頭部の一部だけが水色のシルバーグレーのようなシックなカラーリング
冠羽もあって、尾も長い鳥 水色の羽が見えます
ネズミに動きが似ているから、集団でいてネズミみたいにいるからというのがネーミングの理由と聞いたことがあるが、地面に大きな群れでいたのは南アフリカ1回見ただけだし、ネズミっぽいと感じたことはない。水色の羽の部分は本当に少しなんだと、この写真で理解。
やっと全身を見せてくれましたが、このポーズだと水色の羽が見えなくて残念。
この両足で枝を掴んで、体がぶら下がっているふうな姿はちょっとハムスターに似ているものを感じた。
ホオジロカンムリヅル 突然現れる 草の背丈が高いので、かがんで食べていられるとすぐ気づかなくて、頭を上げた瞬間に、あ、そんなところにいたの!ということに。今年はとにかく、このツルもいろんなところで見かけた

そしてついにアフリカゾウの群れに。タランギーレ国立公園は、アフリカゾウとバオバブが印象的な公園。そして鳥が多い。

アフリカゾウ
耳をバフバフしている音もよく聞こえるし、心地いい。食事に忙しいゾウたち
近いとアップ写真しか撮れなくなるが、まだ近すぎて怖い距離ではない
遠景はiPhoneで撮影
ハイイロオナガテリムク タンザニアの固有種だが、この公園近辺ではとても多くロッジ周りでもよく見かけるので、つい写真を撮りそびれるし、しっかり認識されないことの多い種
ルリホオハチクイ ハチクイの仲間も種が多いが、いつもはそれほど見ない種
エジプトガン 7羽の幼鳥と親 大雨で大きな池ができたおかげで、私たちもエジプトガンに間近に出会えてラッキーでした

エジプトガンの幼鳥 大きな仔だけど、まだあどけない
シロガシラウシハタオリ これも多い鳥 ウシハタオリの仲間は、ハタオリの仲間よりも大きい、見たままに表現すると雑っぽい巣を作る
ライラックニシブッポウソウ
全身のその美しさを見るのが難しいのですが
この時は、道路に降りて砂浴びを始めました
おかげで、飛ぶと美しく見える青い羽の部分もよく見えます
とてもリラックスしていたのか、いっとき砂浴びを続けていましたので、そのおかげでゆっくり観察・撮影できました
当然、羽の色には個体差があるのですが、この子は、美しい個体です。最後は、ホロホロチョウが道を走ってきて、驚いて追われるように飛んでいってしまいましたが、見せてくれてありがとうね
キエリボタンインコ 可愛い小型インコ ここには顔がオレンジ色のルリゴシボタンインコもいるが今回は見られず
ハイガシラスズメ 砂浴び中 道路に一斉に降りてきて砂浴びを始めた
マサイキリン この公園でもキリンに出会う
ホロホロチョウの親子
ホロホロチョウ 子供も木の上に上がって夜は休むのだろうか? 親みたいに顔が青くなるのはいつ頃なんだろうか?
チャイロネズミドリ これが前述のアオエリネズミどりと同じ仲間の鳥 この茶色いネズミドリしか見られない時も多い。こちらは、丸いほっぺがあるように見えて可愛い感じではある
なんで地面にぺったり座っていたのか不明だが、飛んできて地面に降りた 砂浴び目的なのか 地面が温くて気持ちいいとかどんな理由なんだろうか
テンニンチョウ 繁殖期の時だけ、オスは黒くなり尾は伸びる 今回最高に伸びてると感じた
ヤツガシラ 地面に降りて、餌さがししたかったのか。サファリカーの前に出てくれてありがとう
ライラックニシブッポウソウ 夕日に染まる
アカノドシャコ 夕日に染まる 高いところが好きで、今回はアリ塚の上にいる ちょっとでも高いところに上がって鳴き叫ぶ。けたたましいので居場所がすぐにわかるし、道路にもちょろちょろよく出てくるので観察しやすい鳥

左の木についている丸いものが鳥の巣 種類によって形、大きさ、作る素材なども違う 出入りしている時でないと、誰の巣か断定できない

この公園での夕暮れ、サンセットもとても美しい。日の出、日の入りの時間帯の光はどこでも美しいが、ここの景色と共に光の爆発的なエネルギーを感じるのは、いつでも最高に気持ちがいい。

最後にゾウが沢山出ていました。動画はたくさん撮ったので、YouTubeに上げたら、リンクを貼ります。午前中はキリンに、夕方はゾウにたっぷり出会った1日でした。正味2時間のロッジに行くまでの間にこんなにも出会いが多いなんで、やっぱりすごいなタンザニアと感じました。

メッセージ

世界のフィールドを歩き生きてきた私は、移動して自分の知らない世界とつながり、自然や生きもののエネルギーでパワーチャージをしています。クリアな自然の中に身をおき、動植物を感じようとすることは、自分のコアな部分につながり、瞑想しているような落ち着いた時間を過ごすことができます。私とそんな時間を共有してみませんか。

この記事を書いた人

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橋場みき子

生きものと世界の大自然、旅や愛爬ヒョウモントカゲモドキ、ときどき娘のことなど書いています。動植物大好き、自然の旅案内人として、知人・友人に案内しています。2020年3月まで世界の動植物に会いに行く旅を手配・案内する生活をつづけて20年以上、1年に地球5周を移動するような生活でしたが激変。2021年9月私は生きものとのつなぎ人と自覚し復活。鎮まりながら多動し、今日も生きています。

イベント情報

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