タンザニア自然の旅 写真紀行 2024年2月No.6 セレンゲティの朝

セレンゲティの日の出の時間はいい。展望台があるので暗い時間から登って待っていると、地球に太陽が当たって、光が増えていくのを感じられる。自分の写真では全く伝えられないけど、360度見渡せるような平原の中で徐々に増えていく光のエネルギーを感じるだけでもエネルギーチャージに最高だ。

この日は、1日セレンゲティ国立公園で過ごせるので、朝食後に出発し、ランチは戻ってロッジで。そして午後にまた再出発してサファリをしました。

まずは午前中の様子。

ロッジの部屋から撮影した景色 左の岩山にレストランやバーがある

 

ニシヒメアマツバメ ロッジを利用して繁殖中 鳴きながら巣に行ったり来たりして、いつも騒がしくぐるぐる飛び回っているが、朝が一番活動

駐車場からサファリカーに乗って出発。

ヤツガシラ アフリカヤツガシラは、亜種扱いだそうなので、ヤツガシラと表記しましたが、お好きなほうをどうぞ
今回は、ポツポツ見かけました。地面で餌を探すせいで見つけやすいからでしょうか。
左 ゴマフオナガゴシキドリ、右 ハイイロヒタキ
チャエリキクスズメ 名前にスズメとあるし見た目もスズメっぽいが、ハタオリドリの仲間
スワヒリ語で「はてしない草原」を意味するセレンゲティ。来てみるとそれがすごくよくわかる
右上の2羽は、
アフリカソウゲンワシ
カレハヤブヒバリ Fawn-coloured Lark
ミナミジサイチョウの若鳥 成鳥になると目の周りや喉の袋(現在は肌色の部分)が赤くなります
家族でいることがほとんどの鳥なので、近くにいるかと思って探しましたがこの時は1羽しか見つからず
この鳥、まつ毛がとても長い。砂っぽい場所にいると長くなるのだろうか
ジサイチョウのいた木 どこにいるかわかりますか?
ディクディク 遠くにしか見れず
キノドサケイ 2羽とも雌 顔がよく見えないけど、模様と大きさから
キタシロズキンヤブモズ 最もよく見かける鳥の一種
チャエリヤブヒバリ 識別に自信はないが、Merlinもそう言っているのそうすることにする
ゴマフオナガゴシキドリ ペアでラブラブしているのが多数見かけたけど、写真が撮りにくい場所にいることが多い
このペアは撮影後、尾をあげて振っていたので、ディスプレー行動をしていたよう
シロハラキイロカナリア White-bellied Canary ※識別悩みました キマユかなりほど過眼線がはっきりしないしお腹も白い?
アフリカセッカ
アフリカセッカ 草に紛れるとわかりにくい
アフリカカッコウ
距離が遠くて違う鳥かと思ったけど写真が撮れて判明
ディクディク やっとちょっと落ち着いているお休み中のディクディクに出会う

そして、昨日も通ったカバのたくさんいる水場でしばしカバの生態観察

アカハシウシツツキ カバの背にいる鳥 皮膚をかじったり、血を吸ったりする。カバだけでなくいろんな動物につく
イソシギ もカバの背に乗っていました
乗りやすいカバがいるのか、どっちも乗ってるカバもいて
ヤシの木のそばにいた個体は、この後向きを変えて、、、
糞を尾で撒き散らしながら排泄していました。どうもお尻は外に出して排泄はしたいようで、高いところに上がりつつしていました
気持ちよさそうに寝ています。カバは夕方から上陸して活動を開始します。昼間は基本水場で休んでいて、夜に活動する夜行性の動物です。こんな穏やかな寝顔をみると気性の荒い一面を想像するのは難しいのですがアフリカでは、蚊の次に最も人が殺される原因になっている動物です。
鳥に背中に乗られても気にしていない風のカバがほとんでしたが、中には、ちゃんとわかっているそぶりを見せるカバもいました
アカハシウシツツキの親子 左が幼鳥、右が成鳥
カバのいるヒポプールは1箇所にたくさんいて、こんなところ
全体はこんな感じ
チュウヒダカ 目の周りの露出している肌が黄色い独特な顔をした猛禽 そして習性も変わってる気がする。こんな風によく木の中からつかみ出そうとしてこの体勢でいるのを過去にも目撃してる。何を引っ張り出そうとしているのか見れたことはないのだけど

コオナガテリムク チュウヒワシがバサバサしてるのに我関せずしてずっととまっていた鳥。ピントも合っていないけど、ツキノワテリムクと同じ仲間の鳥で、青と紫の光沢色が美しいのでご紹介
フタオビスナバシリ だるまさん転んだのような動きをするので、じっとしていたら見せてくれることが多い
スズメヒバリ どっちつかずな名前だけど、スズメみたいな風体の小さいヒバリです。右がオスで左がメス
クロオウチュウ 目が赤いのが写りました
残念ながら、ただの真っ黒い鳥にしか見えないことも多いです

10時半過ぎにキャンプサイトに到着し、サファリカーを降りてトイレ休憩&観察。

Striped Skink (Mabuya striata)トイレの給水タンクについていた小型のトカゲ
ギンビタキの若鳥 成鳥を今回写す機会がなかったけど、セレンゲティに多い鳥
成長になると点々している部分はなくなり、グレートオレンジの2色の鳥になる。幼鳥のうちの模様もいいなぁと
クリオオニハタオリと巣 ンゴロンゴロで近距離で出会える鳥。巣と一緒に観察。言葉が悪いが雑な巣を作るがそれがこの種の特徴
ヒガシコシジロウタオオタカ キャンプサイトから遠くに見つけて確認した鳥。似たような鳥が3種いるが、嘴が黄色ければこの種だし、この種が最も多い。地面の少し高い石の上とか、ちょっとだけ高いところに上がっているのを、見かけることが多い
Blue-headed Tree Agama(Acanthocercus atricollis) 全長30センチ以上はあった中型のトカゲ 顔が見ているうちに青くなっていった
この顔が緑色に見えていた始めの頃に撮影した写真
最後の方は、完全に青く見えて
これが途中に撮影 ちょっとまだ緑っぽい⁈
大きな木についていました
この大きな木にトカゲはいました。ここから、猛禽を見たり、ハタオリドリを見たり、広い草原を見たりと各々好きなことをしながら休憩

メッセージ

世界のフィールドを歩き生きてきた私は、移動して自分の知らない世界とつながり、自然や生きもののエネルギーでパワーチャージをしています。クリアな自然の中に身をおき、動植物を感じようとすることは、自分のコアな部分につながり、瞑想しているような落ち着いた時間を過ごすことができます。私とそんな時間を共有してみませんか。

この記事を書いた人

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橋場みき子

生きものと世界の大自然、旅や愛爬ヒョウモントカゲモドキ、ときどき娘のことなど書いています。動植物大好き、自然の旅案内人として、知人・友人に案内しています。2020年3月まで世界の動植物に会いに行く旅を手配・案内する生活をつづけて20年以上、1年に地球5周を移動するような生活でしたが激変。2021年9月私は生きものとのつなぎ人と自覚し復活。鎮まりながら多動し、今日も生きています。

イベント情報

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ただいま、オンラインで、zoomを使ってイベント開催中です。リアルなイベントは、様子をみながら再開を検討します。

国内で観察撮影した写真を見ていただき、その時の様子をお伝えしています。

みなさん、ぜひ一度お気軽にいらしてください。

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