前夜からの雷を伴う大雨で心配だった翌朝、朝日は登ったけどもクレーターは雲海の下で見えない。朝日はまぶしく明るいが、一抹の不安をかかえたまま出発。案の定、霧というより、もっと水分の多く含んだミスト状の中に入るようでしたが、そのうち晴れるだろうとは思ったし、ガイドもそう言うので、見える範囲でサファリをスタートし、そのうち晴天に。ドラマティックな一日でした。
ランチ前にはまた、わかりやすい雨雲が近寄ってきていて、キャンプサイトのトイレ休憩にギリギリ間に合い、雨は車の中でランチを食べながらやり過ごし、晴れてから少しキャンプサイトで散策して、それからまたサファリに再出発。至る所に大きな水たまりがあり、フラミンゴも近くにいるし、水鳥も点在。ライオンもやっと多数登場! なんとショベルカーの上で寝ている個体も。濡れた草の上に寝たくないから、最近はよくそこで寝ているそうですが、CAT社のパワーショベルの上にライオンがいるのはちょっと笑えます。
クレーターサファリの1日は、充実し、写真も多いので、前半後半に分けて一気に紹介します。生き物たちも、前夜の大雨の後、濃いミストにおおわれた朝、それからの晴れ間で、比較的よく動いていました。生態観察としても面白いものが見えましたし、親子やペアのアフリカオオノガンや、発情中のアフリカゾウ、普段はない大きな水場にたくさんのシギチドリなど、相変わらず草丈が高くて見つけにくいのはそうだったのですが、それでも出会いが沢山ありました。
とこの辺でちょうど半分ぐらいなので、一旦前半を終了。