先週初めて知ったことで、かなり衝撃的なことのひとつに、パソコンを打つ腕の向きは、体にとってねじれた位置、ひっくり返しているということだ。
そうすると、おおかたの生活スタイルは、常にねじって生活しているということになる。知らなかった。パソコン打って、ごはん作って、掃除して、ヨガで四つん這いやダウンドックのポーズをとる、すべてねじっている。
これは、いいことを知った。これからは、あぐらを組んだ時、迷わず手のひらは上に向け、腕の向きを上にしよう。そして、時々、腕を適正位置にもどそう。こんな小さなことでも、体には利いてくる。少しでも、継続すると違う。ほんの少しがきいてくるのだ、ということを私は経験から知っている。
私の首が痛いからはじまり、腰痛がひどくなってテニスができなくなったのに至るには、考えたら、結構長い時間がかかっていた。
そもそも子供のころから姿勢が悪かった。そして、大人になってから、好きになって、突然テニスを週末だけ、たくさんして無理をしたと思う。テニスの後、いつも体が痛かった。
それから、子供が出来て、片側だけにひもをかける、赤ちゃんの顔が前にくるタイプの抱っこ用具を使っていて、ある日突然、右腕が上がらなくなった。首が痛くて、頭が重くてたまらなかった。
そして、極めつけは、仕事で僻地に行き、車で、悪路を走り長時間揺られる。そしてその前後に狭い機内の飛行機の座席で長時間過ごす。ということを毎月繰り返し、その間、特にメンテナンスをしていたわけでなく、痛い時だけの対処療法だけだったから、徹底的に悪くしたと思う。
整形外科には行ったが、何もすることはなく、薬をだされただけで、猛烈に痛いときは、接骨院に通い、そして薬を飲んでごまかした。
自分の体に向か合わなかったつけが全部回ってきたと、数年前に気づいた。今まで以上に大変な状況になった。
そこで、お客様に教わった、近所の先生のところへ、すがるように通った。カイロプラクティックがベースだが、それだけではなく、独自の方法も取り入れ、体を丁寧に見てくれ、骨を適正な位置に直すという事をしてもらっていた。
約2時間、週末に、日本にいる時は2年半通い続け、今に至る。大きく変わったこと、それは自分の、意識が変わったことだ。
毎週、毎週、ほぼ同じようなことを、言われて、姿勢を正そうという気になった。そして、本当に以前に比べたら各段に姿勢がよくなった。
腰も首も、ずっと痛いままだったのに、ある時、首の痛みがとれた。そして、いま、腰も時々重い時があるだけで、朝起きた時から痛くてたまらないということはほとんどなくなった。
諸説いろいろあるので、ある人の言うこと全てが正しいと思っては鵜呑みにすることはないが、自分でこれはいいかもと思うことを試していき、積み重ねて、自分の体を今メンテナンスしている。これからも、その方向ですすみたい。
最近は、スポーツアロママッサージというものを受けに行き、自分の体の状況をマッサージを受けながら説明してもらい、自分が気づいていない疲れがどこに貯まっているのかを認識することができるようになった。
受けている間に色んなことが聞けるので、私の体のことを私以上に知る、パーソナルトレーナーのような存在であると、最近話していて気づく。体を使うということを総合的に相談できる人です。
自分は、運動の事を相談できる人がいないから、今の自分に合う運動量や体の使い方、ストレッチの仕方、マッサージの仕方などをはじめ、たくさんたくさん毎回聞いています。
最近は運動よりも睡眠のとり方のほうが大事と気づいてそんなことを話したり、ヨガや瞑想についても話ができるし、アロマのことも聞いています。
いままでの積み重ねがあって、いまの状態の私がいる。この体は、この先、死ぬまで使うわけで、少しずつでも学びを増やして正しい状態に持っていきたい。
幼少期にしっかり運動しなかったことをずっと後悔していたが、「一般的な40代女性の下半身の筋肉量ではない、後々利いてきますよ。」といわれ、仕事で頑張ってきた甲斐は下半身についているんだと知り、うれしかった。
というわけで、体のことを知るのは大好きです。自分の健康は自分で守ります。
そんな本も時々読んでいますので、そのうちブログで紹介しますね。
お世話になっている、スポーツアロマトレーナーの方は、飯泉賢さんです。飯泉さんのサイトはこちらです。
☆写真は緑の美しい時期のタンザニア、ンゴロンゴロ自然保護区のクレーターを上から見下ろした写真。雨の降り具合で緑の具合が違います。ほぼ10年毎年同じ時期に通っていますが、こんなに緑だったときは一度しか見たことがありません。水は命そのものです。雨が降ると景色が変わります。タンザニアに行くと、水の偉大さを大切さをいつも改めて感じます。