劇的な心境の変化は突然やってきた 自分の道は自分で選びたい

「親と上司は選べない」と、何度も聞いたし、親子関係で身に染みてわかっていたつもりだった。

でも、去年、自分が変わることで、親子関係が激変し、想像できなかったくらいの良好なステージに、変化は徐々にだったが、大きく変わった。

その変貌ぶりは、いまでも、時々、信じられない気持ちになるほど。

話は変わって、私が大事にしてきた仕事に対する気持ちが、ある日のある出来事で大きく動いた。

娘を産んでからもうすぐ14年、0歳児からの保育園時代も、小学校6年間も、数々の難所はあったけど、どうにか両立を続けてきた。いろいろな人の助けを借りて。でも相当きつかった。

それでも、海外で、インフラすら整わない国の現状を目の当たりにし、夜に冷たいコンクリートにそのまま寝るストリートチルドレンをホテルの自室から見たり、水汲みにひたすら歩く人を見たり、太った人がいない、よく食べていなくて痩せているという国の人を見たりしていると、日本でどんなにつらくても、自分はまだましな方だと毎回、心底思え、そして、また帰ると、頑張れた。

そんな風にして、必死に守ってきた、継続してきた、愛おしかった仕事を、もう辞めようと思ったのは突然だった。しかも信じられないくらい、すぱっと、あっさりだった。

心が整ったせいかもしれないが、不思議なくらい、すっきり、はっきり、迷いなかった。自分の道は自分で選びたい。そう思った。

ちょうど半年前の頃、感じたままの勢いで書いたけど、アップするのは止めた記事を発見。最後の2行を書き足し、時系列を書き直して、アップします。タイトルが、自分でいま読んでもドキドキする。なんだか面白い。半年前は、まだ悩み深き時でした。半年ってあっという間だなぁ。

☆写真はナミビアのカバンゴ川に落ちる夕日です。どうしてこの写真を選んだかなぁ。店じまいの気分だったかもしれない。

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橋場みき子

生きものに出会うために自然の旅に出かけてその環境の動植物を観察してメンバーと気づきを共有し楽しむのがライフワークです。自然の旅はリクエストに応じてご案内もしますし、自分が行きたい場所、出会いたい生き物の情報がが入ってくれば、声をかけて二人でも、いなければ一人でも出かけます。今年は新しい情報、人との出会いが多く違う世界が見えてきました。同じような感性の方と出会いたい。そのためにはどうしたらいいのか?を最近よく考えています。

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