もうすぐ、またツアーで、アメリカのアラスカ州に行くのでその前に、カナダでの話をもう少し。
今回、ツアー中に7月1日のカナダデイを迎えました。冒頭の写真のようなピンバッチや旗がビジターセンターの机におかれ、人気のない場所でも、建国記念を祝っている様子が見受けられました。
この日、ニューファンドランド島の中でも、かなりの田舎町を移動していましたが、行く先の村々で、大人も子供も集まって、歌ったり、飲んだり、食べたりと何か特別なことをするわけでなく、楽しそうに集まっていました。夜には花火が上がり、日本の建国記念日とは全く違う様子を一日感じていました。
カナダはにはかつて先住民が暮らしていましたが、そこへ、ヨーロッパからの入植者が移り住みました。ニューファンドランド島は「ここからカナダはじまる!」と言われるほど、実は由緒あるエリアです。
今では、大西洋に面した小さい島という、その名も知らない日本人が圧倒的多数ですが、かつては、フランスとイギリスの争いの場となり、ヨーロッパ人の注目の場所だったのです。
ヨーロッパと、カナダ・アメリカの北米の関係性まで、高校の授業で学ばなかったと思いますが、現地で話を聞けば興味深く、その歴史を知りたくなりました。
来年の建国150周年を記念して、カナダシアターというサイトもオープンされています。カナダに興味のある方にオススメです。