カナダの先進国で、こういう目に遭うとは思わなかったが、
実際に遭って、かなり惑わされたので、
書くことにした。
カナダ在住歴が長い人に話したら、
「カナダですから何でもあります。」
と言われたけど、
アフリカ、中南米ならまだしも、
先進国カナダで????と、
個人的には思いました。
でも、東部カナダに来ると
全体的にのんびりしているから、そんなものかもと帰る頃には思いました。
搭乗ゲートの表示が違う
これって滅多な空港ではないのですが、
自分の搭乗予定のフライト便名と目的地が表示されていないボーディングゲートは気持ちが悪い。
というか、とても不安になる。
エチオピアのアディスアベバ空港でそういう目に遭ったことはあるが、
すぐ思い出せるのはそれくらいで、
そのくらいレアなことだと思う。
それを間違うのは、まずいでしょう、空港として。
今回、直前に大雨が降って、
フライトが遅れて、
直前にフライトキャンセルがあったりしたせいかもしれないけど、
それにしたって、その間違いは直そうよ、モントリオール空港の担当者!
と思いました。
そして、日本だったら、
電光掲示板が直せないなら、
紙に書いて貼るとかしてくれそうだけどなぁと。
先進国だけに、なんだかすこし腹が立ちました。
どきどきしたせいもあるけど。
電光掲示板の表示が違う
搭乗ゲートが変わることは、よくあることですが、
変わった先に移動したら、
違う行き先とフライト名の書かれた表示がされていて、
多くのフライトの搭乗ゲートを確認するための電光掲示板には、
待っている便の表示に
「DEPARTED」 と書かれていた。
そこで、かなり一瞬混乱して、
???と、頭にはてなが散り、
もしかして、
乗り遅れたの?
また、空港で泊まり??
と先月のツアーのこともあり、
と本気で一瞬、焦りました。
でも、そんなわけない!と言い聞かせ、
直ぐ確認にいったら、
「このゲートで間違いない、本当だ!本当だ!本当だ!」と係員に繰り返され、
ひとまず参加者に事実を伝えに行き、
待機してもらうことに。
結局、搭乗ゲートの表示は、出発最後まで直らなかったけど、
電光掲示板の表示は、途中から正しく表示されました。
電光掲示板の表示が激しく違うことを書かれたのも、
今までの経験上で初めてのことで、
衝撃的でした。
搭乗ゲートの場所がわかりにくい
一言でいうと古い空港で、
増改築したような作りなせいでわかりにくいのだと思うのですが、
適正な表示が足りていません。
ただいま空港工事中なので、
少しは改善されるかもしれませんが。
行きたい搭乗ゲートの番号が書かれていないと不安になると思うのですが、
乗継時間が短い時などは、
焦っているので、悩んだら、人に聞いてしまいましょう。
モントリオール空港のメリット
デメリットばかりを書きましたが、メリットも伝えます。
モントリオール空港は狭くていい。
以前、ニューファンドランド島に行くには、
トロント経由でしたが、
7時間程度の待ち時間がありました。
しかも、
トロント空港は果てしなく広い。
時間をつぶすにはいいともいうが、
空港はどんなに広くてもそれほど楽しいものではなく、
移動がとても大変でした。
どの国の空港でもそうですが、広い空港は移動が大変。
その点、
モントリオール空港はこじんまりしている。
わかりにくい古い空港だけど、
只今工事中だから、のびしろはある。
ローカルな香りがただよい、ほかの空港とちょっと違って眺めているのは楽しかった。
両替所で住所を書いたら
「サイタマ、『翔んで埼玉』を僕は知ってるよ、面白いよね」と笑われた。
両替所で両替以外の話をすることもあまりないけど、
ゲラゲラ笑われたのは初めて。
人ものんびり仕事してる。
2018年から、成田―モントリオールの直行便は就航。
東部カナダに行く際は、
選択肢の一つとして考えていいと思う。
最後にここだけ
モントリオール空港の電光掲示板や搭乗ゲートの表示は間違っていることがある。
と思っておこう。
チェックして、わからなければ、
躊躇しないで、
係員か、
周囲の人に聞こう。
落ち着いて周りを見ていたら、
「ここでいいらしいわよ」という話もちらほら聞こえてきた。
周囲の観察も大事だが、
万が一乗り遅れてもだれも責任取ってくれるわけでない。
気になったらチェックするのが基本だ。
そして、先進国だから安易に信じてしまっていたけど、
誰でも、どこでも間違いはあると思えば、
表示は鵜呑みにしてはいけないし、
安易に信じてはいけない。
間違いがあるかもしれないと心の片隅に思っているだけでも、
そういう目にあった時、
少しは平静でいられるだろう。