2025年12月2日〜10日までニュージーランドに行ってきました。
ニュージーランド(以下、NZ)へは、2024年12月にミルフォードトラックの3泊4日のトレッキングに訪れたのが初めてで、今年3月にアホウドリ観察に南島とスチュワート島を訪れ、今回の北島で3回目の訪問。短期間に3回訪れたのでだいぶ様子がわかってきました。北島の空港の外に出るのは初めてでした。
今回は海鳥のミズナギドリとウミツバメの仲間を多数観察することを目的に企画するに至りましたが、船の出航日が限られているので、空いた日には厳重に保護されの固有種を観察出来る「ティリティリマタンギ島」を訪れました。また、本来3回海鳥を見るためのボートに乗る予定でしたが、悪天候で1回はキャンセルになったため、1日多く陸地で過ごす時間ができ、Tutukakaの町の周辺で探鳥したり、Tutukakaから南北に片道1時間半くらいのエリアまで足を伸ばして散策しました。
3月に訪れたときは公共交通機関を利用して移動しましたが、今回の場所はそれがないので、意を決してレンタカーを運転。同行メンバーも1名だけでしたので、個人旅行でした。今年になって自分も行きたい場所で目的が合えば、自分も費用を負担して個人旅行のように出発しています。自分の行きたいフィールドに誰かと一緒に行けることは、私にとってはチャンスでしかありません。1人より2人、またそれ以上であれば、目の数が文字通り増えて、より出会いのチャンスが広がります。事前に、〇〇が見たい、したいという声が聞けるからこそ成り立つ旅ですが、これなかなか良いです。私にとっても初めての場所なので、それを承知で一緒に行ける方としか行けませんが。
話が少しそれますが、ちょっとご報告。
今年は長めの旅が月に1回以上国内外で続いたのと、プライベートで介護が夏以降に突然始まり、これまで旅の後に書いていた旅行記のようなブログを投稿する時間が全く作れなくなりました。無理したらできるかもと考えた時もありましたが、それでなくても体調管理が難しいのでやり方を変えようと秋には決心したものの、どうするかに悩んでいましたが、一度こうしたいという形ができたのでやってみます。
観察の旅を一緒にした方には旅の記念に、時間を4桁の数字で記載し行動・観察記録をお渡ししていますが、それとInstagramの写真を合わせてみていただき、これまでブログでみていただいた旅行記の代わりにしていただければと思います。Instagramで全ての写真をアップしてきてないので、全然足りない感じではあるのですが、しばらくそうさせてください。これからは、Instagramでもっと頻繁に動植物写真をアップするようにしようと考えています。
旅に出ると初めて知ることばかりで、莫大なインプットが毎回入ってくるのですが、それらをアウトプットする時間が取れないので、帰国後にA4の裏紙に書き散らかしていたのですが、それを箇条書きにして、ブログに残そうと思いました。そしたら後からそのトピックを思い出すきっかけになるし、そんなツアー後に書いた紙がここ数年分はあるので、それだけでもさかのぼって投稿できたらいいなと今は考えています。
というわけで、
今回のNZの旅で私が感じて伝えたいと思ったことお伝えします。箇条書きと書いたけど、書き出したら長くなりました。
- TutukakaのThe Petrel Stationは海鳥好きなら超絶おすすめ。リンク貼ることは現地で了解とっています。この仕事はHappy Work(いい表現!)で、2020年からはじめたそう。鳥が好きになったきっかけが映画『The Big Year』(アメリカ人3人が1年間で何種を見られるかを競うゲームのような探鳥をした映画。日本は劇場未公開。私は機内でたまたま見て知った。日本でもバーダーには認知されている)を家族で見てからと。本業がグラッフィックデザイナーなので、サイトもグッズのデザインも最高です。フレンドリーで優しいしたくさん話しもし、行く前からメールでフレンドリーだったけど、船でも教えてもらいました。出会えてよかった。ここを教えてくれた、アメリカ人バードガイドの友人に感謝。
- ニュージーランドウミツバメの復活劇。アイキャッチの写真がその鳥。絶滅したと思われていたニュージランドウミツバメ。詳細はInstagramに書いたので省略。
- 渡り鳥、海の渡り鳥の集結具合はすごかった。そしてそれが海が関係していることも知り、南極に生き物が多いのは海の中の生き物が豊かで、その海域にたくさんのプランクトンがいて、アミがいて、魚が来て、鳥が来て、ほかマンボウ、マンタ、サメもいた。マンボウなんて、畳2畳くらいのサイズかんで驚いた。そんなに大きくなるのかと。海は見えなくて難しいけど、またしても見えない世界を少し垣間見られて気づきがあって最高だった。
- 海鳥クルーズがメインの旅は難しい。クルーズは3回予約してスケジュールに入れたけど2回しか乗れなかった。悪天候理由だし2回乗れたからまずまずではあるが、予約を入れる際には少し日付を離して入れるとかしないと海が荒れると全滅する可能性もあるかも?と。海外まで来て全く乗れないと悲しいが、そればかりは仕方がない。どうするのがベストかもう少し探りたいが、運かなぁとも。海鳥船の予約はテクニックと運がいると感じた。
- 船は揺れるが鳥がいるから海鳥好きなら大丈夫。目的の場所に着いたらエンジン切って、海鳥をずっと待って観察した。初日はそれほど揺れていなかったことが、2日目に揺れてわかった。そして揺れると撮影がかなりきつい、立ってるだけでも大変なのに、ファインダーに鳥が入れにくいというかすぐはみ出すので撮影難易度が格段にアップすると気づく。11人乗りのボートサイズだからそれほど小さい船ではないが、弱い人は酔うだろうとは思う。2回乗った時にそんなふうな人は誰もいなかったが。「必ず酔い止めを飲んでね。どんなに酔っても早く帰ることはないから、1日が台無しになるからね。と最終のメールに書いてきて読んで悩んだけど、結局飲まずに行った。南極で酔い止めを飲んで具合悪くなってから酔い止めのトラウマが私にはあって飲まない選択をしたけど、大丈夫だった。撮影する人は忙しいから、きっと酔わないはず。2回とも風が吹かず、アホウドリ類をはじめ海鳥があまりこないかもと言われていたレベルで2日目は結構なレベルの揺れがあった。海がうねっていたのだろうと、悪天候の時はどんなだろうとは思う。酔いはしないけど、揺れた日は船を降りた後に下半身がかなりだるかった。妙に疲労感があって膝でバランスをとって撮影しているのは結構疲れることを知る。朝6時半に出て16時過ぎに戻るような長時間のクルーズだからというのもある
- 鳥の世界は狭い。海鳥船で台湾人の二人組がいて、台湾で海鳥船のコーディネートしている人だった。話していたら知人(日本人)を知っていて、鳥の世界は本当に狭いと感じる。台湾にはアホウドリとクロアシアホウドリしか来ないと、日本にはいっぱいいるのに不思議なんだと聞く。日本人はコアホウドリをみたいと台湾で船に乗った際には言わないから楽でいいと言ってて笑えた。
- 北島と南島、スチュワート島、雰囲気がだいぶ違うと感じた。今回出会った北島の方、Tutukaka周辺の人々、みんな優しかった。鳥見てたら、ここに行くといいよとか、シダセッカ見たいなら案内するよとか、ガソリン入れるのにマシンが動かなくて困って聞いたらやってくれる、会計の方法まで教えてくれた。超ピンチの時も、親身になって考えてくれたり日本でもっと外国人に優しくしようと思った。基本困ってる人は助けるけど、それ以上のものを今回どこでもされた。NZの人、基本とても優しくフレンドリー。住んだことある人、住んでる人曰く、笑顔で適当なこと言う時あるから気をつけてと去年教わったけどまだそんな目には遭ってない。それから、英語が去年も3月も聞きにくくて困ったけど、今回はそんなことなく、北島の方が訛りが少ないのか? たまたまなのか。
- レンタカーを借りた。オークランドの空港で借りて、借りる時はよかったけど、戻ってくる時、レンタカー会社のくれた書類に書いてあった住所を入れたのに国内線の間違った住所が記載されてて、どハマりした。空港周辺で40分くらいグルグルして、あまりに困って歩いていた空港関係者に聞いたら、その人にセキュリティチェックの場所で再会して「着けてよかったね!」とニコッと笑顔で言われた。海外の場合は、レンタカー出発地点を自分で記録しようと思った。
- Google Mapsをナビに利用して走った。概ねそれは問題なかったが、大変な道に一度誘導され泣きそうになった。砂利道で左側は崖の山道でガードレールはもちろんなく運転してて頻繁に滑るし、もちろんスピードなんて出せないから結局時間はかかったし。「◯分早く着くルートを見つけました」と言われて鵜呑みにしたのが間違いだった。裏道の認識なく行ってしまった自分が悪い。地図の全体を一度先に見ておけば避けられそうなことだった。レンタカーについてるナビは英語だし使わずに使い慣れたGoogle先生を使ったことに後悔はない、ラウンドアバウトも的確に(ときどき怪しかったけど)案内してくれたし、でも、北海道の雪裏道に連れて行かれたの、対馬の超絶狭い道に案内された以上に怖かった。記録更新した。
- 海外で運転に初トライした。日本と同じ右ハンドル、左側通行だからやれた。交差点が日本と大きく違いラウンドアバウトという、ぐるっと回るタイプだったけど、いつも運転を教わっている教習の先生曰く日本の交差点よりも14%事故が減るそう。だから本当は導入したいけど、日本はもう根付いてしまい変更は無理ということになったと出発前に聞いた。確かに交差点の事故は減りそう。私は、そこに入る時は「右を確認、確認、確認!」と毎回口にして運転してました。行くつめの道で外に出ればいいのかに集中すると、右側のチェックを怠りそうに私はなったからです。何回かクラクション鳴らされました、ごめんなさい。
- 道路に動物の礫死体が多数ある。オポッサムが1番多いけど、ウサギ、ミヤコドリ、もっと小さいものまで。1日に何回も見ました。オポッサムはオーストラリア本土では減って困ってるけどニュージーランドでは増えて困っている。そしてオポッサムには一度接触しそうになってギリギリ避けられたけど、むこうの2匹は全くこちらを見なかったし避けなかったと同乗者にいわれ、目線まで観察出来なかった私はただただ驚いたんだけど、それでよく轢かれるのかもと思った。
- ティリティリマタンギ島に行って、陸地の固有種を堪能した。泊まりに行きたいと思った。ムカシトカゲも自生してると知った。昼の暑い時間帯に鳥がよく動いて観察できたことに驚いた。
- 船の下船に注意! ティリティリマタンギ島へは島だから船で行ったのだけど、帰りに疲れすぎて下船しないといけないところを寝過ごしてオークランドに行ってしまい、レンタカーを停めた港まで戻るのにUber TAXIを利用するハメになる。3月に使っていたからすぐに思いついたけど、来る予定のないオークランドの街中に来てしまい、かなり焦ったが船をを降りる前に横にいた夫婦に事情を話したら親切に教えてくれ助かった。船だけど、日本みたいな親切なアナウンスはない。そして疲れすぎた時の船移動は寝落ちするかもしれないから、立ってるか、船外のイスに座っていたほうが無難と今回学ぶ。
- ニュージーランドの保護活動 Predator Free2050 元々、哺乳類はコウモリ2種しかいない国だったNZ、オコジョ(英語でストートStoat、茶色の毛皮の時はこの名前。冬毛で白いとアーミンErmine。哺乳類の英語覚えたいの記載。NZではずっと茶色とのこと)イタチ、ネズミなどを2050年までに撲滅させる国家プロジェクトが動いていて、植物性の毒をヘリで森にまいていると知る。市民もトラップを積極的に個人で設置してストートの駆除をしている。そういう人に会って、罠にかかって死んだオコジョを2匹みた。それで背景が知りたくなって調べた。毒をまくのは乱暴な気もするが、そのくらいしないと撲滅できないと考えているのだろう。
- NZの入国には、NZeTA(電子ビザ)と、アプリでNZTD(入国申告)を事前に申告する必要がある。この手のことはすぐ忘れるので要注意だ。ニュージーランド航空のサイトにリンクがある。電子ビザは、入国時に有効期限以内ならば、帰国日に切れていても全く問題なし。今回、珍しくそんな状況で入国と出国をしたが何も問題なかった。食品、アウトドア用品の持ち込みについては大変厳しいが、今回3回目にして、申告さへすれば、それほど神経質にならなくても大丈夫だと思えた。禁止品以外ならば、嘘をつかなければ持ち込んでも大丈夫。
- NZは快適。いつも行く国が先進国でないからそう感じるのはわかっているが、水道水が汚れていない、トイレは紙を流して流せる、シャワーの水量が多くて熱いお湯がでる、舗装路に穴があいてなくてとても快適でストレスがなかった。欲しい動植物系のお土産がたくさんあって満たされた。
以上、帰国後のメモに書いたものを箇条書きにしようと思ったけど、つい書いてしまった。

