アラスカがアメリカ本土から飛び地な理由とラッコとの関係性 クルーズ船選び

ラッコ

アラスカの位置と飛び地な理由

アラスカは、アメリカ本土からの飛び地に位置する。

アメリカ本土の上にカナダがあり、カナダの国土の西側、ユーラシア大陸側に突き出た部分、それがアラスカの位置。

広大な土地だけど、飛び地なのはなぜか。

ロシアから、1867年にとっても安い値段(1㎢あたり5ドル)でアメリカが買収したから。

買収を決めたスワード長官はバカ?

買ったことを決めた当時の国務長官スワードは、アメリカとロシア、双方の国民からバカ扱いされたそうです。

アメリカ人からは、「そんな冷たい不毛な土地を買ってどうするだ?」

ロシア人からは、「ラッコを捕りつくした、用無しの海を買うなんてバカだなぁ」と。

当時、最も暖かい毛皮が「ラッコ」だったそうで、大変貴重で高価だったそうです。

でも、その後、アラスカで豊富な資源、金などがみつかり、バカ呼ばわりされたのが、あっと言う間に見直され、今では「スワードハイウェイ」と、道路に名前が残っているほど。

よかったね、スワードさん。

プリンスウィリアムサウンドの氷河クルーズとラッコ

その海に漂う高級毛皮のラッコ、今回も見てきました。

氷河専クルーズで有名なプリンスウィリアムサウンドで、です。

ウィッティアという村からクルーズ船は出ています。

アンカレッジからも2時間程度で行ける場所なので、超有名な氷河船クルーズの一つです。

ラッコと毛皮と私

私も、初めてラッコが群れでいるアラスカで撮影された写真を見た時、お~!!と心奪われいつかそのシーンを見たいと思っていました。

今回、小さな群れではありましたが、出会えて幸せです。

でも、昔の人は、浮かんでいるラッコが群れでいたら、大金に見えたんでしょう、

アラスカの冬は長いです。日本の気温の感覚でいったら、9月末~5月頃まで、ざっくり8ヵ月間近くは冬みたいです。

いまほど、建物の密閉性もない時代、その長い冬の間をしのぐのに、天然の動物の毛皮はどれほどか、大事だったことでしょう。

寒さをしのぐためのものと考えると、毛皮って偉大だなぁと思います。

そして、ハンティングして、皮をはいで、干して、加工できるようにさらに毛皮を処理して、それから最終的に衣服などを作るという作業がどれほど大変だったか。

ビジターセンターで、干す際に縮まらないように引っ張られたビーバーの毛皮の説明をうけ、はじめて想像することができました。

ラッコを見るには、プリンスウィリアムサウンドがいいかも

いままでキナイフィヨルド国立公園で氷河船クルーズに3回乗りました。

ウィッティアのプリンスウィリアムサウンドでのクルーズ船は今回初めて乗り、こちらの方がラッコ断然多かったです。

船長さんも、ラッコが一頭出てきても、全く減速せず、「群れがいたら停まるから待っててね。」と、余裕でした。

海から遠い、プリンスウィリアムサウンドのほうが、ラッコの生息頭数が多いのかも知れません。

何せ、ここにはシャチやクジラは滅多に来ないそうなので、天敵がいなくてラッコにとっては暮らしやすいはずです。

時期が違うのも理由にあるかもしれませんが、参考まで。

アンカレジから近くて、ラッコ、氷河、景色を楽しみたい!というならプリンスウィリアムサウンドへ。5時間コースでも十分でした。

シャチやイルカ、クジラ、海鳥いろいろがメインで楽しみたいというなら、ちょっと遠くて1泊が必要ですが、キナイフィヨルド国立公園のクルーズがおすすめです。

そして、スワードまで行ったら断然、8時間コースの船がいいですよ。

以上、ラッコ繋がりで書いてみました。

ウィキペディアのラッコ頁も読みましたので、興味のある方はどうぞ。

私は分布域と、アイヌ語にもあったという点に魅かれました。
ウィキペディアのラッコの分布域の地図

この記事を書いた人

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橋場みき子

生きものと世界の大自然、旅や愛爬ヒョウモントカゲモドキ、ときどき娘のことなど書いています。動植物大好き、自然の旅案内人として、知人・友人に案内しています。2020年3月まで世界の動植物に会いに行く旅を手配・案内する生活をつづけて20年以上、1年に地球5周を移動するような生活でしたが激変。2021年9月私は生きものとのつなぎ人と自覚し復活。鎮まりながら多動し、今日も生きています。

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