生まれて初めて長距離を走って、ちょうど1週間が経ちました。
走り終わって、体の疲労感のせいもあるかもしれませんが、
燃え尽きた感があり、ややまだボーっとしています。
でも、走ってみて感じたこと、気づいたこと、そろそろ書いておこうと思います。
走った後に、皆に言われて気づいたこと
一緒に走ったメンバーから、「私が完走できるとは思っていなかった。」と後から言われました。
「走って半年で、まだ100キロ走ってなくて、ハーフを走った人を初めて見たよ。」と。
「酷くつらそうになったら、もう走るの止めよう、と声をかけるつもりだった。」と。
レース中、顔面蒼白になっている女性を励ましながら走っている2人組を見かけて、
私がそんなんだったら、棄権させて欲しいし、救護班に自分を引き渡して1人で走ってもらいたいと思っていた。
そう思うくらい、顔は真っ白で、すでにいつでも倒れそうな感じで、つらそうに走っていた。
大変そう。
「まだ大丈夫、私。」とそのときは思った。
でも、私もそうなると思っていたと後から言われて、びっくりした。
そう思われていたのか。
トレーナーにも、終ってから聞いたら、けがする前までは走れると思ってたけど、
12月に走れなくて、練習できなくなってから、完走は難しいと思っていたと聞いた。
何を感じたか?
みんな、心ではそう思っていても、励ませるってすごいなぁと、感心した。
「走れるよ!」という言葉を真に受けていた。
そう思い込もうとしてたかもしれないが、
みんながそういうなら、そうかもと本当に思えた。
励ましてくれた皆さんに感謝しています。
そして、気づいたのは、
励まされるってすごいパワーなんだということです。
西表島の皆さんにも、当日たくさん応援いただきました。
コースに立っている人から「頑張ってくださーい!」
折り返しコースだったのもあって「帰ってきなよー」とか。
これ、個人的に、一番効いたと思います。
「帰って来るぞー!」って何度も思った。
そして、「頑張ってー!」と言われると、
「はい! 頑張りまーす!」と声に出して言っていた時もあった。
休憩所(エイドというと今回初めて知った)の子供たちや、大人の方にも
たくさん頑張れーと言ってもらった。
あんなに頑張れーといわれたのは久しぶりだし、
頑張れーと言われて気持ちいいのも、初体験かも。
沿道で椅子に座って見ている、おじいやおばあが
手をたたいて応援してくれました。
西表アイランドホテルのご夫妻は、机だして太鼓出しての応援で
仕事で何度もお世話になっているちえさんの知っている顔が見えた時は、元気でました。
人からのパワーってすごいんだと、改めて思いました。
そして、沿道のヤギにまで、戻ってきたときに、あともう少しだー!と元気もらいました。
大きな二つの気づき
人からの励まし、ふれあいって大きなパワーがあるということ。
そして、私は、人を励ますのが上手くないということです。現実的過ぎる、特に子育てで。
真実でなくていい、もっと明るく、励ませる方向をむきたいなぁと今回、思いました。