シュバシコウ White Stork

撮影国:タンザニア

撮影地:セレンゲティ

撮影時:2018年1月31日

メモ:ヨーロッパで、赤ちゃんを運んでくるといわれる鳥。

日本では、コウノトリと言われてるけど、正確にはこの鳥、シュバシコウ。

コウノトリの仲間だから、間違いではないともいえる。

ヨーロッパでは煙突の上に営巣している写真をよく見るが、

私は実際に見たことはない。

私がこの鳥を見るのは、タンザニア。

寒いヨーロッパから渡ってくる、渡り鳥として、

タンザニアに大挙してやってきているが、

そんな時に出会う。

渡り鳥として出会う。

どういうことかと言うと、

毎年、会う場所が違うのだ。

今年は、珍しく花が咲く時期と重なり、

緑だけではない色のある草原の中に

多数おりているタイミングで出会った。

ンゴロンゴロのクレーターの斜面に多数降りて

見渡す限りのシュバシコウというすごい光景を見た年もあったし、

タランギーレの上空を、大群が旋回しているのも見た。

毎年、ほぼ出会えるが、どこであうかはわからない。

渡り鳥としてあうので、かなりの数のシュバシコウとあう。

今年のセレンゲティは、雨がすでにかなり降り、花が咲き乱れていた。

そんな中、シュバシコウが歩きながら餌をさがしていた。

白い体に、赤いくちばし。

オレンジや黄色の小さな花が咲く草原の中、歩いていた。

とても美しかった。

いままでそんなにきれいだと思ったことはなかった鳥だったが、目を奪われた。

毎年どこで出会うか楽しみなシュバシコウ。

次の出会いはどんなだろうか。

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橋場みき子

生きものに出会うために自然の旅に出かけてその環境の動植物を観察してメンバーと気づきを共有し楽しむのがライフワークです。自然の旅はリクエストに応じてご案内もしますし、自分が行きたい場所、出会いたい生き物の情報がが入ってくれば、声をかけて二人でも、いなければ一人でも出かけます。今年は新しい情報、人との出会いが多く違う世界が見えてきました。同じような感性の方と出会いたい。そのためにはどうしたらいいのか?を最近よく考えています。

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