マダガスカルでの自然観察の極意

マダガスカルでの自然観察の極意

マダガスカルという国、

日本の常識がきかない国。

宿の手配、一つとっても、田舎に行くとスムーズにいかない。

端的にいうと、

予約の概念が日本と違う。

対面でしか予約が出来ない宿、

お金を払ったのに予約が、勝手に反故にされたり、

予約は契約という概念ではない。

でも、動物が豊かなところはほぼ田舎で、

見たいと思ったら、

動物の生息地に行くしかない。

マダガスカルは、

時々テレビで放映されているように

独特な生き物がたくさんいて、魅力的だけど、

移動することが、諸事情により大変な国なので、

一般観光地以外の田舎に、

自然観察をしに行こうとしたら、

さらにちょっと大変。

不確定要素が増えるから。

そんな時、絶対に信頼出来る人が必要。

キーパーソンを押さえておかないと、

底なし沼にはまる。

マダガスカルはエリアによって気候がまったく異なる。

かなりざっくり言って、

熱帯雨林の森、

乾燥林の森があり、

最低でも2箇所、

行かないと色々見られない。

そして、図鑑を見て、

これは見たいという鳥や動物は、

スポット的にしかいない。

見やすい時期も限られる。

首都のアンタナナリボは標高が1600メートルくらいあるので、

暑い季節でも、アンタナナリボだけば、

比較的過ごしやすいですが、

国立公園のある西や、南、北に行けば、

かなり暑くなる。

ただ過ごすのもシンドイ時もある。

そんな中、

双眼鏡やカメラ、水を持って、動き回る。

朝、涼しいうち6時頃から、

太陽がすっかり上がり、

動物の動きが悪くなる10時頃、

ねばっても11時前頃までが、

自然観察の午前のゴールデンタイム。

あとは、夕方、

15、16時〜18時頃も夕方のゴールデンタイム。

マダガスカルの旅は、

移動距離も長いし、

移動そのものがスムーズでないから、

観察時間の確保を第1優先に考え、

スケジュールをつくり、

それを実際に理解して手配できる人と繋がることが大事。

現地旅行社の手配だけする人は、

実際の旅の動きを知らないで、

紙面上で、手配する。

動物観察をしたことのない人が、

観察に適した時間を知らない人が、

移動のスケジュールを立てるから、

かなり強行軍になりやすい。

それでなくとも、トラブルがあれば時間はかかる。

アンタナナリボの宿1つとっても、

次の日の移動を考えてどこに泊まるかを決めないと、

街の大渋滞に巻き込まれて数時間を無駄にしてしまう。

そういうことを、言わなくてもよしなにやってくれるのが、

そもそも現地旅行社なんだけども、

それがなかなか出来ないのが、マダガスカルで、

これがとても無駄な時間を生む。

自然観察するなら、

鳥のガイド、動植物のガイドの選択がとっても大事。

その場所で、それが見られるか否かは、その人の技術によるといっても過言でない。

どの国に行っても、

ガイドは大事なんですが、

特にマダガスカルは、それが顕著です。

ローカルガイドの力量に左右される。

でも、優秀なガイドと旅行社が繋がっているかは、わからない。

この国、

人と人との繋がりしか、

信頼出来ない。

マダガスカルの人、

親切な人もたくさんいるし、

実際に行ってしまい、過ごしていると、

出発前のドキドキはなんだったのだろうというくらい、

人はのんびり暮らしていて、

時々、えっ?ということは起こるけど、

それ以外、

そして観察している時間以外はゆっくり過ぎていく。

他のツアーでは、全くない感じ。

マダガスカルは、はまると何度でも行きたくなる国。

でも、なかなか行くのは大変。

普通の人だったら、一回行くかどうかだろう。

この国こそ、

数回以上は少なくとも行ったことがあって現地事情をよくわかった、

かつ、

人として信頼出来る人と行った方がいい。

ルールが機能してない国こそ、

人なんだと、

2年ぶりに旅して改めて感じた。

そして、初めて、もつともトラブルの少ない旅でした。

こういう特殊エリアこそ、

コーディネイトのしがいがあるものだと、

「面倒なことをやる強み」

に気づいた、

今年最後の海外の旅でした。