マダガスカルのド派手な鳥。
ヤイロチョウとあるが、
日本で見られる「ヤイロチョウ」とはまったく関係の無い、
マダガスカルにしかいない、固有の科の鳥で、固有種。
マダガスカルの鳥の和名は、混乱する。
図鑑で初めてこの鳥を見たとき、
この顔はどうなってるんだろう?
と思っていたが、
実際に見ても不思議に思えた。
雄だけ、こんな顔をしている。
肉だれみたいなものが、
くっついているようだ。
繁殖時だけ、顔に付いているのかと思っていたら、
現地で、
「雄はそれ以外の時も付いているよ、色は鈍くなるけど。」
と聞き、さらに驚く。
別の時期にも見てみたい。
この鳥、鳥にしては珍しく、かなりじっとしている。
見つけさへすれば、観察・撮影しやすい。
雌も近くにいて、
雌は、せっせと仕事をしていたが、
雄は羽繕いだけで、
動くことなかった。
外見だけでなく、
生態も不思議そう。
現地の年季のはいった看板には、
フルーツだけ食べる鳥、
あまり動かない鳥とフランス語で説明があった。
アンカラファンチカ国立公園の目玉の鳥です。
出会えてよかった。