京都御苑のすぐそばにある益富(ますとみ)地学会館は、石の博物館。
岩石、鉱物、化石の博物館。
2017年5月にこの博物館のことをおしえてもらい、
2018年12月に初めて訪れ、
2019年5月連休中に会員手続きをとり、
はれて、会員証が送られてきました!
石のこと、学びたいと思いつつ、
本を読んでも眠くなるだけで、
手の付け方がわからずにいましたが、
去年、訪れて少しお話ししたら、
少ししか話せなかったのに、
いままでのモヤモヤがはれました。
何と説明できるほどではないのですが、
あの日これで、スタートできる!と思ったのですが、
実際には、さらに半年近く後の入会となりました。
入会したら館報が送られてきて、
読んでも難しい内容がほとんどで理解できないのですが、
ストーンサークルという、館報より内容をさらにやさしくわかりやすく書いたと思われる冊子を読んで、
響くところがありました。
「鉱物図鑑と鉱物観察」
というタイトルで書かれた説明にビビットきたのです。
抜粋すると、
“標本で見られる鉱物に、その鉱物の特徴がすべてあらわれていることは稀で、
普通はほんの一部が見られるだけのことがほとんどです。
そのわずかな情報から、
その鉱物の持つ全体像を見つけ出すのが肉眼鑑定の「技」と言えるかもしれません。
自分の家族や親しい友達は声だけ、うしろ姿だけ、足音を聞くだけで誰とわかるのと同じことです。”
これを読んで、
すんなり理解しました。
鳥に置きかえたら納得だと。
ヒヨドリ、オナガ、シジュウカラなど
よく見かける鳥だったら、
声だけでも、
よく見えなくても動きで、
いる場所でだいたいわかる。
それと同じなんだと。
鉱物がそれと同じようにわかるまでには、
なりそうもないと
というのに気づいてしまいましたが、
同じようなものなのかと。
今までと違う目で、石を眺められそうです。
それに気づけてラッキーです。
送られてくる館報で、
毎月、石に親しみ、
ちょっとずつ、歩み寄りたいと思った次第です。
東京ミネラルショーなども今週末にあるのですが、
今回は行かれないので、また次回を楽しみにしたいと思います。
京都で、イベントもたくさん開かれているので、
ツアーが無い時、余裕がある時に
参加してみようと考えています。
実際に教わらないとちっともわかりそうにない世界です。
樹木の難しさとも感触が違いますが、
石はもっと難解な感じが私にはしています。