スイミーとフレデリックの作者 みんなのレオ・レオーニ展 東京会場終了 鹿児島と沖縄へ

レオレオーニさんとの出会い

私が、レオレオーニさんの名前を知ったのは、

たまたま本屋で見かけたカレンダーが、

自分好みのかわいい動物たち、

ネズミ、ワニ、カメレオンが描かれ、

カレンダーなんて買うことなかったのに、

2016年の冬、

もっとも心がささくれ立っていた時に、

この絵を見ていたら、

少しは気持ちがやわらぐよなぁと、

手にしたのがきっかけでした。

そして、

そのあと、

小学校の教科書で知ったスイミーと、

娘が好きなネズミのフレデリックの作者だったということに気づきます。

東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館で開催

2019年7月13日~9月29日まで東京・新宿の美術館で、

みんなのレオ・レオ―ニ展は開催されていました。

夏から気になっていましたが、

終了3日前にギリギリ駆け込み。

でも、行って本当によかった!

と思った作品展だったので、

東京では終了してしまいましたが、

書くことにしました。

レオ―ニさんの作品は多い

会場を訪れ、

油絵、

違った技法で描かれた多数の絵本の原画、

グラフィックデザイナー時代のポスター、

彫刻、

などなど、さまざまな作品が多数展示され、

その多方面に広がる作品にそれぞれ魅了されました。

特に初めて見た、

子供の頃から芸術家を夢見て20代から描き始めたという油絵は、

もっとも初期の絵で、

入口すぐに作品がありましたが、

色や形がとてもいいなぁと。

もっとこの人の絵を見てみたいと、

美術館に行って初めて思いました。

ジプシー(1945年)、

スカーフをかぶった5人の女性(1960年ごろ)の2枚が特に気になりました。

グラフィックデザインも素敵

グラフィックデザイナーやアートディレクターとして

先に仕事をし、

大成功をおさめ、

人生の後半は、

絵画や彫刻などの作品制作に集中しようと考えていたようですが、

結局は、

グラフィックアート、絵本、芸術の3つの仕事を続けることに。

仕事の遍歴がわかったのは、

今回見にいってよかったことの一つです。

アーティストとしての社会的役割

入館前の場所にアニメ作品を見るところがありました。

「ぼくのだ!わたしのよ!」を見て、

はっとすることがありました。

直接的に言われるのでなく、

あることのメッセージがダイレクトに響いたのは初めてです。

作品をとおして、

平和を訴えたり、

人種差別問題が

「あおくんときいろちゃん」には込められていたことを知り、

アーティストとしての社会的役割

を常に考えていた方だったこともわかりました。

レオレオーニカフェ

銀座に、期間限定のカフェが期間中オープンしていました。

フレデリック、コーネリアス、スイミー、平行植物などをモチーフにして、

スイーツやカレーなどのフードが楽しめるようでした。

ウェブサイトを見ても十分楽しかったので、

ぜひ行ってみたかったのですが、

美術館もやっと行ったくらいのスケジューリングの悪さだったので、

今回は行けず。

やっぱり、行きたい作品展や場所は、

行く日を決めて、早くに行こうと思いました。

ギフトショップも最高

美術館のミュージアムショップを見るのが、

もともと好きですが、

今回はかわいいものがありすぎて、

マズイと思いましたが、

図録とポストカード、カメレオンのキーチェーンだけにセーブできました(笑)。

ショップにいた、

大きなフレデリックとコーネリアス、カメレオンの子の写真を撮って

そして、いろいろ見て、気持ちを満足させて帰って来ました。

好きなもので、心なごむっていいですね。

このあと鹿児島と沖縄へ

みんなのレオレオーニ展、

東京会場は終わってしまいましたが、

このあと、鹿児島と沖縄で開催されます。

詳細はこちら ⇒⇒⇒ 開催概要『みんなのレオ・レオーニ展』

お好きな方は、ぜひ見にいくのをおすすめします!

近くでない方は、

旅行と合わせてぜひ!

そんな旅も楽しいかと思います。

鹿児島は、2019年12月7日~2020年1月19日開催。

沖縄は、2020年2月28日~5月10日開催。

とだいぶ先ですから、

旅行の企画も今からで十分間に合います。

そんな風にしてまでも、

見にいったら、

感じるところの多い作品展だと思います。

素敵な空間

行かれる方は、

時間をたっぷりとって、

ぜひ、アニメーションのビデオもご覧くださいね。

会場には絵本もたくさん置かれ、

読めるようになっていました。

作品展示の方法や、

雰囲気、

多数置かれた絵本など、

その会場の作りが、

作品と相まって

とても素敵な空間でした。

メッセージ

世界のフィールドを歩き生きてきた私は、移動して自分の知らない世界とつながり、自然や生きもののエネルギーでパワーチャージをしています。クリアな自然の中に身をおき、動植物を感じようとすることは、自分のコアな部分につながり、瞑想しているような落ち着いた時間を過ごすことができます。私とそんな時間を共有してみませんか。

この記事を書いた人

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橋場みき子

生きものと世界の大自然、旅や愛爬ヒョウモントカゲモドキ、ときどき娘のことなど書いています。動植物大好き、自然の旅案内人として、知人・友人に案内しています。2020年3月まで世界の動植物に会いに行く旅を手配・案内する生活をつづけて20年以上、1年に地球5周を移動するような生活でしたが激変。2021年9月私は生きものとのつなぎ人と自覚し復活。鎮まりながら多動し、今日も生きています。

イベント情報

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ただいま、オンラインで、zoomを使ってイベント開催中です。リアルなイベントは、様子をみながら再開を検討します。

国内で観察撮影した写真を見ていただき、その時の様子をお伝えしています。

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