ヨナグニウマ 日本最西端 与那国島の日本在来馬

与那国島に爬虫類・両生類を探しに行ったけども、

昼間は普通に観光らしきこともした。

島は広くないので、1時間もすれば、1周できると書いてあったが、確かにそうだと思った。

生きものを探したりしなければ、1日いれば十分かもしれない。

ヨナグニウマはどこにいるの?

ヨナグニウマのことは、知ってはいたけど、

どんな感じでいるのかは、訪れて初めて知った。

半野生というのか、

放し飼いにされていて、

「テキサスゲート」という、放牧されている牛や馬などが、牧場の外に出られないように設置された大きな溝が両側にあるエリアに、

自由に移動しながらすごしていた。

家畜が勝手に敷地内から出ないように、

地面に溝が作られているのは、アフリカで見ていたが、

そういう日本語の名前があるとは初めて知った。

ゲート内をヨナグニウマは自由に動けるので、馬糞がたくさん道路にあった。

かなり古いのから、新しいものまで、多数、大量にあり、

舗装路にあるたくさんのそれらは、なかなかシュールな景色だった。

草地の上でないと、乾燥して飛ばされるくらいしか無くなりようがないから仕方がないけど。

そして、崩壊したかつての展望台(人は入れないようにしてあるが)には、

屋根があるせいか、馬糞がたくさんあって、馬が休むのだろうかと思ったりした。

最初は、突然現れるヨナグニウマに驚いたり、写真を撮ったりしていたが、すぐに慣れた。

島の東の東牧場のエリアで、今回はたくさん見た。

あるテキサスゲートの溝には、水が溜まっていて、

ヤエヤマイシガメの死骸があった。

ひかれたのか? 死因はわからない状態だったけど。

そして、そのゲート脇の木からリュウキュウキンバトも飛び去った。

ヨナグニウマは人懐っこい

同行者が、馬のサイズ等から、今見てる馬は、純粋なヨナグニウマではないのではないか?

と言っていたが、そもそもよく知らないので、私に判断はつかず。

ヨナグニウマのこと知りたいと思って、

帰ってからググったらこのサイトが一番詳しそう。

サイト内に、”令和2年現在、ヨナグニウマは105頭”という記載があった。

正確に数えたわけではないが、だったら見た馬は、ヨナグニウマではないのかと思うが、答えはわからない。

基本、ゆったりと草を食んだり、水を飲んだり、歩いて移動していたウマたちを、

私は接近せずに、車から見ていた。

妊娠してる馬もいた。

前述のサイトに、人懐っこい馬と書いてあり、

あぁ、それでという、光景も現地で目にした。

スクーターに乗ったワンピースの観光客のお姉さんが、

馬に囲まれ、身動きできなくなっていた。

遠くからは、戯れているのかと思ったが、

近くに行って同行者が声をかけたら、困っていた。

多数の馬に近寄ってこられ、動けなくなったという。

かまってくれるとわかった馬は、離れることなく、そして怖くなってしまったようだ。

ヨナグニウマは、小型の馬とはいえ、十分大きい。

体重だって200キロぐらいはあるから、多数に囲まれたら、相当な圧迫感だ。

人懐っこくても、動物。

怖い人は、馬が近寄ってきたら、逃げた方がいい。

ティンダバナ

人に引かれた馬に乗って、砂浜をすすむ人を、ティンダバナという岩場の展望台から眺めた。

馬に乗って遊ぶアクティビティも多数あるようだから、興味ある人は調べてから行くといい。

ヨナグニウマは小さいので、乗る人の体重制限があるようだったが。

話はそれるが、ティンダバナでは、ハヤブサの仲間が飛んでるのが見えた。

岩場をグルグル回っているようだったが、よく見えず。

与那国島の島の海岸線は、断崖絶壁が多く、他の場所でも見かけた。

また行く時は、すこし時間をかけて待ってみたい。

撮影日 2021年10月21日
撮影場所 沖縄県 与那国島

メッセージ

世界のフィールドを歩き生きてきた私は、移動して自分の知らない世界とつながり、自然や生きもののエネルギーでパワーチャージをしています。クリアな自然の中に身をおき、動植物を感じようとすることは、自分のコアな部分につながり、瞑想しているような落ち着いた時間を過ごすことができます。私とそんな時間を共有してみませんか。

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橋場みき子

生きものと世界の大自然、旅や愛爬ヒョウモントカゲモドキ、ときどき娘のことなど書いています。動植物大好き、自然の旅案内人として、知人・友人に案内しています。2020年3月まで世界の動植物に会いに行く旅を手配・案内する生活をつづけて20年以上、1年に地球5周を移動するような生活でしたが激変。2021年9月私は生きものとのつなぎ人と自覚し復活。鎮まりながら多動し、今日も生きています。

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