寒冷地でのカメラ 電池問題 対策必須 南極と北海道 

今年も厳冬期(一月末)の北海道、道東に自然観察に行ってきました。

昨年、電池が寒さですぐになくなってしまうを実際に体験しました。知ってはいたけど、本当だと言う感じで、

とりあえず使えない電池は変えて、

でも、その電池はあっためてあげたら復活はする。

充電しても、すぐ復活する。実際には使われてないからだろうと思うけど、

どうしてこういうことになるのか理由が知りたいけど、理解できるかは不明。

とにかくカメラを出来るだけ冷たくしなければ、電池はすぐには使えなくなったりはしない。

カメラを冷やさないためのケア商品の意味もよくわかる。

ノルウェーに3月に海ガモを撮影に行った時も、ほっカイロと緩衝材のプチプチを使った自前のプロテクターを使っていた人もいました。

要するに、人と一緒で、カメラにも防寒対策が必要。

普段と同じように長時間連続で機材を肩から下げて外に出したままでいるといざ撮影したい時に、冷え切っててできないことがあるという訳。電子機器のカメラにとっても寒さはキツイのです。

そりゃそうだよね、私も本当に寒いの苦手だからよくわかる。日本の湿気のある冬はかなり寒い、つらい。

昨年は、川霧の中に見えるタンチョウを橋の上で夜が明けるのを待っている時が、1番の冷え込みでカメラだけでなく、

首からぶら下げていたiPhoneにも影響が出てフリーズして警告が出ました。暑くて出るのは経験してたけど、寒くても出るとそのとき初めて知りました。

今年は、フクロウを目の前にして撮れないという状況になった方がいて、

車から外に出てまだ20分も経ってないのに、

そこまで、急激に無くなることあるの?と疑問に思ったけど、事実はそうで、

SONYα7だったけど、去年一緒に来たα9の方は、そんなことなかったし、長年使ってるカメラかな?と思って、使用年数を聞いたら5年くらいと言われたので、そうなのかなぁという推測。

自分のオリンパスは、特に問題なし。急激に減ることもなく、今回は全く問題はなかった。去年は途中で変えたりしたから、去年より持ちはずっとよかった。

昨年11月の南極前にボディを新しくしたので、電池も新しいからだとも思う。オリンパスはいろんな意味で過酷な条件に強くてありがたい。

南極に行く前に、北海道みたいに電池がもたないかも?と早々に心配になって電池を増やしたけど、南極でも電池が寒さのせいで切れることはなかった。

むしろ、同行者のSONYα7を使ってた人も、電池のこと全くなにも言ってなかったから北海道みたいなことは起こってないはず。

南極では、ゴムボートに乗り換えて上陸できるもしくは、クルーズできるような天候条件の時はそもそもそれほど気温も低くない(マイナス2、3度くらい)し、

だから、カメラもそれほどつらくなかったのでしょう。

南極に行ったのは、11月のシーズン初めで、大陸までには行ってないので、内陸部に入る人は条件違うと思うし、半島にしか行かない人でも、天候条件にもよると思うので、

準備だけはして行った方がいいと思います。

電池がなくて、使えなくて写真撮れないというのは悲しいからね。

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世界のフィールドを歩き生きてきた私は、移動して自分の知らない世界とつながり、自然や生きもののエネルギーでパワーチャージをしています。クリアな自然の中に身をおき、動植物を感じようとすることは、自分のコアな部分につながり、瞑想しているような落ち着いた時間を過ごすことができます。私とそんな時間を共有してみませんか。

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橋場みき子

生きものと世界の大自然、旅や愛爬ヒョウモントカゲモドキ、ときどき娘のことなど書いています。動植物大好き、自然の旅案内人として、知人・友人に案内しています。2020年3月まで世界の動植物に会いに行く旅を手配・案内する生活をつづけて20年以上、1年に地球5周を移動するような生活でしたが激変。2021年9月私は生きものとのつなぎ人と自覚し復活。鎮まりながら多動し、今日も生きています。

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