タンザニア自然の旅 2024年2月No.13 マニヤラ湖国立公園 最後のサファリ

この日は、ンゴロンゴロのクレーターが見えるロッジから、マニヤラ湖国立公園への移動後、サファリのスケジュール。最終日の宿は、国立公園の外なので、最後のサファリとなった日。

途中、現地の土産物屋にはじめてよる。水場に小鳥が昔はいてよく寄っていたが、若干売り方がしつこいので敬遠。リクエストがあったので、知らない店よりは知っているお店の方が良いだろうと思い、久々に行ってみた。絵や木や石の置物を買われる方もいて楽しそうでした。少し店内を見て、お買い物しない方は、鳥を見ました。

2晩続けて、夜に大雨が降り、クレーターは雲の下
バーコーナーのソファからの景色
ロッジで朝掃除をしていたスタッフ 木をほうきがわりにして、すごく気持ちよさそうに歌うたって、掃除しているのを見かけ思わず声をかけ写真を撮らせてもらった。「そのほうきいいね!初めてみたよ」と言ったらとても嬉しそうでいい笑顔くれました。滅多に現地で人の写真を撮らない私が撮りたいと思った久々の一枚。また会えたら、話しかけよう。ロッジスタッフは意外に変わらないので、覚えられることも覚えることも多い。
メグロハタオリ ロッジの植栽で

シャローエボシドリ 出発前によんでみたらきれいに出てきてくれました。この鳥の2枚の写真は頂いたものです
その後、駐車場でもよく鳴いていたので、個体数が多そうです。少なくとも4羽は確認しました
キバシトビ ロッジの駐車場で
尾羽が面白い
ルリガシラセイキチョウ 雄 この個体はとても鮮やかな色でした。地面に落ちている餌を探しに来ていました。この鳥はお土産屋さんで撮影
ルリガシラセイキチョウ この子の色は浅い感じ でも十分可愛い
ルリガシラセイキチョウ 背中側はこんな感じ

そしてここから、マニヤラ湖国立公園のサファリ。ここも駐車場や入り口などが変わっていた。今回どの国立公園も色々変わっていて、4年の月日の流れを感じたし、まだまだ工事中のところもあってタンザニアらしいのんびりしか進まないらしさも感じた。

最後のマニヤラ湖国立公園が一番、昨年の大雨のダメージを受け、景色もそして動物たちの出現具合も今まで見たのとだいぶ違っていた。けど、悪いことばかりではなく、予想外にいいことも沢山あって、自然観察の旅は、行ってみないとわからないと、またまた強く実感しました。

ブルーモンキー 今回たくさん沢山いて、驚きでした
指と手の色がツートンカラーでおしゃれ

乳首が見えたこの雌 疲れ気味に見えます
このメスは元気そう
ブルーモンキー 雄 体が大きいし顔つきが違う気がした 今回沢山一度に見たのでなんとなく違いを感じた
ギンガオサイチョウ ペア 右がメス、左がオス くちばしの上の突起が押すのが大きい この公園で見やすい大型のサイチョウ

ギンガオサイチョウ 左のオスの唯一顔がよく見える写真、枝かぶりだけど
右のメスの頭がふわっとしていてキレイ
ハイイロコサイチョウ 求愛給餌のための実をくわえている

ディスプレー行動も

ここに来てやっと、サバンナモンキーもたくさん出会えました

サバンナモンキー このサルは、成獣も可愛い感じですが、小猿は安定のかわいさ
毛繕いしているところにわざわざ割り込む、少し大きめの子供
おっぱい探してて
飲みはじめ、
そんなに引っ張ったら痛いよと思わずにはいられない勢いで飲んでいる

 

母は我慢みたいな顔に見えます

サバンナヒヒ 赤ちゃんのうちは黒くて優しい顔して、少し経つと左側の個体のように茶色くなってきて、顔もキツくなる
赤ちゃんのペニス 初めて写しました
少し大きめの子供達も遊んでました

ミナミジサイチョウ 去年の大雨で湖が溢れ、砂地の場所はなくなり、木も枯れていた。でもそこにいたジサイチョウを見つけてちょっと安心。災害後のような、状況を目の当たりにして驚いたし胸が痛くなったが生き物は対応してるようだ

そして、ピクニックサイトでのランチ

ホオアカオナガゴシキドリ 正面顔
ホオアカオナガゴシキドリ 図鑑の表紙にもなるような美しい鳥
ホオアカオナガゴシキドリ このピクニックサイトだけで出会える
キバラアオヒヨ
スレートナキヤブモズ 真っ黒黒な鳥で鳴き声はいい

この後は、またサファリに再出発。しばらく鳥の世界が続く

セグロコサイチョウ 雄
珍しくくちばしの下側が撮れた

この公園では、ギンガオサイチョウ、ハイイロコサイチョウ、セグロコサイチョウ、ナキサイチョウ、カンムリコサイチョウ、ミナミジサイチョウなど多種のサイチョウが生息している。

クロキンランチョウ 高いところにとまって鳴くので、午後は特にとてもよく目立っていました
オレンジ色の羽が鮮やかで目立ちます

背中の後方までオレンジに変わる

この方向から撮影するとコートを着ているように見える
ふわふわのエリマキに見えなくもない

クロキンランチョウ 雌 雄も非繁殖期はこのカラーリング すごい変わりようだと思う
ムナフカンムリカッコウ この一枚が唯一目が見える
喉の縦斑で判明
ライオン6頭 乾いた川向こうから突然歩いて出現 この日のハイライト
ドライバーガイドが気づいて、まさにこちらにやってくるタイミングで出会えたライオンたち
ずんずんやってくるのがかっこよかった 痩せてるけど
途中で止まって、この状態でしばらくいた
裸眼だとこんな景色 奥左からこちらに向かってくるライオンが見える
ハイガシラショウビン バッタ咥えてます

メスアカシャコ
メアカシャコ 雄
ヒメハチクイ 若鳥
イワハイラックス 何かあって警戒音を発してる個体が右側にいて、この個体は固まったままでした

 

アカハシウシツツキ インパラにつく2羽
オスのインパラ しゃがんで休んでいました
ニジトカゲ サファリ中に見つけるのは珍しい 大きな岩に張り付いていました
チャイロネズミドリ
カタグロトビ

この日の午後の公園はゾウがとても多かった。道路が狭いこの公園ならではの近距離での出会いが可能だったわけだが、何度も何度も出てくるので驚いた。隣接するタランギーレ国立公園から来ているのだろうとドライバーガイドにおそわった。最後にいい出会いがあってよかった。

 

300mmレンズだと、近すぎるとこんな写真しか撮れなくなる

乳首が見えてるので雌ゾウ

変わり果てた景色だけど、時間とともにまた落ち着いていくのだろうと思いたい

問題のよくある水回りも問題なし
こんな建物に1、2階に1部屋ずつあります

最終日、キリマンジャロビールで乾杯!

メッセージ

世界のフィールドを歩き生きてきた私は、移動して自分の知らない世界とつながり、自然や生きもののエネルギーでパワーチャージをしています。クリアな自然の中に身をおき、動植物を感じようとすることは、自分のコアな部分につながり、瞑想しているような落ち着いた時間を過ごすことができます。私とそんな時間を共有してみませんか。

この記事を書いた人

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橋場みき子

生きものと世界の大自然、旅や愛爬ヒョウモントカゲモドキ、ときどき娘のことなど書いています。動植物大好き、自然の旅案内人として、知人・友人に案内しています。2020年3月まで世界の動植物に会いに行く旅を手配・案内する生活をつづけて20年以上、1年に地球5周を移動するような生活でしたが激変。2021年9月私は生きものとのつなぎ人と自覚し復活。鎮まりながら多動し、今日も生きています。

イベント情報

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ただいま、オンラインで、zoomを使ってイベント開催中です。リアルなイベントは、様子をみながら再開を検討します。

国内で観察撮影した写真を見ていただき、その時の様子をお伝えしています。

みなさん、ぜひ一度お気軽にいらしてください。

生きものや自然、旅の話でおしゃべりしましょう。

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