ボルネオ自然の旅 ウンピョウを探す旅NO.5 マレーヤマアラシ

8回目の最後のドライブ、最終日の朝はカエルから始まった。やはり毎日の雨でカエルの活性化が一気に進んだようだ。そして結果を先に伝えると、早朝ドライブが最後のチャンスだったが、ウンピョウに出会うことはできなかった。近づけていると思ったけど、やっぱりそんなに簡単には出会うことができなかった。

脚の黒い模様が独特
File eared tree frog
腕が長い

ロッジを出発してから早い時間に、道路にベンガルヤマネコが出てきたから、幸先が良さそうと思った。5分も経たないうちに、今度はベンガルヤマネコの子供が1匹で現れる。そのサイズが子猫サイズ位に小さくて、大型フクロウの獲物に手頃そうと感じてしまう。もちろん、ウンピョウにも。今回、ウンピョウのことをずっと考えながらドライブをしていて、今までにそういう風に思ったことはなかったけども、ウンピョウ目線でほかの生き物を見ているような視界を得て、ちょっと不思議な気持ちになった。そして、その4分後、今度はパームシベットの子供が道路を走った。なんだか、哺乳類がこの日はフィーバーしている。

それから、7分後の5時5分、今度はマレーヤマアラシが現れた。初見の動物で、興奮する。ボルネオ島には3種類いるヤマアラシの仲間。固有種のボルネオヤマアラシはデラマコットで出会っているが、ちょっともさっとしたヤマアラシで最も数が多いとされる、今回出会ったマレーヤマアラシの方が、イメージ通りの固い針をたくさん持つヤマアラシらしいヤマアラシだ。何かを掘って食べているようで、ライトで照らしても逃げることなく食べていた。

マレーヤマアラシ

ヤマアラシとの出会い後、パームシベット、一度前に見た同じコウモリを同じ場所に見つける。

この日は、朝の空が美しく、その空をサイチョウが次々に飛んでいくのが最高に気持ちよかった
サイチョウがたくさんいた木 次々に飛ぶのを見て、10羽以上いたことに初めて気づく
コアロードへの道を進む。今回は毎日雨がたくさん降るし、ドロドロがすすみ、非常に悪路でした
コシアカキジ 車を気にせず我がみちを進む鳥でした 
派手な顔の色味と羽、雄です
ブッポウソウが高い木の上に2羽止まる
ヤスデの仲間 ロッジの手すりに見つける。頭がはさまって動けないのか?と思ったけど、食事して戻ったらいなかった
食堂にいた蛾 羽ばたいて、体を温めて飛び立つと教わる。今回のメンバーは皆さん虫に詳しくたくさん教わりました。虫は、苦手だった時間が長いので、ほとんどよくわかりません。触れるようになったのが7年前
羽の外側が美しい紫色の部分があったので、開くのを待つも結局撮れず Great Eggfly(Hypolimnas bolina
Brown Pansy(Junonia hedonia)
Reticulated Paython (Python reticulatus)  ランチタイムに、食堂の近くにヘビが出て、盛り上がる。小さな池にいるカエルを食べに昼間から出ていたよう。このヘビ、図鑑では、人が飲める太さの個体が写っていた。いったいどの位の時間でその太さになるのだろうか? 素朴な疑問 

午後には次の場所に移動し、ここの保全エリアでの観察は終了した。ウンピョウは、真昼間でも出現する時があるし、ロッジの前の川を歩いて、そのまま奥の森に姿を消した話も今回耳にした。現れたら、人に気付いても逃げるわけではないから、観察することは容易だと。ロッジから帰る際の道中にもしかしたらチャンスはあるかもしれないと最後まで前方を見て前からの出現に備えていたが、今回は出会うことは叶わなかった。でも、今まで一番、ウンピョウの気配を感じた気がした時間を過ごした。シベットやベンガルヤマネコの子供たちが多いこの時期、ウンピョウが獲物をとらえるには簡単な時で、よく動いていそうな感じはとてもした。その感じがわかっただけでも収穫だったけど、やっぱり哺乳類を見るのは難しいと改めて思った。それでも、トライしないと生き物に出会うことはないし、夜間観察で見つける力を上げ続けたいなと感じた。

メッセージ

世界のフィールドを歩き生きてきた私は、移動して自分の知らない世界とつながり、自然や生きもののエネルギーでパワーチャージをしています。クリアな自然の中に身をおき、動植物を感じようとすることは、自分のコアな部分につながり、瞑想しているような落ち着いた時間を過ごすことができます。私とそんな時間を共有してみませんか。

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橋場みき子

生きものと世界の大自然、旅や愛爬ヒョウモントカゲモドキ、ときどき娘のことなど書いています。動植物大好き、自然の旅案内人として、知人・友人に案内しています。2020年3月まで世界の動植物に会いに行く旅を手配・案内する生活をつづけて20年以上、1年に地球5周を移動するような生活でしたが激変。2021年9月私は生きものとのつなぎ人と自覚し復活。鎮まりながら多動し、今日も生きています。

イベント情報

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ただいま、オンラインで、zoomを使ってイベント開催中です。リアルなイベントは、様子をみながら再開を検討します。

国内で観察撮影した写真を見ていただき、その時の様子をお伝えしています。

みなさん、ぜひ一度お気軽にいらしてください。

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