ニュージーランド自然の旅 花のミルフォードトラック&マウントクック展望ハイキング No.1

2024年12月17日〜27日で、ニュージーランド(以下、NZ)花のミルフォードトラック&マウントクック展望ハイキング11日間の旅に参加しました。

ツアーに参加した経緯と出発準備

友人ガイドに「キャンセルが出たから行かない?」と誘われて山のトレーニングにはなりそうだけどマウントクックリリーしか思い浮かばず、ふってわいてきた話にどうしようか?と考えている時に母にちょっとつぶやいたら「そんなチャンスは滅多にないんだから行きなさいよ」とまるで自分が行くかのように楽しそうにすすめるので、じゃそうしようかと行くことを決めました。考えてみたら、プライベートで自然の旅へ海外にツアーで出かけるのは初めてでした。

シロフクロウを見に9才の娘を連れてバンクーバーへ、フィリピンへ家族旅行(考えなしに行ったけどメガネザルとジンベイザメを見にいった)に行ったその2つの旅は、自分が案内しないと行けないので緊張感がありいつもより疲れました。

なので、今回案内してくれる人がいるの本当に楽だわとしみじみ。旅の間は、人の案内の仕方も観察でき、山のツアーが自然観察の旅と全然違うということがわかった。そしてミルフォードトラックのコースガイドよりずっと動植物に詳しく(NZ在住ガイド歴あり)とても勉強になったので一緒に行けてとてもよかった。

また、長距離を歩く山旅と山の荷造り経験値も上がってよかった。右肩と腕が痛いいま常に荷物は軽く小さくしたいけど、今回は荷物がしぼれなくて、悩んだ防寒具は全部持って日本を出発。久々に中型のスーツケース(3辺の和が123cm)を出したけど、直前の天気図で最終判断して荷造りすればOKだった。

今回は3泊4日で54キロのトレッキングがあるし、天気によっては下半身濡れるような道になると聞いてたので、望遠レンズとカメラ、大きい双眼鏡は置いて、コンパクト双眼鏡とiPhoneだけで行くことにしたから、普段より身軽でとても楽だった。したくてやっているけども、観察・撮影するって大変な事なんだと実感。

出発前にはavibaseでニュージーランドの鳥のチェックリスト作ったり、Merlinアプリや紙の図鑑でNZの鳥をチェック。それらはいつもと変わらない手順。図鑑に和名の名前を入れて和名、英名を眺め覚えたり、NZの植生などを調べたりした。

名前を覚える作業を出発前に時間があまり取れなかったから機内でやることにしようと思ったが、10時間の夜行便のフライトはあっというまに着いてしまい結局覚えられず。

初めてのNZ訪問で、面倒だった事は、電子ビザ(NZeTA)と入国申告(NZTD)。ネットで手続きは出来るものの、ビザ代は24年の10月に3倍になってたし、入国申告も細かくて気を遣う。先進国に行き慣れていないので、しっかりしてるのも大変、いつもと全然違うと出発前から思う。

2025年3月にNZは行く予定で、今回の旅は予行演習のようであったが、次回の自分へのメモがわりに、いつもの通り、いやいつもより詳しく記録した。4桁の数字は時間の24時間表記です。

行動記録の前に、成田空港→オークランド→クライストチャーチの写真から

NZに哺乳類はコウモリの2種しかいない。しかも、ツギホコウモリは地面を歩くという、驚き

行動・観察記録

2024年12月17日(火) 1日目

NZ航空は自宅でチェックインしてきたが、空港でもマシンでクレームタグを自分で出して付けて、預けるのも人はおらず自分でとかなり省エネ化されている。唯一の係員に、手荷物だけは7kgのチェックされる(帰りはなかったが)

1905離陸NZ90

機内食

夕 ワイン赤白2種ずつ4本持って2周目回ってくるのは初めてかも。ワイン大国

朝 コーヒーも食事もあまり口に合わない

クイーンズタウンの位置↑フィヨルドランド国立公園(ミルフォードトラック)の位置

2024年12月18日(水)  2日目

0925AKLオークランド着

申告がシビアな国で、虚偽の申請に罰金取りますと機内でもアナウンスが多数あった。あらかじめ電子申請しているが、そこで細かく聞かれた。面倒だから食品系は何も持っていかなければいいやと思いつつも、体調を万全に整えるためにはそうもいかない

飛行機を降りてきて、最初にどっちに行けばいいのか悩む最初のポイントの行き方は、今回行ってわかった気がした、難しい

禁止されているもの、果物、野菜、肉等を持っていないのならばグリーンラインに並んでok、そして面接を受けて、シールをもらって、エクスプレスレーンに進める

そこにいた係員に申請の画面を見せてどっちに行けばいいかを友人ガイドも確認していたが、その係員も一瞬悩んでたから、かなり微妙な感じはした。複雑すぎて答えがすぐに出ないのかも

結果的にわかったことは、

アメ、チョコレート、クラッカー、プロテインバーなどを持っているのはok

7人必ず一緒に移動するよう厳命され、全員一緒にスムーズに抜けた

黄色のシール貼ってもらえて

エクスプレスレーンをすすみ、犬にクンクンされるだけで、スーツケースオープンされることなくですんだ。

NZに登山靴やトレッキングポールなど持っている場合は必ず申告しないといけないし、アウトドアに行く人は特に注意が必要で必ずスーツケースは開けられると事前に聞いていたけど、何もなくあっさり終わってホッとする

オークランド空港 国際線から国内線への移動 15分くらい歩く

バスもあるけど同じくらいのかかるから、雨じゃなければ歩くのが気持ちいい

緑のラインを頼りに歩けばいい。案内がちゃんとある

国際線を出たところに両替所があるが、今回、私は両替しなかった

チップもない国だし、現金は特に不要かと(結局、現金あればなと思ったのは、海岸の露天の人からものは買えないということに気づいた時くらい)

ただ公衆トイレに小銭が必要だし、今回は借りれる人がいたので、ダメな時はお願いできる状況だったからしなかったけど、普段なら絶対に多少は両替する

逆に現金NGでカードでないと支払えない場所は複数あった、新鮮。日本も最近は時々あるけど、私が行く海外では全くない

オークランドは、北島。今回の目的地は南島

赤い木の花 ノーザンラタ 南島に行くとサザンラタがある クリスマスの頃に赤く咲くからクリスマスツリーと言われる

国内線乗り場 セキュリティを通り B28ゲート

中に入る前の方が、食べるところは複数あるが、食べ物が高い

ハムとチーズのクロワッサンサンドが、1,100円位

1230 NZ539 オークランド発

飲み物がコーヒーor水とチップスorクッキーがでた

1342クライストチャーチ(CHC)到着

荷物を受け取る前に現地ガイドのお迎えを受ける、誰でも入って来られる、セキュリティが甘くて驚く。もたもたしてたら荷物がなくなる可能性がある

1413ハイエースの車に乗り、空港を出発 途中、メインストリートを通ってホテルへ。現地ドライバーガイドの移動中の説明が面白いのでメモ、日本語だと楽

物価日本の倍以上

15%消費税金額に込み

チップ基本不要

紫外線日本の7倍

夜9時半まで明るい

エイボン川 街中にある

イギリス以外で最もイギリスっぽい街がクライストチャーチ

トラム路面電車が走っているが乗るのは観光客

2011年 2月の大地震(28名の富山県の学生さんが犠牲に)以来まだ工事中の建物は多い。この街の建物50%が地震後に壊されて、ウォールアート(壁に絵が書かれている)が地震後に増えた。大聖堂修復にはあと3年はかかる

アートセンター、植物園、美術館は無料

学生は、第4学期が終わって、1月いっぱいまで休みになったばかり

明日から大人もクリスマスの2週間休み

海外旅行者、国内旅行者共に多い時期

コスコは、コンビニ

フレッシュマーケット(スーパー)あり

コロンボストリートが、クライストチャーチのメインストリート

夕方5時にはお店は閉まる。特にクリスマスはお店はほとんど開かないはず

NZの水は日本と同じ軟水

嘴赤いカモメは、ギンカモメ 街中にいた

1456ホテル着

1530歩いてホテルを出発

アウトドア用品屋のカトマンドゥ、スーパーに寄って、植物園散策(セイヨウトチノキ、カナダガンなど)して、植物園にあったレストランで夕食を食べて

1910ホテルに戻る

LINEで明日のスケジュールが送られてくる。ネットが普通につながる国だといいな

メッセージ

世界のフィールドを歩き生きてきた私は、移動して自分の知らない世界とつながり、自然や生きもののエネルギーでパワーチャージをしています。クリアな自然の中に身をおき、動植物を感じようとすることは、自分のコアな部分につながり、瞑想しているような落ち着いた時間を過ごすことができます。私とそんな時間を共有してみませんか。

この記事を書いた人

アバター画像

橋場みき子

生きものと世界の大自然、旅や愛爬ヒョウモントカゲモドキ、ときどき娘のことなど書いています。動植物大好き、自然の旅案内人として、知人・友人に案内しています。2020年3月まで世界の動植物に会いに行く旅を手配・案内する生活をつづけて20年以上、1年に地球5周を移動するような生活でしたが激変。2021年9月私は生きものとのつなぎ人と自覚し復活。鎮まりながら多動し、今日も生きています。

イベント情報

イベント情報

ただいま、オンラインで、zoomを使ってイベント開催中です。リアルなイベントは、様子をみながら再開を検討します。

国内で観察撮影した写真を見ていただき、その時の様子をお伝えしています。

みなさん、ぜひ一度お気軽にいらしてください。

生きものや自然、旅の話でおしゃべりしましょう。

Facebook Page

「いいね!」すると、ブログ更新のお知らせと、世界の旅で撮影した写真があなたに届きます。