9月1日 防災の日 今年はスタバで感じる

今日から9月なのは、もちろん知っていた。

でも、それは昨日が月末だからという認識のもとだった。

外出した帰り思いのほか冷えて飯田橋駅のスターバックスでアールグレイティーラテを頼んだら、待ってる間にどうぞと、今日からの新メニューの試食を出してくれた。

冷たい商品。

一口サイズだし、そのまま受け取って飲むというか、食べる。

ブドウが嘘っぽくなくて美味しかった。

こんな風に商品名がついたタグが付いてるものはSNS狙いなんだろうなぁと思いながら、写真を撮る。

で、9/1START と書いてあるのを見て、あーそうだったと、日付を改めて確認した。

9月1日は防災の日。

娘が小学校を卒業するまで、9月1日は、会社を休んで引き取り訓練に参加するのが憂鬱だった。

11時半に地震が来たと仮定して自宅から歩いて迎えに来てください、というような指示のある手紙が夏休み前に配布され、学校の校庭に迎えにいく。

そんな毎年の9月1日が、気が重かった。意味のないような訓練という名の行事が嫌いだった。

危機管理。

海外に出れば、それは仕事でもあり、否が応でも真剣になる。

でも、かなり特異な状況の危機管理をしたのは、あの日の日本で、1人で歩いているときでした。

2011.3.11の日、まだ保育園の娘を何がなんでも迎えに行かなくてはと、新橋から埼玉の自宅まで歩いて帰った。

交通が麻痺した東京の夜、道路にあふれた人、車と自転車と歩行者が入り乱れる交差点、来そうにもないタクシーを延々と待つ長い人の列、いつもとかわらず繁華街で遊ぶ人、8時間くらい歩いて帰ったのでいろいろ見た。

その日の事を思い出す。

祖父は津波に車ごと流されたが生還してきた。

家族が避難している避難所を探すのに時間がかかってみんなと会えない時間が長かった。

防災の日は、危機管理を考える日なんだと思う。

普通の人より、いろんな危機に遭ってきた気がするが、これからもまだまだ新手のものに遭うのだろう。

いつも冷静に、判断できる人でありたい。

そんなことを、考えた防災の日でした。

メッセージ

世界のフィールドを歩き生きてきた私は、移動して自分の知らない世界とつながり、自然や生きもののエネルギーでパワーチャージをしています。クリアな自然の中に身をおき、動植物を感じようとすることは、自分のコアな部分につながり、瞑想しているような落ち着いた時間を過ごすことができます。私とそんな時間を共有してみませんか。

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橋場みき子

生きものと世界の大自然、旅や愛爬ヒョウモントカゲモドキ、ときどき娘のことなど書いています。動植物大好き、自然の旅案内人として、知人・友人に案内しています。2020年3月まで世界の動植物に会いに行く旅を手配・案内する生活をつづけて20年以上、1年に地球5周を移動するような生活でしたが激変。2021年9月私は生きものとのつなぎ人と自覚し復活。鎮まりながら多動し、今日も生きています。

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