国の鳥ということで、国鳥というのが、世界各国たいてい決まっています。
その国でとても見やすい鳥がそうだったり、派手で美しい鳥が選ばれていたり、さまざま。
ナミビアの国鳥は、このハジロアカハラヤブモズ。
お腹の赤がかなり目立つので、一度見ると忘れない鳥。
図鑑の中では、いっけん上面が黒いからそれほど目立たない気もするが、
現地で本物を見ると、エッというくらい赤くて、目が引き寄せられる。
赤くて視認性がよいので、樹の中で動かれても比較的、目で追いやすい。
観察しやすいことは、いいことだ。
観察しやすい鳥、見つけやすい鳥、あまり動かないで見せてくれる鳥には、
「いいこだねぇ~。」と心の中でつぶやいている。
鳥は羽があり、飛ぶものなので、ゆっくり見ることが難しかったりする。
種類によっても違いはあるが、見やすいとりとそうでない鳥というのがある。
でも、相手が生き物なので、その時の運しだいでもある。
その見ている鳥次第で、普通は落ち着きなく動いて見難い鳥が、ゆっくりよく見えるときもある。
撮影し終わっても、まだじっとしている個体も時々いて、
こちらからバイバイをするときは、
「ありがとうね~。」と、声に出している。
ナミビアの国鳥のハジロアカハラヤブモズは、ナミビアでは見るのが難しい鳥ではないけど、
そんなに多数回見られる鳥ではない。
今回も9日間いて、2回観察という程度。
日本の国鳥はキジ
日本の国鳥は、トキでもなく、タンチョウ(ツル)でもなく、キジ。
それは知っていましたが、今回ネットで検索してみたら、決められたのはだいぶ前でした。
1947年。
日本特産で、親しまれている等の理由から日本鳥学会が選定した、とありました。
私、野生のキジは、琵琶湖の近くの畑で数年前に初めて見ました。
日本での探鳥は、学生の時に少ししただけです。
声は花を見るために野外に出ていた際に時々聞く機会がありましたが、よく見る機会がそれまでありませんでした。
ちらっと横切ったのはみたことありますが。
光に当たり羽が美しかったです。
思いのほかボリュームのあり、大きい鳥。
スリランカで見た、クジャクみたい。
国鳥ということで思ったこと
海外バードウォッチャーの方が日本に来て、キジってどこで探すのだろう?
海外の人の、日本の国鳥キジに対する感想が聞いてみたい!
日本の鳥を海外のバードウォッチャーがどうやって見ているのかすごく興味がある今日この頃です。
でも、海外の方は国鳥とかあまり気にしないのかもしれないなぁ~。
どうかなぁ~。